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「音楽」一覧

戦争と音楽
  • こころ
  • 世の中のうごき
  • 対談

前編 音楽家は「時代の予兆」を表現するピ……

反復する歴史 吉田 今日はこんなに大勢の方に集まっていただいて、本当にありがとうございます。  岡田暁生さんと片山杜秀さんのお二人は、言うまでもなくクラシック音楽……

戦争と音楽
  • こころ
  • 世の中のうごき
  • 対談

後編 ウクライナ戦争における「音楽的事件……

(前編はこちらから) リュビモフの「命がけの音楽」 岡田 さて、今ロシアとウクライナの音楽シーンで何が起きているのか、ネット上で拡散された2つの動画を参考にしなが……

錦織一清『少年タイムカプセル』試し読み
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  • エッセイ

錦織一清『少年タイムカプセル』試し読み

錦織一清『少年タイムカプセル』 2023/3/1 公式HPはこちら。 はじめに――小さな町の小さな家  高気圧が張り出した真夏の河川敷に、鉄橋を渡る電車の音が、下町の夏休みを演……

川添愛×スージー鈴木「桑田佳祐の”ことば”を大解剖!」
  • ことば
  • まなぶ
  • 対談

後編 桑田佳祐は言葉にモザイクをかける

(前回の記事へ) 濡れた桑田佳祐の造語 スージー まずはサザンの代表曲である「いとしのエリー」の歌詞を見ていきましょう。 スージー 前編でも少し触れましたが、これ……

川添愛×スージー鈴木「桑田佳祐の”ことば”を大解剖!」
  • ことば
  • まなぶ
  • 対談

前編 世界一マニアックな「勝手にシンドバ……

「恋人がサンタクロース」問題 スージー 音楽評論家のスージー鈴木です。私が今年6月に上梓した『桑田佳祐論』(新潮新書)は、桑田佳祐の歌詞を詳しく分析したものです。……

北島三郎論 艶歌を生きた男
  • まなぶ
  • ことば
  • 評論

第2回 ひとりぐらいはこういう馬鹿が

第1回はこちら 承前:連載の意図  本連載で私が試みるのは、演歌(というよりここはあえて「艶歌」と表記したい)を、「北島三郎的なもの」として再想像、もっといえば再……

北島三郎論 艶歌を生きた男
  • まなぶ
  • ことば
  • 評論

第1回 俺がやらなきゃ誰がやる

音楽学者、北島三郎に挑む  これから北島三郎について論じる。  いうまでもなく北島三郎は、現在日本で活動する演歌歌手のなかでおそらく最も有名な、そして圧倒的に「大……

水野良樹×柴那典「ヒットは難しいけれど」
  • ことば
  • 世の中のうごき
  • 対談

『犬は歌わないけれど』&『平成のヒット曲……

(前回の記事へ) ヒット曲=オルゴールになる歌 柴 水野さんの『犬は歌わないけれど』(新潮社)を読んで、強く印象に残ったのは印税について書かれたところです(「印税……

水野良樹×柴那典「ヒットは難しいけれど」
  • ことば
  • 世の中のうごき
  • 対談

『犬は歌わないけれど』&『平成のヒット曲……

時代を超えた『世界に一つだけの花』 水野 柴さんの『平成のヒット曲』(新潮新書)では、1989年から2019年まで平成の30年間、それぞれの年にヒットした曲や話題になった……

たいせつな本 ―とっておきの10冊―
  • こころ
  • まなぶ
  • エッセイ

音楽のように心に共鳴する10冊

(14)編集者・木村元の10冊

 突然だが、みなさんは「音楽書」というものを読んだことがおありだろうか。厳密には「音楽書籍」といったほうがいいのかもしれない。平たくいえば「音楽について書かれた……

小林秀雄賞
  • こころ
  • まなぶ
  • 評論

第20回(2021年度)小林秀雄賞 受賞……

8月26日午後、一般財団法人 新潮文芸振興会の主催による「小林秀雄賞」「新潮ドキュメント賞」選考会がオークラ東京にておこなわれ、小林秀雄賞受賞作品が決定しましたので……

村上RADIO
  • こころ
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  • エッセイ

明るいあしたを迎えるための音楽 2

(PART1はこちら) 医療現場で働く方々に感謝を 10. Eric Clapton: Smile  村上RADIO。今夜は僕、村上春樹が自宅の書斎からステイホームでお届けしています。エリック・ク……

村上RADIO
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  • エッセイ

明るいあしたを迎えるための音楽 1

村上RADIO特別編「ステイホームスペシャル」  こんばんは、村上春樹です。  村上RADIO、いつもは二ヶ月に一度のペースでやっているんですが、今日は臨時の枠をもらって、……

平成ベストテン
  • こころ
  • エッセイ

平成アートベストテン

 この手の企画は、とかく枕詞がつくものだが、紙幅も限られているので、すぐに始めよう。以下、10項目を挙げる。原則、時系列で。  1・新世代の美術家の登場。平成の前……

平成ベストテン
  • こころ
  • エッセイ

平成Jポップベストテン

 「Jポップ」の歴史と「平成」という時代は、ほぼ重なっている。一九八八年十月一日に開局したFMラジオ局J-WAVEが、洋楽リスナー(同局は当初洋楽専門だった)の耳でも聴……

平成ベストテン
  • こころ
  • エッセイ

平成クラシックベストテン

 平成はポスト・モダンが徹底された時代だった。そこでは芸術を担うご立派な近代的個人が立場を失ってゆき、何もかもがキッチュに取って代わっていった。その意味での日本……

おかぽん先生青春記
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  • こころ
  • エッセイ

そして、あの頃の歌たち

 僕らのギター部はあくまで「クラシカルギター・クラブ」だったから、ナイロン弦を張ったなで肩のギターを持ちより、18-20世紀初頭までに作られた曲の合奏や独奏をするの……

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私の心の奥にもある女心と、遥かな平安の時……

 林真理子さんによる「源氏物語」の現代訳です。  登場人物の1人、六条御息所の一人語りという形で物語は綴られていきます。既にこの世から去っている六条御息所の目と……

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私はいつも服によって助けられ、こうして今……

 作者のアイリーン・ベッカーマンさんは、人生で着てきたほとんどすべての服を記憶していて、それをイラストに描き、その時々の思い出をエッセイとして書き添えている。N.……

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そこに流れる言葉は独立した〈詩〉ではなく……

 何かワケありの〈男〉が街を歩いている。  それなりに歳を重ねていて、それなりに人生に草臥(くたび)れている。〈男〉は一歩また一歩と歩みを進め、それから、過去に……

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音楽とは不思議なもので時に人の人生を変え……

 音楽とは不思議なもので時に人の人生を変えてしまうものである。  まさに僕もその一人であり、小学生の頃に父が好きで聴いていたレコードがこのエリック・クラプトンと……

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一生の中で何を学び、何を糧にして生き、何……

Vo.ASAGI 「聖書」 Gu.Ruiza 「鋼のメンタル」百田 尚樹/著 Gu.HIDE-ZOU 「燃えよ剣」司馬 遼太郎/著 Ba.Tsunehito 「CAROL(キャロル)」木根 尚登/著 Dr.HIROKI  [……

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あぁ、この物語は、空想の物語であるのに、……

 幼い頃、人見知りが激しかったため、1人で過ごす時間が多かった。でも、部屋で遊ぶのはキライで、外に出て現実と空想の中、ぐるぐる遊んだ。  目についた虫や動物の目線……

おかぽん先生青春記
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親父とギターと発情と

 慶應義塾大学の教養課程は、日吉(神奈川県)にある。東横線は、今では地下に潜ってしまったが、俺が大学生だったころは、渋谷の地上にあった。俺は恵比寿から中目黒まで……

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考える人とはとは

 はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう―。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか―手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

「考える人」編集長
金寿煥


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