「こころ」一覧
-
-
- こころ
- まなぶ
- エッセイ
第7回 真田信繁への「寝返り工作」の真相
創られた「幸村」像 NHK大河ドラマ『真田丸』で示されたように、一般に真田幸村と呼ばれてきた男の本名は「真田信繁」である。『真田丸』では、大坂入城後の信繁が「……
-
-
- こころ
- くらし
- エッセイ
35 わが人生の映画ベスト10 その2
むかし見て感動したからというよりも、死ぬまでにあと1度、いや、できれば2度か3度は見ておきたい。それを基準に「ベスト10」をえらぶことにした、と前回の終わりに書い……
-
-
- こころ
- くらし
- エッセイ
ユーズド偏愛
小さい頃、洋服といえばお下がりでした。 あまり新しいものを買ってもらったことがありません。私服も、制服や学校で使うあれこれも。 少しは羨ましいなーと思うこともあっ……
-
-
- くらし
- こころ
- エッセイ
28. どこまでいっても夫婦は他人
一人になると、二人を感じる よかった、まだわたしたちは他人だ…… やまだないと先生の『西荻夫婦』をはじめて読んだのは、まだ二十三とかそこらのころだった。読んで……
-
-
- こころ
- くらし
- エッセイ
11. 開店準備に辣腕をふるう「自称コン……
店名の変更からスタッフの新規採用まで 前回、カフェでたまたま出会って知り合いになったカンボジア人男性のバンデスは、野党救国党の元国会議員だったことを書いた。初……
-
-
- くらし
- こころ
- エッセイ
第15回 2020年10月16日~202……
(登場人物一覧はこちら) 10月16日(金) 例によってまた間が空いている。まあ、そういうものだ。ほんとはもっとたくさん書きたいんだけど、仕事が忙しくてね。 「仕……
-
-
- くらし
- こころ
- ルポ
雲取山でテント泊を満喫する
みなさま、こんにちは! 日々野鮎美(27歳 会社員)です。 わたくし、”山ガール”ならぬ”単独登山女子”なんて名乗っていますが、要するに人見知りです……(?!)。 (私……
-
-
- こころ
- まなぶ
- エッセイ
ポスドク蟻地獄
つくばの研究所で研究をつづけながらも、俺は時々悪夢を見た。もがいてももがいても逃げ出すことができない穴に俺は落ちてしまっている。四つん這いで登ろうとしても、手……
-
-
- くらし
- こころ
- エッセイ
4.終わらないフジロック
私に相談なく、父が文鳥を飼い始めたのは2年前だ。鳥好きなのは知っていたが、まさかこの年から小鳥の飼育を始めるとは思いもしなかった。あわてて文鳥の平均寿命を調べ……
-
-
- こころ
- まなぶ
- エッセイ
第6回 「本能寺の変」の原因は「森蘭丸」……
森蘭丸と細川ガラシャの奇縁 豊臣秀吉を主人公とした戦前の歴史小説に、矢田挿雲の『太閤記』がある。今では知っている人も少ないだろうが、当時はたいへんな好評を博し……
-
-
- くらし
- こころ
- エッセイ
27. ひとくちにピンクと申しましても
あるときまでピンクは私の色だった。 父は青、母は赤、私はピンクで妹(ま)は黄。我が家の歯ブラシはその色分けと決まっていた。 歯ブラシだけにかぎらず洋服や身の……
-
-
- くらし
- こころ
- ルポ
丹沢入門! 三ノ塔までのショートハイキン……
みなさま、こんにちは! 日々野鮎美(27歳 会社員)です。 わたくし、”山ガール”ならぬ”単独登山女子”なんて名乗っていますが、要するに人見知りです……(?!)。 (私……
-
-
- まなぶ
- こころ
- 対談
共同体をつくる科学の言葉 (後篇)
(前篇へ) 「Twitterはインテリのパチンコである」 全 いまのSNSは、コンシューマリズム(消費主義)が徹底してしまって快適から程遠いですね。いまからでも、ちょうどモ……
-
-
- こころ
- くらし
- エッセイ
10. プノンペンのカフェで出会った老人……
相席を誘ってきた年配のカンボジア人、実はすごい人だった プノンペンにいるときは、店から歩いて10分ほどにあるゲストハウスに滞在していた。ゲストハウスの数軒隣には……
-
-
- こころ
- くらし
- エッセイ
影響アレルギー
2021年が始まりました。昨年が特殊な年だったので、今年は心が落ち着けるような明るい年にしたいですね。 私にとっても昨年は今までとは違う特別な一年となりました。 こう……
-
-
- まなぶ
- こころ
- 対談
共同体をつくる科学の言葉 (前篇)
ドミニク(以下「ド」) 今回は、『銀河の片隅で科学夜話』での第3回八重洲本大賞の受賞、おめでとうございます。 全卓樹(以下「全」) ドミニク先生こそ、『未来をつく……
-
-
- くらし
- こころ
今年はなかなか厳しい一年になるぞと
今年は私にとって厳しい一年になるぞと、年始から少しだけ憂鬱だ。 というのも、わが家の双子は春には中学三年生になる。つい先日、ようやく中学生になったと思ってい……
-
-
- こころ
- くらし
- エッセイ
9. 6人家族の長女で大黒柱、ちょっと不……
パンを食べたことのないスタッフにパン作りを教える 私の知人がプノンペンのイタリアンレストランを引き取ることになったのは前回書いた通り。 そこで働いていたスタッ……
-
-
- くらし
- こころ
- ルポ
中国地方の最高峰、大山を登る
みなさま、こんにちは! 日々野鮎美(27歳 会社員)です。 わたくし、”山ガール”ならぬ”単独登山女子”なんて名乗っていますが、要するに人見知りです……(?!)。 (私……
-
-
- くらし
- こころ
- エッセイ
3. 父の「できること/できないこと」
ジャマイカ出身の父親と、インド出身の母親を持つアメリカ人女性、カマラ・ハリスがアメリカの次期副大統領に選ばれることが確実になった。女性としてアメリカ史上初、し……
-
-
- こころ
- くらし
- エッセイ
8. びっくり! プノンペンの雇用事情
スタッフごと!? 知人が譲り受けた店舗物件 2018年、会社を辞める半年前に私をプノンペンに誘ってくれた知人は、市内にレストランを経営しているカンボジア人から店を引……
-
-
- こころ
- まなぶ
- エッセイ
第5回 黒田長政は本当に「啖呵」を切った……
司馬遼太郎が描いた名場面 良く知られているように、関ヶ原合戦の勝敗を決したのは、西軍(石田三成方)の小早川秀秋の裏切りである。そして一般には、秀秋は東軍(徳川……
MAIL MAGAZINE
とは
はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう――。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか――手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
「考える人」編集長
金寿煥

ランキング
「考える人」から生まれた本
ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号第6091713号)です。ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら