シンプルな暮らし、自分の頭で考える力。
知の楽しみにあふれたWebマガジン。
 
 

「くらし」一覧

土俗のグルメ
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第5回 「窒食」という秘かな愉しみ

行きずりの行為  「窒食」という食べ方がある。推奨はしない。特にお年寄りは命にかかわるのでやめていただきたい。各自、自己責任でやるかやらないかを決めてほしい。  「……

Superfly越智志帆『ドキュメンタリー』試し読み

毛髪一本勝負

髪型を変えました。 意識的に変えたというよりステイホーム中にメンテナンスができず自然に伸びてしまっただけなのですが、いい感じに伸びてくれたのでベリーショートから……

村井さんちの生活
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「ぼけますから、よろしくお願いします。」……

 義母が認知症になってからというもの、認知症関連の書籍やドキュメンタリーを山ほど読んだり視聴したりしてきた。そのなかで、私がいちばん好きな作品は、信友直子監督が……

土俗のグルメ
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第3回 「ライスハック」という極意

 この記事にたどり着いてしまったあなたは、少々変だと思う。この「考える人」においてグルメ関連の連載ならば、あのエリックサウスの稲田俊輔氏がいるのだし、小山田浩子……

土俗のグルメ
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第2回 「10分どん兵衛」の誕生

哀しい能力  子どもの頃から「人の言うことを聞く」のが苦手だった。これは決して自慢出来ることではない。「だから今がある」という成功譚をひけらかすつもりもない。し……

村井さんちの生活
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私って意地悪かな

 ダブルコロナ感染という地獄のような年末を乗り越え、無事正月を迎え、めでたしめでたし……となるはずだったのだが、私の後期高齢者介護の情熱は、見事に冷え切ってしまっ……

土俗のグルメ
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「土俗のグルメ」連載スタート記念対談 w……

『パスタぎらい』 ヤマザキマリ/著 2019/04/17発売 公式HPはこちら 山梨は日本のイタリア!? マキタ 『パスタぎらい』面白かったです。僕もよく食べ物について書いたり、……

土俗のグルメ
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第1回 「土俗」のマニフェスト――書を捨……

自分が”主役”  大事なことは、私が「美味(うま)い」と思うかどうかだ。話題の行列店やグルメ情報、識者による評価は重要ではない。  それが私の本音で、上等だの、下等だ……

村井さんちの生活
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義父母、ついに感染

 十二月中旬のとある日、私の携帯電話が鳴った。番号は、義母がお世話になっているデイサービスのマネージャーさんからのものだった。急いで出ると、少し沈んだ声で「村井……

村井理子×鹿田昌美「『母親になって後悔してる』が巻き起こしたもの」
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後篇 わたしたちはもっと本音を言ってもい……

(前篇「『母親』×『後悔』という組み合わせのタブー」へ) わたしがわたしである時間 村井 「理想的な従業員」として日々生活していると、母でも妻でも翻訳家でもない、……

村井理子×鹿田昌美「『母親になって後悔してる』が巻き起こしたもの」
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前篇 「母親」×「後悔」という組み合わせ……

荒れ狂う「わかりみ本線日本海」 鹿田 はじめまして、『母親になって後悔してる』が3月に出版された直後から、村井さんがずっとSNSなどで応援してくださっていたのを拝見……

村井さんちの生活
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義父の妨害工作

 義父による謎の介護サービス拒否活動がはじまって早数か月。後期高齢者、そして認知症患者の介護について徐々に悟りつつある私が最近考えるのは、育児と介護は大変よく似……

村井さんちの生活
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今を生きる義母と、過去を追う義父

 とにかくすべて夫に丸投げして東京に向かった。  夫に頼んだのは二点だ。転院を視野に入れ、わが家に近い(送迎しやすい)総合病院で予定されていた精密検査に義父を必……

serialization_sakihi_9A_0929
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最終回 咲妃みゆ(前篇)自分自身でいるよ……

故郷の自然が育んだ感性  あなたにとって、宝塚とは何ですか。これまで元タカラジェンヌの方々にそう質問するたびに、宝塚への思いが形となった一言が返ってきた。たとえ……

村井さんちの生活
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夫、ついに雄たけびを上げる

デイサービスの職員さんの証言  デイサービスへの準備と送り出しを担当してくれているヘルパーさんによると、毎朝「デイって何ですか?」と義母は確認するらしいが、顔な……

村井さんちの生活
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「わしの気持ちを考えたことがあるのか!?……

 夏休みが終わり、息子たちの新学期が始まった。暑く、長く、楽しい夏を経験した二人は、特に大きな問題もなく、それぞれが高校生としての生活を楽しんでいる様子だ。しか……

よりみち日記2
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最終回 37歳のクリスマス

※「よりみち日記2」は今回が最終回となります。ご愛読ありがとうございました。

よりみち日記2
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29.出版後の日々

serialization_yumeno_8A_0822
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第8回 夢乃聖夏(前篇) ぶれない星組男……

アンドレの失敗  宝塚歌劇の新人公演は、若い生徒にとって挑戦の場だ。研7(7年目の生徒のことで、宝塚では所属年数を研究科○年と表す)までの生徒のみで上演する、宝塚……

村井さんちの生活
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義母が重い

 今年の夏は酷暑だが、このとんでもない暑さは果たして、全国の認知症患者に何らかの影響を及ぼしているのだろうか? わが家のケースで言えば、その影響は大きい。  暑……

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28.あたらしい絵

村井さんちの生活
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義父が暗い

 後期高齢者には、「介護を受けるのが上手な人」と「介護を受けるのが下手な人」がいると私は思う。わが家の場合、前者が義母、後者が義父だ。  私の勝手な基準で申し訳……

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第7回 中原由貴(煌月爽矢)(前篇) 「……

不合格になることを考えていなかった  宝塚歌劇団に入るためには、宝塚音楽学校の試験を突破しなくてはならない。15歳(中学3年)から18歳(高校3年)までの女性が……

よりみち日記2
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考える人とはとは

 はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう―。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか―手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

「考える人」編集長
金寿煥


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