「たべる」一覧
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広島のお好み焼き
年の瀬のばたばたした夕方、お好み焼きの出前を近所の店に頼むことにした。お好み焼きの出前は広島では一般的で宅配専門店もあるくらいだが、以前に東京の編集者の人にそ……
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初春のはなやぎを呼ぶ辻占の紙
石川県金沢
辻占(つじうら)というお菓子は、もう二十年以上も前、当時金沢に住んでいた姉が、お正月に帰省した折に買ってきてくれたお土産だった。お正月に一家揃ってお屠蘇をいただ……
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第3夜 そこはロビンソン酒場界の待庵であ……
広尾にロビンソン酒場がある―― 毎度サングラスをかけて待ち合わせ場所にあらわれる担当編集Mさんが、おかしなことを言い出したのである。そもそもロビンソン酒場とは、……
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雪雲のようなふっくらぱん
新潟県長岡
この週末に新潟へ旅行に行く友人と話していて、泊まりは長岡だというので、急に思い出したお菓子があった。それは、白くて平たくて長い、いわばイタリアのフォカッチャの……
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喧嘩つけ麺
夫とかなり大きな喧嘩をした。きっかけはささいなことだったが双方に言い分があり感情がありいままでの結婚生活中にお互いが抱いていた不満や悲しみの蓄積や記憶もあり歩……
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第2夜 そうだ、亀有は交番だけじゃない
亀有である。亀有が葛飾区にあることは、漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』のおかげで、30代以上は誰でも知っている(と思う)。告白すると、実はちゃんと読んだこと……
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呉のクリームパイ
2010年に新潮新人賞を同時受賞した太田靖久さんとオンラインでトークイベントをした。イベントは大阪の書店toi booksさん主催で、太田さんの単行本『ののの』の出版を記……
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24. 夢にみるほど
旅がしたい。 安西先生、旅がしたいです……。 自分が十代だったころのジャンプ漫画からの引用は二度とするまいと思っているにもかかわらず、ついつい『スラムダンク』……
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第1夜 やっぱり、そこは胸のエンジンに火……
もう十数年、ロビンソン酒場を探し歩いている。 ロビンソン酒場というのは「あら、どうしてこんなところにあるの?」と見た瞬間、そわそわさせてくれる居酒屋のことで……
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山の公園の麺類
涼しくなってきた。山にある公園にきのこを見に出かけた。屋内より屋外の方が、都会より田舎の方がより人の密度が低いだろうという判断だが、皆が同じようなことを考えて……
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ねったぼの正体
鹿児島県さつま町
九州は餅文化の深く根づく地だが、鹿児島のそれにはちょっと変わった餅がある。餅ではあるが、餅米だけの餅ではなく、別のものが混じっている。別のものを餅に混ぜる文化……
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23. 失われた夏を求めて
「サマーヌードみたいな夏を過ごしたい」 雨宮まみさんがTwitterでつぶやいていた言葉だ。「サマーヌードみたいな夏」でTwitter検索をかけると上位に出てくる。2012年と2……
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愛する地元アイス
おかしなたび
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中華の黄ニラ
夫が救急車で運ばれたと電話があった。交通事故だという。電話は本人からで、病院へ来てくれとのこと、事情はわからないが、本人が電話をかけてきた以上命に別状ないのだ……
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22. お金なんかと君は言うけれど
一生お金に困らない相をしている、と言われたことがある。 手相もそうだし、耳の形も、あと四柱推命や姓名判断や戯れに友だちが占ってくれたタロットなんかでも、だい……
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お盆さんの安倍川餅
山梨県塩山
7月の初めに奥秩父の前衛峰に行った帰りに山梨県甲州市の塩山(えんざん)のスーパーに寄ると、入ってすぐのところにお盆用品の特設コーナーがあった。盆ござだのおがらだ……
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21. リトルブラックドレスはもういらな……
運命のリトルブラックドレスを見つけなきゃ。 シックな大人の女のクロゼットに不可欠なのがリトルブラックドレス。 フランス人は10着しか服を持たないが、そのうちの……
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スタッフによるビュッフェ
用事があり人と会った。「あーどうも! ご無沙汰してます」あ、え、4ヶ月ぶりとか?「久々ですよねー」彼女も個人事業主、新型コロナウイルス感染症の影響で2ヶ月くらい……
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信長に光秀に家康、戦国武将は羊羹でおもて……
――時代考証をきちんとした時代劇では、食事場面が多いですね。和菓子も出てきますか? 大河ドラマで、食事場面など出ると、いつも手に汗を握って和菓子が出てくるかどう……
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20. ダイエット・ア・ラ・モード
ダイエットをはじめてかれこれ20年近くになる。 しかし、一向に痩せる気配がない。それどころか年を追うごとに体重・体脂肪ともに右肩あがりの第二の成長期(俗に中年……
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19. スパゲッティ・ポモドーロ・アルデ……
料理をおぼえたのはいつごろだっただろう。ここ数日ぐらいずっと考えているのだが、はっきりしたことが思い出せないでいる。 いつのころからか、夕飯の米を研ぐのは私……
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ラーメン屋の肉野菜炒め麺
衣替えのときに入れておいた防虫剤が効果切れになっているのに気づいた。ドラッグストアへ買いに行く。この前室内でヒメマルカツオブシムシの成虫を見た。極小のてんとう……
MAIL MAGAZINE
とは
何かについて考え、それが「わかる」とはどういうことでしょうか。
「わかる」のが当然だった時代は終わり、平成も終わり、現在は「わからない」が当然な時代です。わからないことを前提として、自分なりの考え方を模索するしかありません。
わかるとは、いわば自分の外側にあるものを、自分の尺度に照らして新しく再構成していくこと。
"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)*を編集理念に、Webメディア「考える人」は、わかりたい読者に向けて、知の楽しみにあふれたコンテンツをお届けします。
*産業革命後に急速な都市化が進むロンドンで、イギリスの詩人ワーズワースが書き遺した言葉。
「考える人」編集長
松村 正樹

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