「宗教」一覧
-
-
- こころ
- くらし
- エッセイ
二十五、「教祖」になれない
修行を始めて5、6年経った頃から、各地の寺院の大きな法要の役目を仰せ付かったり、時には説教を依頼されたり、ということが我が身に起こるようになった。 すると、仕……
-
-
- こころ
- くらし
- エッセイ
二十四、貧学道――「所有」という錯覚
たとえば、その土地自体にも周辺にも大した天然資源がなく、かと言って交通の要衝でもなく、その上に面積も非常に小さい、ありふれた地域や島があるとする。ところが、そ……
-
-
- こころ
- くらし
- エッセイ
二十三、「自己カルト」だったのかもしれな……
大学に入ってまもなく(GW明けくらいからだろう)、私は大学にほとんどいかなくなった。今を去ること40年以上前の話である。 毎日のスケジュールは、忘れもしない。……
-
-
- こころ
- くらし
- エッセイ
二十二、育成の困難――優秀な上司のもとで……
私は今年「前期高齢者」になる。すると、話をする同年輩の人は、大抵はどこかの会社の幹部クラスか、何らかの団体の役員級、いわゆる「上」の人たちが多くなる。 そう……
-
-
- こころ
- くらし
- エッセイ
二十一、「宗教2世」と「カルト2世」
昨年に勃発して、年を越してもそのまま大問題であり続けている案件と言えば、国外ならウクライナの戦争だろうし、国内なら元首相の銃殺に端を発して浮上した、某宗教団体……
-
-
- こころ
- くらし
- エッセイ
二十、お布施はこわい
修行僧になって最初の2年、私は全く永平寺の外に出なかった。 「お前みたいに我儘なヤツは、まずは僧堂でガンガン削られなきゃダメだ。3年と言いたいところだが、まず2……
-
-
- こころ
- くらし
- エッセイ
十九、猫と草履の禅問答――「真理」への欲……
昔、中国に高名な師家(しけ)(禅の指導者)がいた。その下には大勢の修行僧が集まり、東西に僧堂を構えるほどであった。 ある日、そこに可愛い猫が迷い込んで来た。東……
-
-
- こころ
- くらし
- エッセイ
十八、テレビのトラウマ
先月、テレビに出た。某公共放送の「看板番組」と言われるもので、ゴールデンタイムもいいところの放送だった。過去にも数回出たことはあるのだが、これほどの有名番組は……
-
-
- こころ
- くらし
- エッセイ
十七、死んだ後のことは放っておけ
その人物には才覚があった。学校を終え、将来事業を起こす準備として、その役に立ちそうな会社に就職して、ほぼ予定通りの頃合いで辞め、かねて志していた事業を起こし、……
-
-
- こころ
- くらし
- エッセイ
十六、よい宗教、わるい宗教
かなり前のことだが、当時世間を驚愕させる大事件を起こした宗教団体、いわゆるカルト教団に、友人が入信してしまったという若い女性に会ったことがある。 「私がいけな……
-
-
- こころ
- くらし
- エッセイ
十五、「苦」の正体――覚めない夢、破れる……
学校と相性の悪かった私は、学生時代に数々の苦杯を舐めたが、その幾つかは余程のトラウマとなったのか、50を過ぎても夢に出て来た。 一つは、高校の定期テストで、科……
-
-
- こころ
- くらし
- エッセイ
十四、「ま、いいか」の精神
世には超有名寺院とでも言うべき寺もあれば、ほとんど馴染みの檀家しか来ないような寺もある。恐山と私が住職を務める寺のようなものである。 ところが昨今、インター……
-
-
- こころ
- くらし
- エッセイ
十三、ゼロ思考――万事を休息せよ
いつの頃から言われ始めたのか知らないが、私がどうしても苦手で馴染めない言葉に「プラス思考」というものがある。これをやたら連発するのは、多くの場合中年以上の男で……
-
-
- こころ
- くらし
- エッセイ
十二、住職の地獄耳
かれこれで30年余、住職などしていると、忘れがたい人や出来事、言葉などがあるものだ。中でも、思わぬところで、思わぬ時に聞いた言葉は、インパクト絶大である。 「……
-
-
- こころ
- くらし
- エッセイ
十一、「コミュ力」に必要な本当のこと
何度もあちこちで書いたり話したりしたことだが、私は人生最初の記憶が小児喘息の発作で、絶息状態になって目の前が真っ赤になるという、実に筋金入りの虚弱児である。 ……
-
-
- こころ
- くらし
- エッセイ
十、禅と宇宙
先般、『東洋経済』という経済誌から対談の依頼があった。 「誰と対談するんですか?」 すると編集者が、 「いや、まず南さんに受けていただいて……」 「はあ……」 ……
-
-
- こころ
- くらし
- 対談
私たちはなぜ親鸞に魅了されるのか
『私の親鸞』&『考える親鸞』刊行記念対談
もうひとつの『坂の上の雲』 五木 碧海さんがお書きになった『考える親鸞 「私は間違っている」から始まる思想』を興味ぶかく読ませていただきました。たまたまですが、……
-
-
- こころ
- くらし
- エッセイ
九、「親ガチャ」をゆるせないか
「親ガチャって、知ってるか?」 と知人が言った。 「よく知らんがオモチャだろ」 確か、お金を入れて、ハンドルを回すとオモチャが出てくる遊びで、街のところどころ……
-
-
- こころ
- まなぶ
- エッセイ
知識ゼロから聖書に親しむための10冊
(13)作家で英訳者・清涼院流水の10冊
1996年、京都大学在学中に『コズミック』で第2回メフィスト賞を受賞しミステリー作家としてデビューした時、私の聖書知識は、ほぼゼロでした。自分が将来、クリスチャン……
-
-
- こころ
- くらし
- エッセイ
八、修行道場の怪獣
修行道場というのは、毎日、毎月、毎年、することが決まっている上に、何をするにも作法や手順まで定まっていて、ほぼ完全な「ルーティンライフ」の日々である。 する……
-
-
- こころ
- くらし
- エッセイ
七、後ろ向き人生訓
恐山にいると、地元の学校などから、学習や行事に協力するよう求められることがある。 先だっても、知り合いの先生から電話があって、 「〈総合学習〉の一環で、恐山を……
-
-
- こころ
- くらし
- エッセイ
なぜ親鸞は、人気なのか?
碧海寿広『考える親鸞』 2021/10/27 公式HPはこちら。 親鸞の人気の理由 なぜ、親鸞は人気なのか。一つの理由として、真宗が日本で広範に普及したことがあるだろう。日本……
-
-
- こころ
- くらし
- エッセイ
六、私の「諸行無常」
「『お坊さんらしく、ない』なんてタイトルだから気楽にやってるんだろうが、もう5回も記事を出したんだから、そろそろ真面目に仏教のことを書いたらどうだ」 最近こう……
-
-
- こころ
- くらし
- エッセイ
五、親しき仲にもポリティクス
別に募集しているわけではないのだが、私は自分と話をしてみたいと言う人とは、基本的に会うことにしている。今はウイルス禍で中止しているが、それ以前には月に2、3回く……
ランキング
MAIL MAGAZINE
とは
はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう――。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか――手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
「考える人」編集長
金寿煥

ランキング
「考える人」から生まれた本
ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号第6091713号)です。ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら