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「ことば」一覧

北島三郎論 艶歌を生きた男
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第8回 「日本クラウン」の誕生

クラウン設立のキーパーソン  さて、長沼と対立して辞職し、クラウンを設立することになる伊藤正憲は、1926年に日本コロムビアの前身、日本蓄音機商会に入社している。三……

北島三郎論 艶歌を生きた男
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第7回 分裂――機械屋vs.レコード屋

1963年、日本クラウンへ移籍  前回から間が空いてしまった。前回は、デビューから1963年の紅白初出場までを駆け足で辿ってきた。勢いがつきすぎて、きわめて重要なトピッ……

北島三郎論 艶歌を生きた男
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第6回 上京・流し・デビュー

美空ひばりに憧れて  北島三郎は1936年10月4日に北海道上磯郡知内(しりうち)村(現在は知内町)で、7人きょうだいの長男として生まれた。知内は函館から50kmほど西の津軽……

文学は予言する
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最終回 パンデミックの世界に響く詩の言葉

(*本連載について) 閉塞と分断の時代に求められるもの  アマンダ・ゴーマンという詩人は彗星のごとく現れたようだが、そのブレイクの背景には詩のブームがあった。とく……

文学は予言する
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第5回  アマンダ・ゴーマンの詩が提起し……

(*本連載について) 大統領就任式で披露された「言葉と声の力」  ここからは、現代を象徴するもうひとつの特徴である「多様性と他者性」、つまり異なる人種や文化、言語……

北島三郎論 艶歌を生きた男
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第5回 「流行歌」の誕生――浪曲からロカ……

録音と実演の分裂――「はやり唄」から「はやらせ唄」へ  今回は、昭和初期における外資系レコード産業の日本市場参入と、「声はすれども姿は見えず」を特徴とする「流行歌……

北島三郎論 艶歌を生きた男
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第4回 「音盤=音楽」からこぼれてしまう……

「西洋とそれ以外」の再生産  前回は勢いまかせにかなり大きな話をしてしまったので、端折ったところも多く、われながら説明不足の感は否めない。先行研究と学説史の迷宮……

文学は予言する
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第4回 「ミューズ」になるか、自分で書く……

(*本連載について) 女性を型にはめる「聖と魔」の理論  父権社会で男性たちが自分の理解を超えた女性の力に出会ったとき、対処に困った彼らは女性たちにレッテルを貼っ……

岸本佐知子×津村記久子「世界文学に関するあれこれをゆる~く語ります」
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後篇 「ギャツビーて誰?」から始まった

(前回の記事へ) ギャツビーとYRP野比 岸本 そもそも、この『やりなおし世界文学』の企画はどうやってはじまったんですか? 津村 毎日新聞社の「本の時間」から連載しま……

岸本佐知子×津村記久子「世界文学に関するあれこれをゆる~く語ります」
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  • こころ
  • 対談

前篇 『ボヴァリー夫人』は「吉本新喜劇」……

名前は知っているけれど、読んだことのない本 津村 名前は知っているけれど、中身のよくわからない本を読んでみるというのが『やりなおし世界文学』の始まりで、「本の時……

文学は予言する
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  • 世の中のうごき
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第3回 文学に描かれてきた「舌を抜かれる……

(*本連載について) 「口封じ」というナラティブの武器  ここからは、実社会でのみならず文学においても、さまざまな形で抑圧されてきた女性やマイノリティの「声」につ……

川添愛×スージー鈴木「桑田佳祐の”ことば”を大解剖!」
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  • 対談

後編 桑田佳祐は言葉にモザイクをかける

(前回の記事へ) 濡れた桑田佳祐の造語 スージー まずはサザンの代表曲である「いとしのエリー」の歌詞を見ていきましょう。 スージー 前編でも少し触れましたが、これ……

川添愛×スージー鈴木「桑田佳祐の”ことば”を大解剖!」
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前編 世界一マニアックな「勝手にシンドバ……

「恋人がサンタクロース」問題 スージー 音楽評論家のスージー鈴木です。私が今年6月に上梓した『桑田佳祐論』(新潮新書)は、桑田佳祐の歌詞を詳しく分析したものです。……

北島三郎論 艶歌を生きた男
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第3回 在地音楽への道――「アメリカには……

なぜ北島三郎なのか  前回私は、1960年代後半以降の新左翼的な思潮を背景に五木寛之が定式化した、「日本人の、弱さや、貧しさや、哀しさや、おろかさ」の表現としての艶……

小林秀雄賞
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第21回(2022年度)小林秀雄賞 受賞……

 8月25日午後、一般財団法人 新潮文芸振興会と新潮社の主催による「小林秀雄賞」「新潮ドキュメント賞」選考会がオークラ東京にて行なわれ、受賞作品が決定しましたので、……

文学は予言する
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  • 世の中のうごき
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第2回 女性と子どもにとってのリアルなデ……

(*本連載について) SFから日常へ――ディストピアの曲がり角  ここで、ディストピアとSFの関係に少し触れておきたい。  ディストピア文学はもともと未来を舞台にするこ……

北島三郎論 艶歌を生きた男
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第2回 ひとりぐらいはこういう馬鹿が

第1回はこちら 承前:連載の意図  本連載で私が試みるのは、演歌(というよりここはあえて「艶歌」と表記したい)を、「北島三郎的なもの」として再想像、もっといえば再……

北島三郎論 艶歌を生きた男
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  • 評論

第1回 俺がやらなきゃ誰がやる

音楽学者、北島三郎に挑む  これから北島三郎について論じる。  いうまでもなく北島三郎は、現在日本で活動する演歌歌手のなかでおそらく最も有名な、そして圧倒的に「大……

文学は予言する
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第1回 ディストピア文学はなぜ長年流行し……

*本連載について  わたしは翻訳業と並行して、2000年頃から新聞や雑誌で書評の執筆を始めましたが、気づいたら、書評や評論のほうが仕事の大部分を占めるようになってい……

東畑開人『なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない』書評
  • こころ
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  • 内容紹介

荒海に小舟の時代に

東畑開人『なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない』 2022/03/16 公式HPはこちら。  多くの編集者は、あとがきから本を読む、と思う。少なくとも私はそうだ。ど……

水野良樹×柴那典「ヒットは難しいけれど」
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  • 対談

『犬は歌わないけれど』&『平成のヒット曲……

(前回の記事へ) ヒット曲=オルゴールになる歌 柴 水野さんの『犬は歌わないけれど』(新潮社)を読んで、強く印象に残ったのは印税について書かれたところです(「印税……

水野良樹×柴那典「ヒットは難しいけれど」
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  • 対談

『犬は歌わないけれど』&『平成のヒット曲……

時代を超えた『世界に一つだけの花』 水野 柴さんの『平成のヒット曲』(新潮新書)では、1989年から2019年まで平成の30年間、それぞれの年にヒットした曲や話題になった……

川添愛×高野秀行「知れば知るほどわからない! 言語探偵、「ことば」の不思議に迫る」
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後編 「は」か、「が」か?――それが問題……

(前回の記事へ) 川添愛『ふだん使いの言語学』 2021/01/27 公式HPはこちら。 「語彙」に厳しくても「文法」には寛容な人々 川添 人が「その日本語はおかしい」と言って……

川添愛×高野秀行「知れば知るほどわからない! 言語探偵、「ことば」の不思議に迫る」
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前編 「正しくない」方が面白い!?

「納豆(ナットウ)」には方言がない 川添  (画面に高野さんが映るなり)ああ、高野さんだ……! はじめまして、きょうは対面でお会いできれば嬉しかったんですけれど。あ……

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考える人とはとは

 はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう―。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか―手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

「考える人」編集長
金寿煥


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