シンプルな暮らし、自分の頭で考える力。
知の楽しみにあふれたWebマガジン。
 
 

「こころ」一覧

よりみち日記2
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28.あたらしい絵

お客さん物語
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18.ホームパーティにおける手土産問題

 以前、友人がこんなことを打ち明けてくれました。  「ある若いシェフのホームパーティに呼んでもらって、その料理がとにかくおいしくて感動したんだよ。ところが、そのシ……

おかぽん先生青春記
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歌文法の発見

 俺の居室は、学生がたむろしいろいろな動物をめでる憩いの場となったが(たむろする学生たち)、同時に研究成果を議論する場でもあった。「ジュウシマツの歌をどう分析す……

お客さん物語
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17.貪欲なのに狭量な日本人の味覚

 シンガポールの巨大ホテルの朝食ビュッフェで、興味深い光景を見かけたことがあります。  シンガポールは多民族国家です。総人口約570万の内、中華系が一番多く、それに……

お坊さんらしく、ない。
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十五、「苦」の正体――覚めない夢、破れる……

 学校と相性の悪かった私は、学生時代に数々の苦杯を舐めたが、その幾つかは余程のトラウマとなったのか、50を過ぎても夢に出て来た。  一つは、高校の定期テストで、科……

serialization_nakahara_7A_0704
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第7回 中原由貴(煌月爽矢)(前篇) 「……

不合格になることを考えていなかった  宝塚歌劇団に入るためには、宝塚音楽学校の試験を突破しなくてはならない。15歳(中学3年)から18歳(高校3年)までの女性が……

お客さん物語
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16.立ち飲み屋のお客さん十態

 僕が愛する「立ち飲み屋」。そこはいつだって小さな物語の宝庫です。  今回は少し趣向を変えて、僕が見てきたあくまでささやかな、だけどじんわり味わい深い、そんな掌……

よりみち日記2
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27.出版記念イベント

ロビンソン酒場漂流記
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第6夜 呑みたい日には川を下って

 待ち合わせたのは蒲田駅だった。  蒲田駅にはJRと京急の二つの駅がある。いつも使うのはJRのほうで、こちらは『砂の器』でいきなり死体が発見される操車場がある。その……

お客さん物語
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15.サラダバーとお客さんの経営学

 僕が好きでよく行くアメリカ風グリル料理のレストランで起こった小さな悲劇の話をします。それにあたっては、この店のちょっと特殊な料金体系が大きく関係するので、先に……

よりみち日記2
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26. あたらしい自転車

お坊さんらしく、ない。
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十四、「ま、いいか」の精神

 世には超有名寺院とでも言うべき寺もあれば、ほとんど馴染みの檀家しか来ないような寺もある。恐山と私が住職を務める寺のようなものである。  ところが昨今、インター……

お客さん物語
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14.後継者とお客さん(2)――売り家と……

 「代が替わって味が落ちた」  と噂されるのは、世間では昔から実によくあることです。  しかし少なくとも自分がこれまで経験してきた範囲において、実際に代替わりで味……

『ハレム 女官と宦官たちの世界』刊行記念 「ハレム」の魅力を語ろう 篠原千絵×小笠原弘幸
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後編 ハレムに女性が惹かれるのはなぜか?

(前回の記事へ) ドラマ放送時は「ハマム」が空になる   小笠原 『ハレム』を刊行して意外だったのは、購読者の半数近くが女性だったことです。新潮選書の場合、購……

よりみち日記2
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25.あたらしい診断

『ハレム 女官と宦官たちの世界』刊行記念 「ハレム」の魅力を語ろう 篠原千絵×小笠原弘幸
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前編 ハレムの女官はどんな服を着ていたか……

「できれば連載前に読みたかった」 小笠原  私は篠原先生の作品のファンでして、こうしてお目にかかれるのは大変光栄です。最初に読んだのは『闇のパープル・アイ』で、大……

マイ・フェア・ダディ! 介護未満の父に娘ができること
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最終回 ひとまず上出来(父親編)

 困ったことが起きた。予想外だった。連載を2か月も休ませてもらったのもそのせいだ。  なにが予想外って、父がまったくもって元気なのだ。年相応の老いはある。数年前よ……

村井さんちの生活
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あの真面目そうな青年が

 事件勃発である。どれだけ事件勃発するんだよと言われそうだが、実際に勃発である。  この連載でも何度か書いてきたことではあるけれど、義母の認知症の症状には浮気妄……

おかぽん先生青春記
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たむろする学生たち

 久しぶりのおかぽん先生だ。私事ながら、とはいえこのエッセイは基本私事なわけだが、この4月に東大から帝京大に異動した。異動の辞は駒場の教養学部報を見てくれ。異動……

お客さん物語
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13.後継者とお客さん(1)――ある三代……

 家の近所の喫茶店でコーヒーを飲みながら仕事をしていたら、隣のテーブルから近所のご老人3人グループの会話が聞こえてきました。  「あの駅を出て国道の方にちょっと行……

村井さんちの生活
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「お客さん」になった義母

 去年の年末から最近まで、多忙を極めた。いつも遅れ気味の原稿だとか、なかなか減らない原書のページ数だとか(一応、翻訳家なので)、そういった問題には慣れているが、……

東畑開人『なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない』書評
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荒海に小舟の時代に

東畑開人『なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない』 2022/03/16 公式HPはこちら。  多くの編集者は、あとがきから本を読む、と思う。少なくとも私はそうだ。ど……

お坊さんらしく、ない。
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十三、ゼロ思考――万事を休息せよ

 いつの頃から言われ始めたのか知らないが、私がどうしても苦手で馴染めない言葉に「プラス思考」というものがある。これをやたら連発するのは、多くの場合中年以上の男で……

お客さん物語
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12.説教をしたがるお客さん(2)――人……

 お客さんがお店の人を説教する現場、というのは、説教をされるお店の人にとってもしんどいのは当然ですが、周りの他のお客さんたちにとっても愉快なものではありません。……

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考える人とはとは

 はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう―。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか―手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

「考える人」編集長
金寿煥


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