「こころ」一覧
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若松英輔にきく、身体の内に建てる家とは?……
建築とは言うまでもなく人の身体の〈外〉に柱や屋根を築いてゆく行為です。そして身体を覆うスケール感やダイナミックさに魅了されたのが、私たち建築を生業とする人たち……
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若松英輔にきく、身体の内に建てる家とは?……
(前編はこちらから) 古い本と古い建築 堀部 家は人が弱くなれる場所、という話でしたが、こういった「弱い」とか、「古い」とかいった言葉に価値を見出せない日本語の状……
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2. 98日天下が、国際平和のNGOを生……
「自分で選んだわけじゃない」運命 仏壇の前でギネス世界記録公式認定証を持ち、84歳の母と一緒に京都の実家で記念写真を撮ったのは、記録達成から62日後のことだ。なに……
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1. タナカヒロカズ を探しています。
ギネス世界記録に挑戦! ハロウィンを控えた週末、夕暮れ時の渋谷。2022年10月29日のことだ。いよいよギネスブックにタナカヒロカズの名前が躍るのか。貸し切った映画館……
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愛だろ、愛っ。
先日、久しぶりにケアマネさんから電話がかかってきた。「理子さぁん……」と、何か事件があったことを匂わせるトーン。まずい、また何かあったのか!? と非常に焦った。 ……
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第9夜 L字には過去がある
その日、待ち合わせをしたのは小田急線の狛江駅の改札前であった。待ち合わせの相手は、いつもの編集Mさんである。 狛江駅は小田急線の各駅停車と少しの準急しかとまら……
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中島岳志にきく、死者の声が聴こえる場所と……
(前篇はこちらから) 映画『キャスト・アウェイ』と私たちの歴史 堀部 以前『キャスト・アウェイ』(2000年)という映画を観ました。フェデックスの飛行機が墜落し、トム……
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中島岳志にきく、死者の声が聴こえる場所と……
若い頃から東大寺や奈良公園周辺を歩き、悠久の時間を感じながら物事を考えることが好きでした。いままで数十年にわたって何十回と奈良を訪れてきましたが、ここに来ると……
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序文 もう建築はいらない?
私は二つの環境に興味をもち建築を設計してきました。一つは〈建築を包み込む〉環境で、これを〈大きな環境〉と呼ぶことにします。そしてもう一つは〈建築に包まれる〉環……
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四国遍路を世界遺産に!――札所住職の考え……
白川密成『マイ遍路』 2023/03/17 公式HPはこちら。 四国にある八十八の霊場を巡礼するお遍路。本書は、そのひとつ第五十七番札所・栄福寺の住職が、六十八日をかけてじっ……
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お酒と私
お酒、好きなんです。 いったい何の告白なんだ! って感じですけど(笑)。今回はお酒と私の関係についてあれこれ書いてみたいと思います。と言って、すごくお酒に詳しいと……
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認知症に備わった「能力」
すっかり春めいてきて、近隣の山から黄色い煙が吐き出されるようになった。花粉だ。庭の雑草もじわじわと伸びてきて、冬の終わりを告げている。そろそろ本格的なリゾート……
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まさかのアンチエイジング
歌いたくてウズウズしていたので、オンラインライブ、やってしまいました!(2020年11月3日) 今年はインプットの年と決めていたので、締め切りを設けずのんびり曲を作るつ……
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前篇 「フリーセックス」という時代の合言……
「フリーセックス」というものがあった 黒川 京都新聞文化部の記者、行司千絵さんにお相手いただき、僕の新しい小説『彼女のことを知っている』について、お話しすること……
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- 対談
後篇 若いころの「無為の時間」こそ今の財……
(「前篇 「フリーセックス」という時代の合言葉」はこちらから) はずかしいけど、実践するのが思想 行司 「♯MeToo運動」のことも今回盛りこんでおられます。女子高生が……
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断捨離できない
引っ越しをしようかな、なんて思い始めて、なんとなく家にあるものを整理しようとあれこれ手に取ってみたら……全然片付けられない! というか、捨てられない! 基本的に私は……
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毛髪一本勝負
髪型を変えました。 意識的に変えたというよりステイホーム中にメンテナンスができず自然に伸びてしまっただけなのですが、いい感じに伸びてくれたのでベリーショートから……
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錦織一清『少年タイムカプセル』試し読み
錦織一清『少年タイムカプセル』 2023/3/1 公式HPはこちら。 はじめに――小さな町の小さな家 高気圧が張り出した真夏の河川敷に、鉄橋を渡る電車の音が、下町の夏休みを演……
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「ぼけますから、よろしくお願いします。」……
義母が認知症になってからというもの、認知症関連の書籍やドキュメンタリーを山ほど読んだり視聴したりしてきた。そのなかで、私がいちばん好きな作品は、信友直子監督が……
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第8夜 ロマンとともに30年
つぎのロビンソン酒場は座間にある。神奈川県座間市である。 編集者のMさんから座間がどんなところかと聞かれて、思わず、 「米軍基地と日産の工場があるところ」 ……
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私って意地悪かな
ダブルコロナ感染という地獄のような年末を乗り越え、無事正月を迎え、めでたしめでたし……となるはずだったのだが、私の後期高齢者介護の情熱は、見事に冷え切ってしまっ……
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後篇 わたしたちはもっと本音を言ってもい……
(前篇「『母親』×『後悔』という組み合わせのタブー」へ) わたしがわたしである時間 村井 「理想的な従業員」として日々生活していると、母でも妻でも翻訳家でもない、……
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前篇 「母親」×「後悔」という組み合わせ……
荒れ狂う「わかりみ本線日本海」 鹿田 はじめまして、『母親になって後悔してる』が3月に出版された直後から、村井さんがずっとSNSなどで応援してくださっていたのを拝見……
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義父の妨害工作
義父による謎の介護サービス拒否活動がはじまって早数か月。後期高齢者、そして認知症患者の介護について徐々に悟りつつある私が最近考えるのは、育児と介護は大変よく似……
ランキング
MAIL MAGAZINE
とは
はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう――。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか――手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
「考える人」編集長
金寿煥
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「考える人」から生まれた本
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