シンプルな暮らし、自分の頭で考える力。
知の楽しみにあふれたWebマガジン。
 
 

「考える四季」一覧

考える四季
  • ことば
  • エッセイ

歴史研究は何の役に立つのか

「有用性」をめぐる葛藤  歴史家であれば誰しも、あるときは他人から、あるときは自分自身から突きつけられる問いがある。歴史研究は何の役に立つのか、という問いである……

熊谷英人
考える四季
  • ことば
  • エッセイ

書き終わらない本――辛島デイヴィッド vs. David……

 "Are you still writing that book?"(その本まだ書いているの?)  自宅近くのカフェで数カ月前に出した本のプルーフ版にメモを書き込んでいると、隣で宿題をしていた……

辛島デイヴィッド
考える四季
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  • こころ
  • 世の中のうごき
  • エッセイ

こころソリューション

 東京の通信会社で会社員をしていた14年前、お寺に戻るかどうか考えていた。山間にある寺に次男として生まれ、寺を継ぐこともなく、関西の大学を出て会社員となった40歳過……

宗元英敏
考える四季
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  • 世の中のうごき
  • エッセイ

「オトナ」と「かあちゃん」のはざまで

7月に初めて子ども向けの絵本を出版した。『みえるとかみえないとか』(アリス館)という本で、私の『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(光文社)という本に、ヨ……

伊藤亜紗
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  • 思い出すこと
  • エッセイ

『珈琲屋』という生き方

「“伝説”とか“レジェンド”とか言われると、ちょっとねえ……」 「大坊珈琲店」店主の大坊勝次さんが、決まりが悪そうに下を向き、自分の手をじっと見ている。  ご本人はそう……

小坂章子
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  • 自然
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綾滝にて

 丸太でできた小橋を渡り、足もとから目を上げて沢沿いの新緑の木々を見ると、その奥に白い滝が見えた。おや、あんなところに滝がある。まるで滝に呼ばれたかのような気さ……

若菜晃子
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  • 思い出すこと
  • まなぶ
  • エッセイ

キャッチャー・イン・ザ・法学部

 今の職場に来て間もなくだったと思う。何か他の話をしている際、同僚からぽつりと「僕たちは、ライ麦畑のキャッチャーだからねえ」と言われたことがあるのを覚えている。……

河野有理
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  • エッセイ

PTAは私にとって、いい修業の場でした

 8:3。なるほどそうか、8対3なのか。  これは何かというと、「読書メーター」における『ある日うっかりPTA』感想の男女比率なのである。  読書メーターは本を読……

杉江松恋
考える四季
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  • 世の中のうごき
  • エッセイ

国家の壁とパスポート

 あなたはパスポートを持っているだろうか? 持っているなら、それは〝自分のモノ〟だと思ってはいないだろうか?  あまり知られていない事実だが、私たちが持つ自分名義……

陳天璽
考える四季
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  • くらし
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歓待と無関心のあいだ

 小北駅を降りると、道行く人々の多くがアフリカ人だ。ここは、中国の広東省広州市。二〇〇〇年頃から中国に様々な商品を買い付けに向かうアフリカ系交易人達が急増し、広……

小川さやか
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  • まなぶ
  • エッセイ

ポケモンGOと時間眼鏡

 娘が珍しく話しかけてくれたと思ったら、ポケモンGOの使い方についての質問だった。日本でポケモンGOがリリースされたのは七月二十二日のことであった。何の変哲もな……

廣瀬通孝
考える四季
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  • エッセイ

明日への武器

 少年鑑別所と聞いたとき、浮かんできたのは『あしたのジョー』だった。  ドヤ街にやって来た不良少年矢吹丈が、アル中の元ボクサー丹下段平に見込まれ、拳闘をやらない……

北村浩子
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  • ことば
  • エッセイ

おっさんと「かわいい」

 数年前から「かわいい」に関する議論が盛んになっているけれども、アニメやキャラクターものに関心のないふつうのおっさんである私はとりたてて注意を払っていなかった。……

宮田珠己
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数学者へのオーラル・ヒストリー

 二〇一五年半ば、得難い体験をした。六十四歳でバリバリの文系・政治学専攻の私が、およそ分野的には程遠い理系・数学専攻の研究現場に迷い込んだのだ。おっと迷い込んだ……

御厨貴
考える四季
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  • エッセイ

「誤用」表現は本当に誤りなのか?

 辞書は版によって変わります。私が編纂に携わる『三省堂国語辞典』(三国・さんこく)は、最新版の第7版で「的を得る」という項目を立てました。「的を得た表現」などと……

飯間浩明
考える四季
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「ザ・男弁」から「モテ弁」へ?

 試しに「方言&人気」「方言&モテる」でネット検索すると、軽く百万件以上ヒットしてくる。高度経済成長期の上京青年たちを悩ませた、「方言」を「恥ずかしい」「隠した……

田中ゆかり
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カウチサーフィンが開く出会いの扉

 昨年九月、インターネットを通じて一人のベルギー人女性から連絡をもらった。  「亡き祖父に、日本の女性との間に息子がいたということを最近、母から聞きました。その……

近藤雄生
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底引き網にはかなわない

 国立国会図書館で今、起きていること、それはちょっとした革命だ。「デジタル化」と呼ばれる作業のことであるが、これは私にはあまりピンと来ない言い方で、昔の本や雑誌……

武藤康史
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  • 自然
  • エッセイ

ダーウィンを魅了した「フジツボ」という生物

 フジツボのあまりの美しさに思わずため息が出ることがある。先日、ある水族館からムラサキハダカエボシを譲っていただいた。丸みを帯びた体は、透明感のある薄紫色。まる……

倉谷うらら
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  • エッセイ

歴史から教訓を学ぶということ

 人は何のために歴史を学ぶのか。当今は「愛国心を持つためだ!」と語気を強める方が少なからずいらっしゃるようだ。一方で「石田三成様のことを全て知りたい」「古文書を……

呉座勇一
考える四季
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  • エッセイ

私のツバルと沈まない文学と

 二〇一三年、夏―。東京は市ヶ谷にある小さな出版社で編集者をしている私は、『いま、世界で読まれている105冊』という単行本の企画を動かそうとしていました。現状、……

伊皿子りり子
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  • 自然
  • エッセイ

世界は法則に支配されている(のだろうか?)

 私はかなり天文学に近い領域ではあるものの、一応、物理学の研究を生業としている。大げさに言えば「この世界の根底を流れている真理にいささかでも近づくこと」を目標と……

須藤靖
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中世、ベラルーシ、ミステリー 進まない翻訳の謎

 そういえば翻訳をしたことがない。  外国語を使って生きてきた。主要言語はロシア語。あちこちで教えたり、教科書を書いたり、テレビやラジオの講座で講師を務めたこと……

黒田龍之助

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考える人とはとは

何かについて考え、それが「わかる」とはどういうことでしょうか。

「わかる」のが当然だった時代は終わり、平成も終わり、現在は「わからない」が当然な時代です。わからないことを前提として、自分なりの考え方を模索するしかありません。

わかるとは、いわば自分の外側にあるものを、自分の尺度に照らして新しく再構成していくこと。

"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)*を編集理念に、Webメディア「考える人」は、わかりたい読者に向けて、知の楽しみにあふれたコンテンツをお届けします。

*産業革命後に急速な都市化が進むロンドンで、イギリスの詩人ワーズワースが書き遺した言葉。

 

 

「考える人」編集長
松村 正樹


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