シンプルな暮らし、自分の頭で考える力。
知の楽しみにあふれたWebマガジン。
 
 

「まなぶ」一覧

おかぽん先生青春記
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  • こころ
  • 思い出すこと
  • エッセイ

大学教員になる

 俺の情熱的な公募書類と34歳にしては充実した研究業績のおかげで、千葉大学は俺を面接に呼んでくれた。正確には呼んでくれたのは千葉大学ではなくHM先生とST先生である。……

ふしぎな中国語――日本語からその謎を解く
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  • こころ
  • エッセイ

第5回 日本語の漢字音と現代中国語音の関……

昔の中国語の発音  私の研究室があるお茶の水女子大学の建物は、だいぶ老朽化が進んでいる。特に授業の行われる教室が並ぶ3階はなぜか吹きさらしになっており、ひときわ傷……

小林秀雄賞
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第20回(2021年度)小林秀雄賞 受賞……

8月26日午後、一般財団法人 新潮文芸振興会の主催による「小林秀雄賞」「新潮ドキュメント賞」選考会がオークラ東京にておこなわれ、小林秀雄賞受賞作品が決定しましたので……

ふしぎな中国語――日本語からその謎を解く
  • まなぶ
  • こころ
  • エッセイ

第4回 ピンインは如何にしてできたか

尚古主義にもとづく注音字母  中国語は漢字で表記されるが、漢字を見ただけではどのように発音するかよくわからない。そこで使われているのがピンイン(拼音と書く)で、……

ふしぎな中国語――日本語からその謎を解く
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  • こころ
  • エッセイ

第3回 日本語とまぎらわしい簡体字

厄介な「まぎらわしい漢字」  前回は簡体字の簡略化システムについて紹介した。初学者は、見慣れない字形にとまどうところだ。とはいえ、日本語の漢字と大きく異なるもの……

おかぽん先生青春記
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  • くらし
  • エッセイ

大学教員への道

 そのようにポスドク第3ラウンドに入った俺は、来る日も来る日も実験していた。右脳または左脳の一部を損傷したジュウシマツの歌聞き分け能力に関する実験だ。ジュウシマ……

萩尾望都 聞き手・構成 矢内裕子 『私の少女マンガ講義』試し読み
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  • 評論

「どんなふうにマンガを描いているのでしょ……

萩尾望都『私の少女マンガ講義』 2021/06/24 公式HPはこちら。 描くペース  ――次にイタリアでの講演後に行われた質疑応答の中から印象的だった質問を念頭におきながら、萩……

ふしぎな中国語――日本語からその謎を解く
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  • こころ
  • エッセイ

第2回 簡体字はどのように簡略化されてい……

簡体字には法則がある  高校生の時に中国語を学び始めたころ、簡体字がぜんぜん読めないのに面食らった。なんとか楽をして覚えたいので、法則性を知りたいと思ったものだ……

ふしぎな中国語――日本語からその謎を解く
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  • こころ
  • エッセイ

第1回 簡体字ができるまで

はじめに  日本にとって、中国語は縁の深い言語である。「漢文」(古典中国語)はかつて、必須の教養であった。  しかし、「漢文」が教養とされた時代は過ぎ去り、中学・……

おかぽん先生青春記
  • まなぶ
  • エッセイ

ポスドク第3ラウンド

 ポスドクを2ラウンドやり、もう後がないと情緒不安定に陥っていた俺だが、ぎりぎりのところで次のポスドクの職にありつくことができた。ダウン寸前にゴングが鳴ったよう……

猪木武徳『社会思想としてのクラシック音楽』試し読み
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  • まなぶ
  • 評論

音楽はなぜリベラル・アーツに含まれたのか

音楽は「生の根幹」に結びついている  音楽は、少し贅沢な、余った時間の娯楽だとみなされることがある。確かに気持ちに余裕が生まれれば、ふと音楽が聴きたくなるものだ……

おかぽん先生青春記
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  • エッセイ

博士研究員と余剰博士

 紆余曲折の末、俺は人生で3か所めのポスドクを、母校の慶応義塾大学でつとめることになった。給与をもらう境遇はありがたかったが、先が見えないのは厳しかった。当時、……

おかぽん先生青春記
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  • エッセイ

ポスドクは続くよいつまでも

 1993年春、紆余曲折の末、俺はまだポスドクであった。つげ義春の「李さん一家」みたいだな。「この奇妙な一家がそれからどこへ行ったかというと……実はまだ二階にいるので……

おかぽん先生青春記
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ポスドク恨み節

 さて俺は、大学助手(現在は助教)になるための面接を終え、衝撃の事実を知り、飲めない酒を飲み、「酒と泪と男と女」をうたいながら帰路に向かったのであった。なお、こ……

名ぜりふで読み解く日本史
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第7回 真田信繁への「寝返り工作」の真相

創られた「幸村」像  NHK大河ドラマ『真田丸』で示されたように、一般に真田幸村と呼ばれてきた男の本名は「真田信繁」である。『真田丸』では、大坂入城後の信繁が「……

おかぽん先生青春記
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  • エッセイ

ポスドク蟻地獄

 つくばの研究所で研究をつづけながらも、俺は時々悪夢を見た。もがいてももがいても逃げ出すことができない穴に俺は落ちてしまっている。四つん這いで登ろうとしても、手……

名ぜりふで読み解く日本史
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第6回 「本能寺の変」の原因は「森蘭丸」……

森蘭丸と細川ガラシャの奇縁  豊臣秀吉を主人公とした戦前の歴史小説に、矢田挿雲の『太閤記』がある。今では知っている人も少ないだろうが、当時はたいへんな好評を博し……

やりなおし世界文学
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  • ことば
  • エッセイ

(最終回) フレイザーとパーティを組んで……

 年末からなんだかものすごく疲れていて、年賀状は一通も書いていないしメールでの年始のあいさつすらほとんどしていない。ずっとぼーっとしている。理由はわかっている。……

ドミニク・チェン×全卓樹「共同体をつくる科学の言葉」
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共同体をつくる科学の言葉 (後篇)

(前篇へ) 「Twitterはインテリのパチンコである」 全 いまのSNSは、コンシューマリズム(消費主義)が徹底してしまって快適から程遠いですね。いまからでも、ちょうどモ……

ドミニク・チェン×全卓樹「共同体をつくる科学の言葉」
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  • 対談

共同体をつくる科学の言葉 (前篇)

ドミニク(以下「ド」) 今回は、『銀河の片隅で科学夜話』での第3回八重洲本大賞の受賞、おめでとうございます。 全卓樹(以下「全」) ドミニク先生こそ、『未来をつく……

やりなおし世界文学
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  • エッセイ

(25) 謎のナゾベーム――シュテュンプ……

 「尾が四メートルある。屁で持ち上げて果実を採る」。なんなんだこのメモは。ハラルト・シュテュンプケの『鼻行類』におけるナゾベーム類についての記述だ。説明しても未……

名ぜりふで読み解く日本史
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第5回 黒田長政は本当に「啖呵」を切った……

司馬遼太郎が描いた名場面  良く知られているように、関ヶ原合戦の勝敗を決したのは、西軍(石田三成方)の小早川秀秋の裏切りである。そして一般には、秀秋は東軍(徳川……

おかぽん先生青春記
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沖縄で出会ったジュウシマツの"祖先"

 俺は小鳥の歌を研究しているので、いわゆるバードワッチャー(鳥見人)かと思われていることがある。この連載を読んでくれている方には、俺がどちらかと言うとオタク系イ……

名ぜりふで読み解く日本史
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第4回 敗軍の将・三成が見せた「大将の気……

『慶長軍記』の意外な好評価  石田三成。関ヶ原合戦で西軍の中心人物として、徳川家康ら東軍と戦い敗れた人物である。ゆえに江戸時代には、三成は豊臣秀吉の威を借る君側……

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考える人とはとは

 はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう――。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか――手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

「考える人」編集長
金寿煥


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