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「ことば」一覧

随筆 小林秀雄
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  • まなぶ
  • 思い出すこと
  • エッセイ

四十八 本居宣長の桜

 小林先生の「本居宣長」は、第一章に図版が入っている。今年は単行本の刊行から四十一年になるが、私は毎年、秋風が立ついまごろになると、あの図版の経緯を思い出す。 ……

「Q&A的 小説作法講義 ――『孤独の歌声』から『永遠の仔』『悼む人』、最新作『ペインレス』まで」
  • ことば
  • インタビュー

第5回 表現者としてのあり方

(前回はこちら) 学びと各芸術の役割  映画、演劇の世界を若い頃に経験して、小説を書くようになったわけですが、そのあたりの事情を知っている方から各表現の違いについ……

「Q&A的 小説作法講義 ――『孤独の歌声』から『永遠の仔』『悼む人』、最新作『ペインレス』まで」
  • ことば
  • インタビュー

第4回 小説にリアリティはどこまで必要か

(前回はこちら) 小説に取材は必要か  取材はもちろん必要です。できる限り、現場に立つ、というのが私の主義です。が、それは舞台となる場所の実際のスケールや, 位置関……

「Q&A的 小説作法講義 ――『孤独の歌声』から『永遠の仔』『悼む人』、最新作『ペインレス』まで」
  • ことば
  • インタビュー

第3回 創作以前の妄想

(前回はこちら)  いただいた質問の中に「もし1週間登場人物になれるなら、万浬と森悟とどっちになりたいですか」という質問と、「亜黎(あれい)という万浬の前の世代の……

「Q&A的 小説作法講義 ――『孤独の歌声』から『永遠の仔』『悼む人』、最新作『ペインレス』まで」
  • ことば
  • インタビュー

第2回 小説のテーマ、ストーリー、キャラ……

(前回はこちら) 痛みのない世界を想像する 『ペインレス』に登場する、心に痛みを感じない人物というのは実在せず、あくまで仮定だと申しました。  そもそもの始まりは……

最後の読書
  • ことば
  • エッセイ

17 貧乏映画からさす光 その2

 1953年に、北原怜子さとこの『蟻の街の子供たち』と松居桃楼とうるの『蟻の街の奇蹟』という2冊の本が、あいついで刊行された。  そして1958年、北原の死の直後に、あ……

往復書簡「小説⇔演劇」解体計画
  • ことば
  • 対談

(3) 「わかる/わからない」を超えるお……

松原俊太郎→滝口悠生 ご返事、ありがとうございます。 京都は異常な暑さも一段落してここ最近は少し涼しさも感じるようになって、まだまだ夏よ終わってくれるなという気分……

随筆 小林秀雄
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  • 思い出すこと
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四十七 「しんこ」と「あなご」

 小林先生の夏の楽しみは、まずは六月、京都・平野屋の鮎に始まり、次いでは八月、東京湾の「しんこ」だった。  「しんこ」というのは鮗(このしろ)の幼魚で、大きさは……

亀のみぞ知る―海外文学定期便―
  • ことば
  • 文学

(2)木の讃歌――リチャード・パワーズの……

 誰も聞いたことのない音楽を作ろうとした男の話である前作『オルフェオ』(2014、邦訳新潮社)が素晴らしかったので、もちろん本格的でない作品など一冊もない作家ではあ……

にがにが日記―人生はにがいのだ。
  • くらし
  • ことば
  • エッセイ

第7回 2018年8月5日〜8月24日

(登場人物一覧はこちら) 8月5日(日)  そしてまた半月ぐらい空いていて、これではまるで夏休みのあほな子どもの日記の宿題みたいである。   夏休みのあほなおっさんの……

小林秀雄賞
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  • まなぶ

第17回(2018年度)小林秀雄賞 受賞……

8月23日午後、新潮文芸振興会主催による「小林秀雄賞」「新潮ドキュメント賞」選考会がホテル オークラにておこなわれ、小林秀雄賞受賞作品が決定しましたので、ここにお知……

往復書簡「小説⇔演劇」解体計画
  • ことば
  • 対談

(2) 小説と戯曲の「声」について

滝口悠生→松原俊太郎 先日の大雨では、京都もずいぶんな雨量だったようですが、お変わりなくお過ごしでしょうか。連日の猛暑も重なって、なんだか非常時といった感じが続い……

随筆 小林秀雄
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四十六 反省と後悔

 小林先生には、人口に膾炙(かいしゃ)した名言がいくつもある。「批評するとは自己を語る事である、他人の作品をダシに使って自己を語る事である」(「アシルと亀の子Ⅱ……

随筆 小林秀雄
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四十五 科学技術と道義心

 毎年八月になると、小林先生と湯川秀樹さんとの対談「人間の進歩について」(新潮社刊「小林秀雄全作品」第16集所収)を思い出す。湯川さんは京大教授を務めた理論物理学……

亀のみぞ知る―海外文学定期便―
  • ことば
  • 文学

(1)カーヴァーについて語るときにエヴン……

 ニューヨークを拠点とするig publishingという小さな文芸出版社が、Bookmarkedというシリーズを出している。現役の作家が、若いころに読んで衝撃を受けた本を取り上げ、……

にがにが日記―人生はにがいのだ。
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第6回 2018年5月23日〜7月15日

(登場人物一覧はこちら) 5月23日(水)  こないだ卒業生女子と飲んでて、めっっちゃおもんない彼氏と付き合ってた話を聞いてた。なんとか楽しいことを一緒にしようと思……

随筆 小林秀雄
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四十四 素読という鍛錬

 小林先生は、鍛錬ということもよく言われた。天才には必要ないだろうが、僕のような凡人には鍛錬が要る、何事も鍛錬しなければだめなのだと言って、音楽、絵画、骨董と、……

往復書簡「小説⇔演劇」解体計画
  • ことば
  • 対談

(1) 小説と戯曲の違いって何?

『死んでいない者』で芥川賞を受賞した気鋭の小説家・滝口悠生さんと、「忘れる日本人」「山山」を発表し、劇団をもたず演出もしない劇作家として話題の新鋭・松原俊太郎さ……

新しい「わかる」はどこにあるのか 『数学する身体』文庫化記念対談
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第2回 「わかる」と「かたち」をつなぐも……

(前回の記事へ) 森田 近代の西欧数学は日本にとって外来の学問でした。日本には江戸時代に「和算」という独自の数学文化が発達しましたが、1872年に学制が公布されると……

新しい「わかる」はどこにあるのか 『数学する身体』文庫化記念対談
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第1回「わかる」の原点へ

森田 最近「制度(Institution)」という概念についてよく考えています。これは経済学者の青木昌彦(※1)先生からの影響ですが、組織とか法律のように政府が設計・運用で……

随筆 小林秀雄
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四十三 歌会のこと

 前回お話しした「小林秀雄に学ぶ塾」は、「小林秀雄に学ぶ塾」である、「小林秀雄を学ぶ塾」ではない。つまり、小林秀雄についての文学的知識をあれこれ提供する塾ではな……

随筆 小林秀雄
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四十二 上手に質問する

 茂木健一郎さんに勧められ、七年前から「小林秀雄に学ぶ塾」を続けている。その塾で昨年五月、同人雑誌『好・信・楽』を出し始め、それが先月、創刊一周年になった。創刊……

最後の読書
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14 少年読書回想

 もう30年以上もまえのことになるが、新宿ゴールデン街の酒場で飲んでいたら、同行の友人が、カウンターのとなりに坐った男となにかぼそぼそと話しはじめた。話のようすで……

にがにが日記―人生はにがいのだ。
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第5回 2018年4月30日〜5月19日

(登場人物一覧はこちら) 4月30日(月)  生きづらさを乗り越えるための哲学、居場所をつくるための思想、みたいなキャッチフレーズが流行ってる。私の本もそういうもの……

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考える人とはとは

 はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう―。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか―手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

「考える人」編集長
金寿煥


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