シンプルな暮らし、自分の頭で考える力。
知の楽しみにあふれたWebマガジン。
 
 

「くらし」一覧

「答え」なんか、言えません。
  • こころ
  • くらし
  • エッセイ

十六、「無」の一歩手前

 温暖化とか、気候変動などという言葉を、聞いたこともなかったような時代の話である。 当時豪雪地帯と言われた北陸の修行道場の冬は、まさに雪との戦いであった。  11月……

村井さんちの生活
  • くらし
  • こころ
  • エッセイ

やっぱり私は所詮他人

 義父母がそれぞれグループホームに入居して数か月経過し、私はすっかり介護から縁遠い人になってしまった……と、書きたいところだが、現実はそう甘くはない。施設から山の……

山野井春絵「友達になって後悔してる」
  • こころ
  • くらし
  • エッセイ

第10回 フランス・美しく小さな村の絶縁……

  フランス人男性と国際結婚をしていたキミコさん(57)は、フランス北部の都市で一人暮らしをしている。現在はオンラインで日系企業の仕事に就いているが、離婚前後は田……

ジェーン・スー×村井理子「介護のホンネ」
  • くらし
  • こころ
  • 対談

第4回 私たちは「老後」をどう生きるか

(第1回 介護と家族の境界線)はこちらへ (第2回 介護が「女らしさ」の落とし前?)はこちらへ (第3回 介護の苦労を浄化するための方法)はこちらへ 理想の老人ホー……

「答え」なんか、言えません。
  • こころ
  • くらし
  • エッセイ

十五、先生、ごもっともです!

 およそ学校と相性の良くなかった私は、懐かしい思い出などひとつもない上に、親が教員だったせいか、小学校から大学まで、「恩師」はおろか、記憶に残る教師もほとんどい……

村井さんちの生活
  • くらし
  • こころ
  • エッセイ

施設に入れたのはよいけれど

 義父母が二人ともグループホームに入居して、一カ月が経過しようとしている。私たち夫婦の負担は明らかに軽くなり、義父母のために使う時間も減り、仕事の途中で急にデイ……

ジェーン・スー×村井理子「介護のホンネ」
  • くらし
  • こころ
  • 対談

第3回 介護の苦労を浄化するための方法

(第1回 介護と家族の境界線)はこちらへ (第2回 介護が「女らしさ」の落とし前?)はこちらへ 介護をテーマに「書く」ということ 村井 私が2024年に『義父母の介護』……

ジェーン・スー×村井理子「介護のホンネ」
  • くらし
  • こころ
  • 対談

第2回 介護が「女らしさ」の落とし前?

(第1回 介護と家族の境界線)はこちらへ ケアする能力がプリセットされた女性たち 村井 私は19歳のときに実父を亡くしています。だから「自分の父親っていうのがよくわ……

山野井春絵「友達になって後悔してる」
  • こころ
  • くらし
  • エッセイ

第9回 三度目の絶交宣言 〜おじさんたち……

 医師の森繁さん(61歳)は、中高時代の友人・加藤さんから、これまでに三度「絶交宣言」をされている。一度目は中学時代、ささいな口喧嘩から。二度目と三度目はここ数年……

ジェーン・スー×村井理子「介護のホンネ」
  • くらし
  • こころ
  • 対談

第1回 介護と家族の境界線

それで、私たちの「老後」は? ジェーン・スー(以下スー) ごぶさたをしております。私の新刊『介護未満の父に起きたこと』にすてきな書評を寄せていただきありがとうご……

考える四季
  • こころ
  • くらし
  • エッセイ

締め切りと爆弾

 締め切りを守れない、というのが、実はよく分からない。だから、『なぜ人は締め切りを守れないのか』(堀之内出版、2025年10月)という本を書くことになった。 思い返せ……

「答え」なんか、言えません。
  • こころ
  • くらし
  • エッセイ

十四、ブッダが「ブッダ」になるとき

 とある水曜日の昼下がり。バスに乗っていると、目の前の「優先席」に坐っていたご婦人ふたりが、 「この時間は空いてるわねえ」 「病院は混んでるのにねえ。私、明日病院……

山野井春絵「友達になって後悔してる」
  • こころ
  • くらし
  • エッセイ

第8回 友達は、まぜるな危険 〜I ca……

 「私を介して知り合った2人は、私をすっ飛ばしていつの間にか距離を縮めていきました」。  20代のころ友達2人と同時に距離を置いた経験を持つのは、専業主婦の志麻さん(3……

村井さんちの生活
  • くらし
  • こころ
  • エッセイ

義父、とうとうグループホームに入居する

 義父がグループホームに入居した。義母とは別の施設だ。義母が入居してから、ちょうど一カ月後というタイミングでの入居で、私も夫も、二カ月連続でこのような状況になる……

「答え」なんか、言えません。
  • こころ
  • くらし
  • エッセイ

十三、「自分」はむずかしい

 この前、恐山の受付に坐っていたら、信楽焼の狸にちょっと似た雰囲気の、丸刈りでポロシャツ&ジーンズ、大きい鞄ナナメ掛けの「オニイサン」推定30歳くらいがニコニコし……

山野井春絵「友達になって後悔してる」
  • こころ
  • くらし
  • エッセイ

第7回 さようなら、先輩ママ。「良かれと……

 地方都市の郊外に暮らす亜季子さん(40)は、夫婦でベーカリーを複数店舗営んでいる。マッシュルームカットがよく似合う、童顔の女性だ。小学生の子どもを2人育てている……

村井さんちの生活
  • くらし
  • こころ
  • エッセイ

義母、ついにグループホームに入居する

 緊急で動画を回しています。前回の「村井さんちの生活」では、「義母の入居はたぶん八月末になるだろう」とお伝えしていた。実際は、九月六日に無事、認知症特化型グルー……

「答え」なんか、言えません。
  • こころ
  • くらし
  • エッセイ

十二、母は「命の恩人」にして「最高の教師……

 本を書いたり原稿を書いたり、世間に文章を出すようになってから、かれこれ30年になる。そうすると、ありがたいことに、ご覧の通りの愚考・駄文の類でも、継続的に読んで……

村井さんちの生活
  • くらし
  • こころ
  • エッセイ

どこから書いていいのかわからないほどの急……

 どこから書いていいのかわからないほど、わが家の義父母の介護は大きな動きを見せている。わかりやすいように箇条書きにしてみる。  まずは義母だ。 ・認知症対応グルー……

山野井春絵「友達になって後悔してる」
  • こころ
  • くらし
  • エッセイ

第6回 1999年7の月、恐怖の大王とと……

 弁護士資格を持ち、企業の法務部に勤務する浩一さん(47)は、男の子2人のパパ。子どものころ仲良くしていた、忘れられない友達がいるという。秀明さん(ヒデ君)とは幼……

ジェーン・スー『介護未満の父に起きたこと』試し読み
  • くらし
  • こころ
  • エッセイ

はじめに――七転八倒の5年間

 2025年8月現在、87歳。年老いた父を、私は大切に思っている。長生きしてほしい。愛情もある。しかし、これらの気持ちに常に行動が伴っているかと言えば、そんなわけはな……

「答え」なんか、言えません。
  • こころ
  • くらし
  • エッセイ

十一、信じるか、賭けるか

 今から20年ほど前、私はまだ修行道場に在籍したまま、寺の住職になった。檀家が30軒ほどで、浄土真宗の金城湯池(きんじょうとうち)とも言われる北陸の地、本山のお膝元で……

山野井春絵「友達になって後悔してる」
  • こころ
  • くらし
  • エッセイ

第5回 ハンドメイドマルシェの相棒は“フ……

 40代で美術作家に転身した咲子さん(50)。毎年個展を開催し、インテリア会社とコラボするなど、順調に活躍の場を広げている。足がかりは、地元のハンドメイドマルシェだ……

村井さんちの生活
  • くらし
  • こころ
  • エッセイ

緊急で動画を回しています

 「今、緊急で動画を回しています」とは、動画配信者が、急ぎのお知らせをするときとか、何か事件が勃発したときに使う言い回しだが、私は今、まさにそんな気持ちでこの原……

ランキング

MAIL MAGAZINE

「考える人」から生まれた本

もっとみる

テーマ

  • くらし
  • たべる
  • ことば
  • 自然
  • まなぶ
  • 思い出すこと
  • からだ
  • こころ
  • 世の中のうごき
  •  

考える人とはとは

 はじめまして。2026年7月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、松本太郎と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 2002年7月4日、季刊誌「考える人」が創刊されました。

 目次には当代随一の執筆陣がずらりと並び、B5判240ページの誌面の隅々から知の香りが立ちのぼってくるかのようでした。

 当時、入社3か月の営業部員だった私は、見上げるような思いで手に取り、発売日には編集長の松家仁之さんと創刊のご挨拶のために書店にうかがいました。

 まだ書店訪問にも慣れておらず、編集長ともほぼ初対面の中、次のお店の約束の時間に間に合うだろうかと時計ばかりが気になって、終始、そわそわしていました。そんな私に松家さんがやわらかな笑顔で接してくれたこと、そして、新雑誌の門出を祝うようなすっきりと晴れた一日だったことを覚えています。

 あれから四半世紀が過ぎ、ウェブマガジンとして衣替えした今でも、創刊時に掲げられた「Plain living, high thinking(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という言葉は古びていません。AIに尋ねれば瞬時に答えが返ってくる時代だからこそ、それらしい言葉に飛びつくのではなく、自分の頭で考え、心の声に耳を澄ませることの大切さは増しているように感じます。

 創刊号には、養老孟司さんのロングインタビューが掲載されています。養老さんはその中で、恩師である中井準之助先生の口癖だった「人の心がわかる心を教養という」という言葉を紹介しています。

 読んだ瞬間に立ち止まり、さまざまな思いが湧き上がってくるような文章に、楽しみながら出会える場であり続けたいと思っています。

「考える人」編集長
松本太郎


ランキング

「考える人」から生まれた本

テーマ

  • くらし
  • たべる
  • ことば
  • 自然
  • まなぶ
  • 思い出すこと
  • からだ
  • こころ
  • 世の中のうごき

  • ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号第6091713号)です。ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら