シンプルな暮らし、自分の頭で考える力。
知の楽しみにあふれたWebマガジン。
 
 

「こころ」一覧

山野井春絵「友達になって後悔してる」
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  • くらし
  • エッセイ

【書籍未収録エピソード特別公開①】友達は……

   「私を介して知り合った2人は、私をすっ飛ばしていつの間にか距離を縮めていきました」。  20代で友達2人と同時に距離を置いた経験を持つのは、専業主婦の志麻さ……

村井さんちの生活
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  • くらし
  • エッセイ

どこまでも広がる義父の妄想

  スポーツの日に、義父の面会に行ってきた。連休が始まった当初は、行く気はなかった。それでも秋の始まりの清々しい天気で気分が良かったこともあったし、施設の近所に……

ニューロダイバーシティ
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  • からだ
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6.相貌失認――顔を見分けるのが苦手

見えているけど判別できない  空港の到着ロビーでの出来事です。長期出張から帰ってきた女性を、出迎えの人々が待っています。その中には、30年連れ添った夫もいました。……

山野井春絵『友達になって後悔してる』試し読み
  • くらし
  • こころ
  • 内容紹介

【試し読み】はじめに もう友達なんていら……

さようなら、美しきママ友よ  いつからか、彼女からのLINEの返信は遅れがちになった。おやなんだか様子がおかしいな、と気づいたころには、もう手遅れだったと思う。……

村上春樹『夏帆 The Tale of KAHO』書評
  • まなぶ
  • こころ
  • 評論

母親とのつながり、そしてエロスのゆくえ

夏帆は本当に「主人公」なのか?  村上春樹の新作『夏帆』には、これまでのモチーフを受けつつも、新しい興味深い展開が見られる。村上春樹についてこれまで2冊の著書を世……

「答え」なんか、言えません。
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  • くらし
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二十五、68年目の母子手帳

 母親が亡くなった。あと1か月で96歳というところだったので、まずは天寿と言ってよかろう。  しかも、亡くなったのは、私の住職寺の大きな盆行事を終えた直後で、東京経……

村井さんちの生活
  • こころ
  • くらし
  • エッセイ

実はまた入院してました

 最初に書きますが、心臓病に関する記述を読むと不安になる方は、読まない方がいいかもしれないです!(怖いことは書いてないけど) ここで引き返してください!  私自……

ニューロダイバーシティ
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  • 評論

5.アファンタジア――頭にシーンが浮かば……

なぜ脳内で「リンゴ」が思い浮かばないのか?    目を閉じて、真っ赤なリンゴを思い浮かべてください。頭の中には今、何が見えていますか。光沢のある赤い皮、少し歪……

「答え」なんか、言えません。
  • こころ
  • くらし
  • エッセイ

二十四、無力の力

 曹洞宗の僧侶として、道元禅師と並んで世上有名なのは、良寛和尚(1758‐1831)だろう。和尚が道元禅師の門下であることを知る人も、そう多くあるまい。  その独特の書を……

村井さんちの生活
  • こころ
  • くらし
  • エッセイ

実家の掃除では、コレをしろ!

 義実家の片付けを本格的にスタートさせた。満を持して、という感じだ。  義父母がそれぞれグループホームに入居して、あっという間に一年近くが経過した。その間に、義……

小林秀雄賞
  • こころ
  • ことば
  • 評論

第25回(2026年度)小林秀雄賞 受賞……

 2026年8月27日午後、一般財団法人 新潮文芸振興会と新潮社の主催による「小林秀雄賞」「新潮ドキュメント賞」選考会がオークラ東京にて行なわれ、受賞作品が決定しました……

ニューロダイバーシティ
  • こころ
  • からだ
  • 評論

4.ミソフォニア――周囲の音が気になる

音嫌悪症  夕食の席で、向かいに座る家族がスープをすすっています。ごく当たり前の光景です。ところが、あなたの脳はそうは受け取りません。その「ズズッ」という音が耳……

ロビンソン酒場漂流記
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  • こころ

第20夜 橋を渡れば南の島系ロビンソン

    久しぶりのロビンソン酒場行。お馴染みの連れ、Mさんとの約束の日、私は午後4時に京浜急行の京急鶴見駅で待ち合わせることにした。改札を出てしばらくの後、何本……

「答え」なんか、言えません。
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  • エッセイ

二十三、戦後への痛憤――W先生の遺言

 W先生は、高名な国際政治学者で、今年は没後30年に当たる。先生は、学問的業績もさることながら、1970年代の初め、戦後一貫して外国が施政権を持っていた地域の、その施……

村井さんちの生活
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  • くらし
  • エッセイ

義母の「助けて」が離れない

 先日、義母に受診が必要になり、付き添ってきた。ものすごく大変だったので(受診後二日ぐらい使い物にならなかった)、可能な範囲で報告したい。  ここ数か月、義母は……

ニューロダイバーシティ
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  • 評論

3.ディスプラクシア――ガサツだと言われ……

発達性協調運動症  書く字が汚い。食べ物をこぼして服を汚す。跳び箱が跳べない。ものをよく壊す。手や足を壁や机にぶつける。「なぜこんなに簡単なことが、自分にはでき……

講談師とドキュメンタリー監督が考える「伝える力」
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【後編】「コンプラ社会」で伝統文化を伝え……

「もっと〝死〟に向き合いたかった」 伯山 新刊『それでも息子を日本の小学校に通わせたい』の中で、小学校は日本の公立、中学からはインターナショナルスクールというご……

講談師とドキュメンタリー監督が考える「伝える力」
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  • 対談

【前編】AI時代に伝えたい「生身の人間」……

山崎 みなさんこんにちは。普段はドキュメンタリー監督をしていて、こういった場で話をさせてもらうことも多いので、あまりもう緊張しなくなってきたんですけど、今日はさ……

「答え」なんか、言えません。
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二十二、危うい湖

 ここ最近は、戦争や紛争、天変地異の頻発するご時世だが、例の「インバウンド」と呼ばれる動向は、思ったほどの影響を受けていないらしく、どこに行っても、それなりの数……

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子育てのゴール、どう考える? 「マニュア……

ドキュメンタリーとバラエティ―― 「仕掛ける」か「待ち続ける」か 鈴木:制作の話を、もっと深く伺いたいな。山崎さんの映画を観ていて一番驚くのは、その「引いた視点」と……

村井さんちの生活
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義実家の片付け、いよいよスタート!

 最近、グループホームに入居している義父から頻繁に電話が入るようになった。本人はケータイを持っていないので、義父担当の職員さんに頼みこんで、私に連絡をいれてくる……

ニューロダイバーシティ
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2.左右盲――右と言われて左に曲がる

  「次の信号、右に曲がって!」。助手席の友人にそう言われた瞬間、手がフリーズする。頭の中で「右」という音が聞こえてはいる。でも、どちらへ動けばいいのか、一……

「答え」なんか、言えません。
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二十一、ヒーローは「仕方なく」戦う

 国産テレビアニメの草分けと言うべき、「鉄腕アトム」と「鉄人28号」が初放映されたのは、私が4歳の時で、文字どおり白黒テレビに噛り付くようにして、見ていた。  これ……

村井さんちの生活
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義母の友、遠方より来たる

 GWに義母の幼なじみで親友のYさんが、グループホームに入居している義母に会うため、和歌山県からやってきた。Yさん長女とその夫、そして長男が彼女に付き添っていた。私……

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考える人とはとは

 はじめまして。2026年7月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、松本太郎と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただき、ありがとうございます。

 2002年7月4日、季刊誌「考える人」が創刊されました。

 目次には当代随一の執筆陣がずらりと並び、B5判240ページの誌面の隅々から知の香りが立ちのぼってくるかのようでした。

 当時、入社3か月の営業部員だった私は、見上げるような思いで手に取り、発売日には編集長の松家仁之さんと創刊のご挨拶のために書店にうかがいました。

 まだ書店訪問にも慣れておらず、編集長ともほぼ初対面の中、次のお店の約束の時間に間に合うだろうかと時計ばかりが気になって、終始、そわそわしていました。そんな私に松家さんがやわらかな笑顔で接してくれたこと、そして、新雑誌の門出を祝うようなすっきりと晴れた一日だったことを覚えています。

 あれから四半世紀が過ぎ、ウェブマガジンとして衣替えした今でも、創刊時に掲げられた「Plain living, high thinking(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という言葉は古びていません。AIに尋ねれば瞬時に答えが返ってくる時代だからこそ、それらしい言葉に飛びつくのではなく、自分の頭で考え、心の声に耳を澄ませることの大切さは増しているように感じます。

 創刊号には、養老孟司さんのロングインタビューが掲載されています。養老さんはその中で、恩師である中井準之助先生の口癖だった「人の心がわかる心を教養という」という言葉を紹介しています。

 読んだ瞬間に立ち止まり、さまざまな思いが湧き上がってくるような文章に、楽しみながら出会える場であり続けたいと思っています。

「考える人」編集長
松本太郎


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