「くらし」一覧
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死んだら「無」なのか、それとも「霊魂」に……
「死生観」を考える この5月に新潮選書で『死にかた論』という本を出版した。といっても偉人奇人凡人の「死にざま」の研究書というわけではないし、ご臨終の心構えなどと……
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17. バイトふっき
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第4回 日本は戦争に勝った! 戦勝デマが……
(前回の記事へ) 第八章 終戦と戦勝デマ 前出の『吉川精神』に書かれていた「大東亜への帰還」は、多くの日本移民にとっての悲願ですから、共感する人も多く、『臣道聯……
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第3回 日米開戦、「敵性国」となったブラ……
(前回の記事へ) 第五章 戦時下の弾圧 第二次世界大戦が始まった時点では旗色をはっきりさせていなかったヴァルガス政権も、日米開戦翌月の1942年1月には、連合国陣営……
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12.我慢と焦燥の夏
さて、困った。書くことがない。父とは1か月以上会えておらず、目立った進捗もほとんどないのだ。 本来なら、7月半ばにお盆の墓参りに行くのが我が家の恒例。しかし、……
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第2回 ブラジルに夢を求めて移住した日本……
(前回の記事へ) 第二章 ブラジルへの移民の始まり 第一章でも書いたように、〝ブラジル勝ち負け抗争〟は終戦をきっかけにしていますが、それ以前から日本移民がブラ……
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26. 日本大好き青年が見る夢とアフター……
ビボルが目指すスタッフ改革――元気な挨拶と「報・連・相(ほうれんそう)」 店でいまや通訳係兼スタッフ統括のようになっているビボルは、広島の会社で電気工事の技能実……
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きょうだいの手紙
先日、どうにもこうにも仕事が手につかないので、エクササイズを兼ねて家の大掃除をした。だいたい、仕事が手につかないときは、外に出てウォーキングなんてポジティブな……
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言葉を取り戻す旅へ(最終回)
菅首相が退陣するという。前首相の時代から、私は言葉の意味の軽さについてずっと考えている。桜を見る会の疑惑追及では、「募ってはいるが募集はしてない」という謎の表……
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ずっと不思議な人だった。
記憶をたくさん貯め込んで 中野 『ツボちゃんの話 夫・坪内祐三』はすぐに読んで、「佐久間さん、よくぞお書きになりました!」と感心したのよ。生きている坪内さんが目……
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25. 心を鬼にして……「さらば、スレイ……
不器用で不甲斐ないのに家族を支える彼女を、どうにか助けたかった 毎朝、菓子パンを届けるカフェの仕事はまったくの赤字ではあるが、いろんな経験ができるという意味で……
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11.心と体重をすり減らし
なにをどう頑張っても父の体重が増えない。むしろ少しずつ減っていく。これから梅雨がきて夏がきて、老人でなくとも体力が削がれがちになるというのに。 体格を表す指……
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24. われらオオサカベーカリー の「……
「甘いパン」のトラウマ ある日、私の友人バナリーが、「友人が経営しているカフェに、オオサカベーカリーの菓子パンを置いてくれるかも」と連絡をくれた。経営者は30代……
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第2回 「いのちの現場」はどこにあるのか
(前回の記事へ) コロナ禍が生んだ「科学という名の宗教」 與那覇 前半で議論したように、日本のコロナ対策にはパチンコや居酒屋の狙い撃ちなど、少し調べるだけでも「お……
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第1回 パチンコと居酒屋と「共感格差」
西村コロナ担当相は「悪人」なのか? 與那覇 今年、私はジュンク堂書店池袋本店で「與那覇潤書店」という“書店内の個人書店”を出しています(9月5日まで)。今回は関連イ……
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“最終”報告、という暴力
3月6日、スリランカ出身のウィシュマ・サンダマリさんが、名古屋出入国在留管理局で亡くなってから、5ヵ月以上が経った。8月10日、入管庁は「最終報告書」を公表したもの……
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23. いよいよ新店舗で再始動!
日本好きな助っ人ビボル登場 フンセン首相に解党させられた野党の国会議員だったバンデスの自宅から出て、フンセン側の選挙管理委員会で働く公務員の自宅一階を借りた新……
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16. 居場所探しの日々
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義父母、ショートステイに行ってみる
義理の両親のコロナワクチン接種が無事終了し、ひと安心といったところだが、そうそう長い間ほっとしているわけにもいかない。車がなければ生活が成り立たない田舎に住む……
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10.生きるとか死ぬとかワクチンとか
5月上旬。ワクチン接種のお知らせが父のもとに届いた。ああ、ようやく。3月下旬あたりから毎日尋ねていたのだが、「来てない」の一点張りだった。同居していないので、本……
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大学教員への道
そのようにポスドク第3ラウンドに入った俺は、来る日も来る日も実験していた。右脳または左脳の一部を損傷したジュウシマツの歌聞き分け能力に関する実験だ。ジュウシマ……
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22. 大切な友人・バナリー一家が日本に……
「カンボジア人の多くは、精神的に病んでいるはずだ」 働きながら7年かけて大学を卒業後、オーストラリア人が経営していたファッションデザイン会社に就職したバナリーは……
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人生に夜があるように
横田南嶺、細川晋輔、藤田一照、阿純章、ネルケ無方、露の団姫、松島靖朗、白川密成、松本紹圭、南直哉『不要不急 苦境と向き合う仏教の智慧』 2021/07/19 公式HPはこちら……
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「JAPANESE ONLY」という言葉
赤坂エクセルホテル東急が、館内のエレベーター前にそれぞれ「日本人専用(Japanese Only)」「外国人専用(Foreigner Only)」と掲示していたことが報じられた。ホテル……
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MAIL MAGAZINE
とは
はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう――。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか――手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
「考える人」編集長
金寿煥
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「考える人」から生まれた本
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