「こころ」一覧
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音楽のように心に共鳴する10冊
(14)編集者・木村元の10冊
突然だが、みなさんは「音楽書」というものを読んだことがおありだろうか。厳密には「音楽書籍」といったほうがいいのかもしれない。平たくいえば「音楽について書かれた……
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辛いなら、やめてしまえばいいんじゃないか……
今年のお正月は、村井家恒例「なぜだが義理の両親がわが家で宿泊&年越し」という私にとって地獄イベントが開催されなくなって三年目ということで、穏やかに、楽しく、自……
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5.友だちとは何であるか——議論で更けて……
僕が最初に店を任された居酒屋は、言うなれば「夜の街に寄生した店」という一面がありました。それは20年以上前のこと。スナックやクラブ、ラウンジと呼ばれる、女性が男……
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21.ちば先生のトークショー
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九、「親ガチャ」をゆるせないか
「親ガチャって、知ってるか?」 と知人が言った。 「よく知らんがオモチャだろ」 確か、お金を入れて、ハンドルを回すとオモチャが出てくる遊びで、街のところどころ……
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第13回 「汚名挽回」の名誉を挽回するは……
汚名は「返上」? よく誤用だといわれる日本語に、「汚名挽回」という表現がある。挽回するなら「名誉」なはずで、「汚名」を取り戻してどうするのだ、「汚名返上」とい……
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15.「良かれと思って」が仇となり
父と同年代の著名人が鬼籍に入ったニュースが続く。父の年齢を意識するあまり、私の目に留まりやすいだけなのかもしれないけれど。 なんにせよ、もっと長生きすると思……
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鳥小屋わらしべ長者
千葉大学助教授となり、文学部棟5Fに18平方メートルの研究室を作り上げ、その中にプレハブの鳥小屋も建てた。卒論生もついた。言うことなしである。そこにさらに良い話……
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知識ゼロから聖書に親しむための10冊
(13)作家で英訳者・清涼院流水の10冊
1996年、京都大学在学中に『コズミック』で第2回メフィスト賞を受賞しミステリー作家としてデビューした時、私の聖書知識は、ほぼゼロでした。自分が将来、クリスチャン……
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4.「接客」という概念の無い店
老舗めぐりが好きです。洋食屋、蕎麦屋、定食屋など、創業半世紀を超えるような店はどこも何かしら、今の主流の店にはない独特の味や雰囲気があって楽しいものです。 ……
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第12回 語形変化のない中国語に「文法」……
中国語には品詞がない? 最近、英文法の本が売れていると聞く。 ひと昔前は、「文法はわかるのに喋れない日本人」などと言われた。喋れないのは事実であり、喋れるよう……
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20.ラストスパート
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オープンスクールからの帰り道
年末も押し迫り、受験生のいるわが家の緊張感も徐々に増しているはずだったのだが……ここにきて、一周回って達成感が出てきている。まだ受験もしていないのに、まるですべ……
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八、修行道場の怪獣
修行道場というのは、毎日、毎月、毎年、することが決まっている上に、何をするにも作法や手順まで定まっていて、ほぼ完全な「ルーティンライフ」の日々である。 する……
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3. マイナージャンルのエスニック
ある時僕は、知人の営むエスニック料理店で食事をしていました。その店はエスニック料理店の中でもかなりマイナーなジャンルの店です。マイナー故に簡単に店が特定されて……
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19.うでのケガ
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14.墓参りは顔見せイベント
外食や様子伺いの機会を作らずとも、父と私には「月に一度の墓参り」という顔見せイベントがある。我が家の介護未満ケアがそこそこ機能しているのは、これによる部分が大……
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大晦日の税込み税抜き大激論、その意外な結……
(前回の記事を読む) 私にとって悪夢のような行事。それはわが家の年越しイベントだった。なぜだかわからないけれど、義理の両親が大晦日からわが家に泊まり込んで正月……
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2.常連さんと特別扱い
世の中には「行列のできる飲食店」というものがそこかしこにあります。はたから見ると「さぞかし儲かってるんだろうな」と思われがちですが、実際のところはそういう店も……
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第10回 『三国志演義』はどうしたら原文……
私が中国に興味を持ったきっかけは、中学生のときに「三国志」にはまったことである。横山光輝の漫画からスタートして、シミュレーションゲームで遊び、吉川英治の小説『……
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28. コロナに翻弄されたけれど、これか……
チャンティの両親がやって来た ある時、スタッフのチャンティの両親が田舎から、娘の様子を見にやってくることになった。乗合ミニバンを乗り継ぎ、プノンペンまで3時間……
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七、後ろ向き人生訓
恐山にいると、地元の学校などから、学習や行事に協力するよう求められることがある。 先だっても、知り合いの先生から電話があって、 「〈総合学習〉の一環で、恐山を……
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18. 今沢さんのことば
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岡ノ谷研究室を作る
問題は鳥小屋だった。確かに、俺は面接でこう言った。「2畳分のスペースさえいただければ、十分研究できます」と。これは言葉の綾ってやつだ。まさか本当に2畳分しかも……
MAIL MAGAZINE
とは
はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう――。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか――手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
「考える人」編集長
金寿煥

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