シンプルな暮らし、自分の頭で考える力。
知の楽しみにあふれたWebマガジン。
 
 

「評論」一覧

萩尾望都 聞き手・構成 矢内裕子 『私の少女マンガ講義』試し読み
  • まなぶ
  • こころ
  • 評論

「どんなふうにマンガを描いているのでしょ……

萩尾望都『私の少女マンガ講義』 2021/06/24 公式HPはこちら。 描くペース  ――次にイタリアでの講演後に行われた質疑応答の中から印象的だった質問を念頭におきながら、萩……

猪木武徳『社会思想としてのクラシック音楽』試し読み
  • こころ
  • まなぶ
  • 評論

音楽はなぜリベラル・アーツに含まれたのか

音楽は「生の根幹」に結びついている  音楽は、少し贅沢な、余った時間の娯楽だとみなされることがある。確かに気持ちに余裕が生まれれば、ふと音楽が聴きたくなるものだ……

名ぜりふで読み解く日本史
  • まなぶ
  • こころ
  • エッセイ
  • 評論

第2回 「成り上がり」秀吉の劣等感と自負……

謎に包まれた出自  日本一のサクセスストーリーと言えば、豊臣秀吉の天下統一を思い浮かべる人が多いだろう。足軽から天下人になったのは、日本史上、秀吉しかいない。伊……

名ぜりふで読み解く日本史
  • まなぶ
  • こころ
  • エッセイ
  • 評論

第1回 信長の器量を見抜いた「道三の眼力……

はじめに  書店に行くと、「戦国武将に学ぶ決断力」といった書籍・雑誌企画をしばしば目にする。こういう発想は今に始まったことではなく、その淵源は江戸時代に始まる。……

「反東大」の思想史
  • ことば
  • まなぶ
  • 評論

最終回 瀧川事件と「帝大システムの限界」

「自治」の伝統と瀧川事件  昭和戦前期の京大をめぐる最大の出来事といえば、1933(昭和8)年の瀧川事件をあげる人が多いだろう。文部省(文相・鳩山一郎)が京大総長や……

「反東大」の思想史
  • まなぶ
  • 評論

第20回 東大を激怒させた京大の「変態的……

「大学間の競争」    京都帝国大学が東大とは違う新しい帝国大学を創造する試みであったことは、これまでも指摘されてきた。たとえば教育分野についてみてみると、京大……

「反東大」の思想史
  • まなぶ
  • 評論

第19回 京大生・瀧川幸辰の「大いなる不……

東大の「滑り止め」?  1910(明治43)年、いまの東京大学法学部、当時の東京帝国大学法科大学で、初の入学試験が実施されるとの噂が広まった。『読売新聞』(7月2〜3日……

「反東大」の思想史
  • まなぶ
  • 評論

第18回 「実用か、教養か」一橋大学の揺……

一橋の優位・実業教育  すでに第12回で述べたように、戦前、出身大学・学校によって「月給相場」には大きな差があった。自民党参議院議員を務めた小野義夫の証言によれば……

アクションとポイエーシス
  • こころ
  • 評論

アクションとポイエーシス

1  二〇世紀を代表する哲学者のひとり、ハンナ・アーレントは、『人間の条件』という有名な著作で、人間の行いを「活動」と「仕事」と「労働」という三つの領域にわける……

「反東大」の思想史
  • まなぶ
  • 評論

第17回 脱「帝大の下」、一橋大学の自意……

東大と一橋  数年前、ある安酒場で一流保険会社のOBと偶然隣り合わせになった。その人は、名門私立中高一貫校からストレートで東大法学部に進み、安田講堂攻防戦の時には……

「反東大」の思想史
  • まなぶ
  • 評論

第16回 帝大に多様性を持ち込んだ「成城……

知育の偏重と個性の尊重  1918(大正7)年、公立・私立の(旧制)高等学校開設を認め、また修業年限を本則7年(中学に相当する尋常科4年・高校に相当する高等科3年)……

「反東大」の思想史
  • まなぶ
  • 評論

第15回 「点取主義」と「大正自由教育」……

優等生・池田留吉の「赤門生活」  1913(大正2)年刊行の『赤門生活』(南北社)という本に、東京帝国大学法科大学(いまの東大法学部)の学生の暮らしを描いた小説風の……

インドの神話世界
  • まなぶ
  • こころ
  • 評論

24 神話とゲームを考えて(最終回)

 この連載も今回で最後になります。一年間、さまざまな側面からインド神話について見てきました。最終回は、初回から折に触れて取り上げてきた「ゲームの神話」に立ち戻ろ……

インドの神話世界
  • まなぶ
  • こころ
  • 評論

23 神話や昔話の「禁止」のはなし2

 前回は、インド神話の「カエルのスショーバナー」や「天女ウルヴァシー」を取り上げて、「禁止」のモチーフについて見ていきました。今回も、その続きです。インドから話……

「反東大」の思想史
  • まなぶ
  • 評論

第14回 関東大震災と「東大の危機」

関東大震災と東大   いまからちょうど96年前の1923(大正12)年9月1日、マグニチュード7.9の巨大地震が帝都東京を襲った。関東大震災の発生である。死者・行方不明者は10……

インドの神話世界
  • まなぶ
  • こころ
  • 評論

22 神話や昔話の「禁止」のはなし

 みなさんご存知の昔話「鶴の恩返し」。そこでは、人間の女に変身した鶴が男のところにやって来て、「機織りをするのでその間私の姿を見ないでください」と言います。しか……

インドの神話世界
  • まなぶ
  • こころ
  • 評論

21 インド神話の数字のはなし

 縁起のいい数字とは、何でしょう。人によってさまざまだと思います。誕生日に由来する数字や、住所に電話番号、好みがいろいろあるでしょう。  伝統的には日本では「8」……

インドの神話世界
  • まなぶ
  • こころ
  • 評論

20 音楽の神話2

 前回は「音楽の神話」と題して、楽器や歌の「秩序の中に無秩序を呼び込む」働きについてお話ししました。今回も、音楽の神話を考えます。  旧約聖書の『サムエル記』(……

「反東大」の思想史
  • まなぶ
  • 評論

第13回 「反東大」としての早稲田の真価

「学問の独立」と民衆早稲田   昭和前期に書かれた粗製乱造気味の学校評判記において、早稲田大学は「民衆の早稲田」「民衆的な早稲田」と評された。大衆に近く、大衆か……

インドの神話世界
  • まなぶ
  • こころ
  • 評論

19 音楽の神話

 先日、原稿を書くときに何かバックミュージックを流すかどうかという話題になりました。音は全てドレミで聞こえるので、執筆の邪魔になるため音楽はかけない、と言ったら……

「反東大」の思想史
  • まなぶ
  • 評論

第12回 私大蔑視に対抗する「民衆の早稲……

露骨な私立学校差別  明治から昭和戦前にかけて、さまざまな学歴差別が公認されていた。よく知られた事実だが、同じ大学卒サラリーマンでも卒業した学校によって給与額は……

インドの神話世界
  • まなぶ
  • こころ
  • 評論

18 ゲームの神話学

神話と歴史と現代  数年前から、大学での神話の授業で、ある変化が表われてきました。学生が、神話の神々や英雄などの名前を、少々マイナーなものであっても、よく知って……

インドの神話世界
  • まなぶ
  • こころ
  • 評論

17 子宮としての「聖杯」――マグダラの……

 前回は、旧約聖書におけるエバ、そしてキリスト教の聖母マリアについて取り上げました。「最初の女」エバとは「最初に罪を犯した女」であり、一方キリスト教における聖母……

「反東大」の思想史
  • まなぶ
  • 評論

第11回 早稲田大学の「在野精神」は本物……

早慶の「在野精神」  1902(明治35)年、大隈重信を建学の父と仰ぐ東京専門学校は、早稲田大学と改称した。ただしこの時代、日本国家が認める大学は東京と京都の帝国大学……

MAIL MAGAZINE

「考える人」から生まれた本

もっとみる

テーマ

  • くらし
  • たべる
  • ことば
  • 自然
  • まなぶ
  • 思い出すこと
  • からだ
  • こころ
  • 世の中のうごき
  •  

考える人とはとは

 はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう――。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか――手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

「考える人」編集長
金寿煥


ランキング

「考える人」から生まれた本

イベント

テーマ

  • くらし
  • たべる
  • ことば
  • 自然
  • まなぶ
  • 思い出すこと
  • からだ
  • こころ
  • 世の中のうごき

  • ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号第6091713号)です。ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら