「くらし」一覧
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後編 風から聞いたきれぎれの物語
(前回の記事へ) 「生前の死」にさかのぼる時間感覚 今福 もうひとつ『小箱』の中の一節で、印象に残ったところなのですが、乳母車が出てきます。これも小箱の一種なんで……
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中編 「小さい」という世界
(前回の記事へ) でこ、ぼこ、きなきな、こけし 今福 デクノボーという言葉は、あの「雨ニモマケズ」に使われているので、賢治について考えるためのキーワードのようにな……
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第1章 謎のアフリカ納豆
(プロローグに戻る) 1.幼なじみとイスラム過激派 「秀(ひで)ちゃん、ダワダワの製造農家取材、9月の下旬に行ってきま~す。西アフリカ共通のうま味調味料ということが……
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プロローグ
私の人生の裏で糸を引く怪しいやつがいる。それは納豆だ。 納豆の恐ろしい魔の手に私が気づいたのは、大学を卒業し、東南アジア方面へ行くようになってからだ。タイ北……
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前編 デクノボーは「言葉以前の人」
『ヘンリー・ソロー』と『小箱』のつながり 今福 僕の『宮沢賢治 デクノボーの叡知』は昨年9月末に出ましたが、ちょうど同じ頃に、小川さんの久しぶりの長編小説『小箱……
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「シンボル化」ではなく、共に歩むこと
香港の現地紙の創業者である黎智英氏や、民主化運動で声をあげてきた周庭さんたちが国家安全維持法違反の疑いで逮捕され、日本でも大きく報じられた。私自身もはらはらと……
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残暑見舞いに一句
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お盆さんの安倍川餅
山梨県塩山
7月の初めに奥秩父の前衛峰に行った帰りに山梨県甲州市の塩山(えんざん)のスーパーに寄ると、入ってすぐのところにお盆用品の特設コーナーがあった。盆ござだのおがらだ……
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そっくり
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音声翻訳
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「外出自粛」で気づいた、大切なもの
新型コロナウイルスの感染拡大から3カ月近く。緊急事態宣言が解除になったものの、移動やイベントはいまだに、慎重に検討せざるをえない状況だ。これまで国内外、取材や……
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20. ダイエット・ア・ラ・モード
ダイエットをはじめてかれこれ20年近くになる。 しかし、一向に痩せる気配がない。それどころか年を追うごとに体重・体脂肪ともに右肩あがりの第二の成長期(俗に中年……
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「よりよいコミュニケーション」を考える映……
(前回の記事へ) 幸せは「操作主義」にはない 與那覇 私がお薦めする「よりよいコミュニケーションを考える映画」の二本目は、ラブ・コメディの『エターナル・サンシャイ……
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「よりよいコミュニケーション」を考える映……
「共有される文脈」で伝え方が変わる 與那覇 コミュニケーションの問題を考えるさいに、私たちの対談本では「ハイコンテクストとローコンテクスト」の二分法を使いました……
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仮説
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「病気を理解したい人」にお薦めの映画(後……
(前回へ戻る) 相手を「ジャッジ(judge)」してはいけない 與那覇 前回は、病気の人に対して「絶対にしてはいけない、悪い対応」を描いた映画を紹介してしまったので、……
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「病気を理解したい人」にお薦めの映画(前……
「うつ」を切り口に映画を見ると 與那覇 うつになって「よかった」と思うことは普通ないでしょうけれども、ぼくにとっての貴重な例外は「映画に出てくるうつ」がわかるよ……
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シッポ考
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江戸でも京都でもない、粋な和菓子
東京都神保町
神保町に行って甘いものを買いたいなと思ったときに必ず足が向くのは『さゝま』である。古本屋やスポーツ用品店や飲食店が雑然と建ち並ぶ靖国通りを駿河台下で曲がるとす……
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「病気から回復中の人」にお薦めの映画(後……
(前編へ) 「自己啓発」へのカウンター 與那覇 「病気から回復中の人」に薦めたい映画、私の二本目は、優れたホーム・コメディにしてロードムービーである『リトル・ミス……
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「病気から回復中の人」にお薦めの映画(前……
「明るい映画」がいいわけではない 與那覇 病気の人、特にうつの人に映画を薦めると聞くと、「ハッピーになれる」「元気が出る」みたいなタグが付いているポジティヴな作……
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ご相伴
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水ようかん食べ比べ
栃木県日光
水のきれいな地域は水ようかんがおいしい。福井の小浜、岐阜の大垣、埼玉の秩父、いずれも山が近く、湧き水が豊富で冬に寒く、空気の澄んだ土地柄である。町のなかを清冽……
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在宅勤務 2
ランキング
MAIL MAGAZINE
とは
はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう――。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか――手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
「考える人」編集長
金寿煥
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「考える人」から生まれた本
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