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「評論」一覧

ニューロダイバーシティ
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3.ディスプラクシア――ガサツだと言われ……

発達性協調運動症  書く字が汚い。食べ物をこぼして服を汚す。跳び箱が跳べない。ものをよく壊す。手や足を壁や机にぶつける。「なぜこんなに簡単なことが、自分にはでき……

経済学を読み直す 現代を考えるための名著
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第3回 貿易構造が生み出す支配・従属関係……

 国境を越えて財貨・サービスと生産要素(労働・資本)が自由かつ活発に移動するようになれば、国家主権は弱まるのか。国権の衰弱も隆盛も、すべての国に一様に起こるわけ……

戦争の感性論
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第1回 戦争の合理性?

はじめに  なぜ人々は戦争をするのか。  人は言う、戦争は政治の延長であると。つまり、理性や合理や政治の力学といった、クールな理由で戦争は開始されると。戦争は必要……

北島三郎論 艶歌を生きた男
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第10回 1965年の北島三郎 (2)「……

放送局主導の健全な大衆歌謡  前回最後、ケスラー姉妹のドドンパからやや強引に「夢であいましょう」に言及したところで、1964年12月に同番組の「今月のうた」として放送……

発酵と生成の「けもの道」 情報技術のオルタナティブ
  • まなぶ
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12.言葉を委ねないために

 Nukabotの長期実験を終え、道具としてのテクノロジーが人間との関係において果たすべき役割のイメージに近づいてきた。それは、伝統的な発酵食の文化から多くの示唆を得……

北島三郎論 艶歌を生きた男
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第10回 1965年の北島三郎 (1)仕……

3年間のご無沙汰でした  前回の「クラウン騒動」編から果てしなく長い間が空いてしまった。玉置宏の「一週間のご無沙汰でした」どころかほぼ3年のご無沙汰だ。なんとも面……

ニューロダイバーシティ
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2.左右盲――右と言われて左に曲がる

  「次の信号、右に曲がって!」。助手席の友人にそう言われた瞬間、手がフリーズする。頭の中で「右」という音が聞こえてはいる。でも、どちらへ動けばいいのか、一……

『星野源論』(戸部田誠/つやちゃん:著、小田部仁:編)試し読み
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はじめに――星野源とは何者なのか?

 今、この日本に「星野源」の存在を知らない人間は恐らくいないだろう。音楽家、俳優、文筆家として表現活動を行ってきた彼が、バンド時代も含めると二十数年にわたる活動……

経済学を読み直す 現代を考えるための名著
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第2回 ハミルトンの連邦主義と貿易保護主……

 アダム・スミスの自由貿易論が経済実務家や政治経済学者たちに支持され始めた頃、実践知に基づく国家観からひとつの反論を示したのは、米国の初代財務長官、アレグザンダ……

発酵と生成の「けもの道」 情報技術のオルタナティブ
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11.ケアの宛先

「糠床が一人で死んでいく場面を想像してしまった」  糠床のセンサーデータをもとに声を発するNukabotを、いよいよ生活の現場へ送り出す時が来た。妖怪の姿へと生まれ変わ……

ニューロダイバーシティ
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1.はじめに――脳の多様性と見えない壁

 「次の信号、右に曲がって!」と言われた瞬間、頭の中が真っ白になる。「右」という音は聞こえているのに、身体がどちらへ動けばいいのかわからない。  目を閉じて、昨日……

経済学を読み直す 現代を考えるための名著
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第1回 「トランプ関税」を考える――国家……

 経済学の古典的名著について論じる前に、これらの書物が取り上げた問題の歴史的・思想史的背景を説明しておきたい。  古典と呼ばれる作品は、ただ古いから良いというわ……

國分功一郎『天皇への敗北』書評
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筋を通さないまま、前に進んではならない

日本の“病巣”を診断する書物  本書からは、近年、めっきり人気のなくなった主張が大きく分けて二点読み取れる。  第一に、「天皇に頼らない立憲主義」を構築しなければな……

國分功一郎『天皇への敗北 シリーズ哲学講話』試し読み
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“私たち”はどんな物語を信じてきたのか

はじめに――「戦後」日本と憲法学  タイトルを見て、いったい何についての本なのだろうと思われた方もいるかもしれません。その意味するところを理解していただくためには……

発酵と生成の「けもの道」 情報技術のオルタナティブ
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9.十年越しの問い

 「思考の発酵」とは何だろう。それはAIによる情報処理のプロセスではなく、書き手自身の意識の中で起こる現象である。意識の中に常駐する「問い」が微生物のように、半……

発酵と生成の「けもの道」 情報技術のオルタナティブ
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8.「思考の発酵」とは

Pickles開発を振り返って  2026年1月現在、ジャーナリングの執筆継続を助けるツール、Picklesをつくりはじめてから半年が経った。日本、そして香港の様々な人たちに……

発酵と生成の「けもの道」 情報技術のオルタナティブ
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7.香港市民によるPicklesの使用体……

香港での展示計画  Picklesの開発が本格化した頃、香港在住のキュレーター、フローレンス・ワイさんとジョエル・クオンさんから二年ぶりにメールを受け取った。  クオン……

発酵と生成の「けもの道」 情報技術のオルタナティブ
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6.問いかける存在としての生成AI

「手紙」という定型の力  箇条書きという摩擦の少ない情報を出力しがちな生成AIに対して、箇条書きを禁止し、手紙のような文面にするようにプロンプトを書き換える。期……

発酵と生成の「けもの道」 情報技術のオルタナティブ
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5.「箇条書き」に抗う

最初のプロンプト  7月に入り、いよいよ、開発したソフトウェアを自分たちで日常的に試す「ドッグフーディング」の段階に入った。当初は、Picklesからのメールは週に一度……

発酵と生成の「けもの道」 情報技術のオルタナティブ
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4.Picklesを使いはじめるまで

単純な作動原理  日誌の執筆を支援するサービス、Picklesのアイデアの原理は、とても単純なものだ。前提として、書き手が日誌を書き溜めていく。そして週に一度、Pickles……

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3.思考の発酵を促すAI

別様のSNSのかたちは?  主要SNSのアカウント削除後、新聞の取材を受けた。そこで前回に書いた理由を話した後に、どのような別のSNSのかたちが考えられるかと問……

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2.「つくりながら書く」

SNSに抱いたジレンマ  わたしはテクノロジーを研究する者だが、それと同時に多くのテクノロジーサービスの利用者でもある。学生時代から長年、各種SNSを使ってきた……

発酵と生成の「けもの道」 情報技術のオルタナティブ
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1.テクノロジーとの距離をはかる

人間と技術(テクノロジー)の発酵に向けて  蔵の奥に佇む木桶の中で数百年ものあいだ、眼には見えない無数の微生物たちの絶え間ない働きが、ぷちぷちと幽(かす)かな音を立……

小林秀雄賞
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第24回(2025年度)小林秀雄賞 受賞……

 2025年8月28日午後、一般財団法人 新潮文芸振興会と新潮社の主催による「小林秀雄賞」「新潮ドキュメント賞」選考会がオークラ東京にて行なわれ、受賞作品が決定しました……

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考える人とはとは

 はじめまして。2026年7月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、松本太郎と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 2002年7月4日、季刊誌「考える人」が創刊されました。

 目次には当代随一の執筆陣がずらりと並び、B5判240ページの誌面の隅々から知の香りが立ちのぼってくるかのようでした。

 当時、入社3か月の営業部員だった私は、見上げるような思いで手に取り、発売日には編集長の松家仁之さんと創刊のご挨拶のために書店にうかがいました。

 まだ書店訪問にも慣れておらず、編集長ともほぼ初対面の中、次のお店の約束の時間に間に合うだろうかと時計ばかりが気になって、終始、そわそわしていました。そんな私に松家さんがやわらかな笑顔で接してくれたこと、そして、新雑誌の門出を祝うようなすっきりと晴れた一日だったことを覚えています。

 あれから四半世紀が過ぎ、ウェブマガジンとして衣替えした今でも、創刊時に掲げられた「Plain living, high thinking(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という言葉は古びていません。AIに尋ねれば瞬時に答えが返ってくる時代だからこそ、それらしい言葉に飛びつくのではなく、自分の頭で考え、心の声に耳を澄ませることの大切さは増しているように感じます。

 創刊号には、養老孟司さんのロングインタビューが掲載されています。養老さんはその中で、恩師である中井準之助先生の口癖だった「人の心がわかる心を教養という」という言葉を紹介しています。

 読んだ瞬間に立ち止まり、さまざまな思いが湧き上がってくるような文章に、楽しみながら出会える場であり続けたいと思っています。

「考える人」編集長
松本太郎


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