シンプルな暮らし、自分の頭で考える力。
知の楽しみにあふれたWebマガジン。
 
 

「文学」一覧

亀のみぞ知る―海外文学定期便―
  • ことば
  • 文学

(24)笑っていいとも?

 「カルト的人気」とか「忘れられた古典」とかいう宣伝文句を見ると、つい買ってしまう。買ってしまうのだけれども、結局ツン読で終わってしまうことも多い。これではいけ……

やりなおし世界文学
  • ことば
  • 文学

(特別編)速さと鋭さのダイバーシティ――……

 小学六年か中学一年の時だったと思うのだけれども、元ザ・ブルーハーツで、現ザ・クロマニヨンズの真島昌利氏が、ラジオの書き起こし本で、サキとかブラッドベリを読んで……

やりなおし世界文学
  • ことば
  • 文学

(19)輝き続けるアホと暴かれる世界の急……

 疲れたんでラファティを読ませてもらっていいですか? と欄の編集担当さんにたずねると、いいですよ、とのことだったので、ラファティを読む幸せにひたらせていただくこ……

亀のみぞ知る―海外文学定期便―
  • ことば
  • 文学

(23)人格者の選んだ怪奇譚集

 レアード・ハントは内容的にも文体的にもいまアメリカでもっとも興味深い作家の一人である。彼の最新作In the House in the Dark of the Woodsについてはこの連載の第5回……

やりなおし世界文学
  • ことば
  • 文学

(18)社会的距離の中の偽おじいさん私記……

 めったに著者略歴は読まないのだけど、ふと目に留まったんで読んでみると、けっこうきわどいことが書いてあった。「18歳のときに女に金を工面してやろうとして学友から金……

亀のみぞ知る―海外文学定期便―
  • ことば
  • 文学

(22)もっと注目されるべき作家、嫌でも……

 自分の翻訳の話で恐縮ですが、去年12月に東京創元社から出した、カナダ人作家エリック・マコーマックの『雲』が少部数ながら増刷になった。一部にファンがいることは知っ……

やりなおし世界文学
  • ことば
  • 文学

(17)「私にはこう見える」の終わりなき……

 「パンケーキ。ちっちゃくてほかほかの。卵二個分の目玉焼き。今日は翼のあるウマがやってくるから、月までつれていってあげる。月の上で薔薇の花びらを食べましょう」  ……

やりなおし世界文学
  • ことば
  • 文学

(特別編)「ペスト」が洗い出す凡庸な人間……

 「ペスト」のことを考えずにはいられない。読んでいる間はそんな気分だった。食事をするのも面倒だった。「ペスト」のこと以外考えたくないとさえ思っていた。一方で、も……

亀のみぞ知る―海外文学定期便―
  • ことば
  • 文学

(21)創作科元学科長と地球物理学科長の……

 Your Fault(君のせいだ)と題されたこの小説は、各章に年号が付いている。第1章は1962年、章題は‘your earliest memory’(君の一番最初の記憶)。最終章は1973年、章題……

やりなおし世界文学
  • ことば
  • 文学

(16)旅と尻たたきの果てのカンディード……

 表紙がいきなりしりを蹴られている人としりを蹴っている人なので、なんだこりゃと思うのだが、読んでみるとまったく偽りはないことがわかる。なんだったら自分が読んでき……

亀のみぞ知る―海外文学定期便―
  • ことば
  • 文学

(20)ブランズウィック・シチューの作り……

 レイチェル・クッシュナーのThe Mars Roomは、女性刑務所の話である。当然ながら半端でない悲惨と怒りと哀しみがあるが、と同時に何度も笑ってしまう。悲惨のあいまに笑……

やりなおし世界文学
  • ことば
  • 文学

(15)配られた人生に恩寵を――ディーネ……

 ノルウェーのフィヨルドの山麓にある、おもちゃのような家が建ち並ぶ町ベアレヴォーに、もう若くはないけれどもとても美しかった姉妹が住んでいた。姉はマチーヌ、妹はフ……

亀のみぞ知る―海外文学定期便―
  • ことば
  • 文学

(19)Brian Evenson sa……

 2017年に伊藤比呂美、小山田浩子、マシュー・シャープ、ブライアン・エヴンソンというメンバーで英語文芸誌Monkey Businessの刊行記念イベントをボストンとニューヨーク……

やりなおし世界文学
  • ことば
  • 文学

(14)普通の女と普通の男――ロレンス ……

 こういう欄で文章を書きつつ、それでも一生読まない本だろうと思っていたけれども、先月の『カヴァレリーア・ルスティカーナ』の解説でしきりにロレンスへの言及があった……

亀のみぞ知る―海外文学定期便―
  • ことば
  • 文学

(18)コルソン・ホワイトヘッド+ルシア……

 今回は、日本ですでに定評を得ている作家二人の新刊を。  谷崎由依さんが訳したコルソン・ホワイトヘッドの『地下鉄道』(The Underground Railroad, 2016)は、逃亡奴……

やりなおし世界文学
  • ことば
  • 文学

(13)報われたらえらいのかよ――ヴェル……

 タイトルは知らなくても、おそらく誰もが一度は耳にしたことがあるだろう「カヴァレリーア・ルスティカーナ」の間奏曲である。とてもいい曲なので、似たような曲もたくさ……

亀のみぞ知る―海外文学定期便―
  • ことば
  • 文学

(17)インディーで行こう

 作家のケリー・リンクが夫と経営しているSmall Beer Press(small beerとはアルコール分の薄い安価なビール。「つまらないもの」の比喩として使われたりする)や、文芸誌……

やりなおし世界文学
  • ことば
  • 文学

(12)ハードな旅リヒテンシュタイン行き……

 夜のニュース番組のタイトルじゃなかった、と読了した今も思う。完璧なタイトルのようでいて、そこから外して勘違いさせるようなところがあるのがものすごくおしゃれな気……

亀のみぞ知る―海外文学定期便―
  • ことば
  • 文学

(16)外の現実を増幅するか、一から現実……

Fela, the headless girl, walked toward Emmanuel. Her neck jagged with rich savagery. She was silent, but he co […]

やりなおし世界文学
  • ことば
  • 文学

(11)コートを買うのはイベントだ――ゴ……

 コートを新調しましたか? わたしは同じのを四年着ている。四万円と私の持ち物にしては高価で、それなら一年に一万円か、と思う。あと二年は着ようと思っている。わたし……

亀のみぞ知る―海外文学定期便―
  • ことば
  • 文学

(15)世界がすべて紙だったら――カナダ……

 20年近く前にアメリカの漫画家アート・スピーゲルマンをインタビューしたとき、威勢のいい言葉がポンポン飛び出すなかで「絵を描くと画家と呼ばれて尊敬される。字を書く……

やりなおし世界文学
  • ことば
  • 文学

(10)大地に生きるあらゆる人々の叙事―……

 人が生きている限りは、全員が人生のことを知っていると思う。三歳の子供でも百歳の老人でもそれは同じだ。それでも、この人は尋常じゃなく知ってるなあと感心することは……

亀のみぞ知る―海外文学定期便―
  • ことば
  • 文学

(14)名文芸誌の最終号とカレン・ラッセ……

 僕がアメリカ現代文学を読みはじめた1990年ごろ、女性作家の、特に短篇小説に関してしばしば不満を感じたことを覚えている。  ひとことでいうと、誰もが「感性」で勝負……

やりなおし世界文学
  • ことば
  • 文学

(9)「高さ」により野生化する人々――バ……

 人は高い建物が好きだ。全部住居とか全部オフィスとかがっかりだ、もっといろいろ入居してくれ、などと注文をつけたりするけれども、わたしもその一人なのだと思う。興味……

MAIL MAGAZINE

「考える人」から生まれた本

もっとみる

テーマ

  • くらし
  • たべる
  • ことば
  • 自然
  • まなぶ
  • 仕事
  • 思い出すこと
  • からだ
  • こころ
  • 世の中のうごき

考える人とはとは

何かについて考え、それが「わかる」とはどういうことでしょうか。

「わかる」のが当然だった時代は終わり、平成も終わり、現在は「わからない」が当然な時代です。わからないことを前提として、自分なりの考え方を模索するしかありません。

わかるとは、いわば自分の外側にあるものを、自分の尺度に照らして新しく再構成していくこと。

"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)*を編集理念に、Webメディア「考える人」は、わかりたい読者に向けて、知の楽しみにあふれたコンテンツをお届けします。

*産業革命後に急速な都市化が進むロンドンで、イギリスの詩人ワーズワースが書き遺した言葉。

 

 

「考える人」編集長
松村 正樹

  • 津野海太郎「最後の読書」読売文学賞受賞


ランキング

「考える人」から生まれた本


  • ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号第6091713号)です。ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら