シンプルな暮らし、自分の頭で考える力。
知の楽しみにあふれたWebマガジン。
 
 

「思い出すこと」一覧

随筆 小林秀雄
  • 思い出すこと
  • ことば
  • エッセイ

二十二 模倣について

 八月六日、七日と、七夕でにぎわう仙台へ行ってきた。  毎年この時期、仙台の河合塾では何人かの講師を外から招き、「知の広場」と銘打って、当面の受験には必ずしも直……

おかぽん先生青春記
  • 思い出すこと
  • エッセイ

親父とギターと発情と

 慶應義塾大学の教養課程は、日吉(神奈川県)にある。東横線は、今では地下に潜ってしまったが、俺が大学生だったころは、渋谷の地上にあった。俺は恵比寿から中目黒まで……

チャーリーさんのタコスの味――ある沖縄史
  • 思い出すこと
  • 世の中のうごき
  • 評論

沖縄のベトナム戦争

(前回までのあらすじ)「チャーリー」こと勝田直志さんは、コザの有名なタコス専門店の創業者。沖縄戦の生き残りでもある。喜界島に帰った後、1950年に再び沖縄にわたり、……

随筆 小林秀雄
  • 思い出すこと
  • ことば
  • エッセイ

二十一 経験について

 私が二十代だった頃、といえばもう四十年もそれ以上も昔になるが、当時、大人の間でも若者の間でも、「経験、経験、経験だ!」ということが盛んに言われ、それに煽られる……

石内都と、写真の旅へ
  • ことば
  • こころ
  • 思い出すこと
  • ルポ

桐生――上州の風にのって その4

 映画「フリーダ・カーロの遺品」の上映後、石内とアーティスト・片山真理との対談が行われた。  片山は一九八七年埼玉で生まれ、群馬県太田市で育った。先天性の四肢疾……

随筆 小林秀雄
  • 思い出すこと
  • ことば
  • エッセイ

二十 「閃く」と「読む」

 前回、「直観」について考えたが、その糸を、もっと先まで伸ばしてみようと思う。「直観」は「直感」と書かれることもあり、またそこに近い意味合で「直覚」「直知」と言……

おかぽん先生青春記
  • 思い出すこと
  • まなぶ
  • エッセイ

大学入学前後のこと

 僕が浪人中に祖母が死んだ。心筋梗塞であった。すると父は、「人間いつ死ぬかわからない。好きなことやれ」と言ってくれた。これにより僕は祖母を亡くしたが未来を得た。……

随筆 小林秀雄
  • 思い出すこと
  • まなぶ

十九 直観について

 人生いかに生きるべきかをとことん考え、よりよく生きるために、小林秀雄先生が日頃から大事にしていたこととして、「微妙ということ」「原始ということ」に折々ふれてき……

石内都と、写真の旅へ
  • こころ
  • くらし
  • 思い出すこと
  • ルポ

桐生――上州の風にのって その3

 新桐生駅に到着して、迎えの車に乗った石内都と私は、市街へと向かった。ほどなく、渡良瀬川に架かる橋を通り抜けるとき、石内は「錦桜橋。普通の橋になってしまったわね……

村井さんちの生活
  • 思い出すこと
  • くらし
  • こころ
  • エッセイ

途中下車

 私の住む琵琶湖周辺も、先日梅雨入りした。今のところ湿度、気温ともに低めで、梅雨とはいえ快適な日々を過ごしている。家族はそれぞれ皆元気にしているし、愛犬のハリー……

チャーリーさんのタコスの味――ある沖縄史
  • 思い出すこと
  • 世の中のうごき
  • 評論

白人の街、黒人の街

(前回までのあらすじ)「チャーリー」こと勝田直志さんは、コザの有名なタコス専門店の創業者。沖縄戦を生き延びて奄美の喜界島に帰還。1950年、再び沖縄に渡り、コザの歓……

随筆 小林秀雄
  • 思い出すこと
  • まなぶ
  • エッセイ

十八 平野屋の鮎

 鮎の季節がきた。春の桜が終わり、新緑の候となると、小林秀雄先生の心は西へ向かった。毎年六月、鮎漁が解禁となるや、真っ先に「平野屋」へ走った。  「平野屋」は、京……

石内都と、写真の旅へ
  • こころ
  • 世の中のうごき
  • 思い出すこと
  • 評論

桐生――上州の風にのって その2

 石内と桐生との関係が大きく変わるのは、「桐生タイムス」記者の蓑﨑昭子との出会いが大きい。「彼女が桐生への入口を大きく開いてくれたのよ。いま桐生は私のあらたな拠……

最後の読書
  • ことば
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  • エッセイ

02 わたしはもうじき読めなくなる

 幸田文に「勲章」という比較的よく知られた文章がある。半世紀以上まえに書かれたものだが、その文章を20世紀末に、老年後期に足を踏み入れた鶴見俊輔が読み、ここにはい……

随筆 小林秀雄
  • 思い出すこと
  • まなぶ
  • エッセイ

十七 考える葦

 人生いかに生きるべきか、人生の意味とは何かを死ぬまで考え続けた小林秀雄は、考えるということ自体についても徹底的に考えた。その最後の到達点が前々回、前回と二回に……

石内都と、写真の旅へ
  • こころ
  • くらし
  • 思い出すこと
  • 評論

桐生――上州の風にのって その1

 浅草発の東武伊勢崎線「りょうもう7号」に乗車したのは、二〇一七年四月三十日。ゴールデンウィークに入り、よく晴れた気持ちのいい朝だった。石内都と私の行く先は、彼……

チャーリーさんのタコスの味――ある沖縄史
  • 思い出すこと
  • 世の中のうごき
  • 評論

Aサインの日々 2

※前回はこちら  八重島の景気が後退しつつあったとはいえ、勝田さんのスーパーレストランはなかなか繁盛したようだ。「アメリカさんは、良いと思ったら加勢をしてくれます……

チャーリーさんのタコスの味――ある沖縄史
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  • 評論

Aサインの日々 1

(前回までのあらすじ)「チャーリー」こと勝田直志さんは、コザの有名なタコス専門店の創業者。戦後、同じアメリカ統治下だった奄美からコザへ出たが、1953年、思いがけず……

おかぽん先生青春記
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青春と読書 2

 やれやれ、前回は眠いのを押して無理矢理エッセイを書いたら「青春と読書」のつもりが「青春と涜書」になってしまったよ。でもむしろそのくらいのほうが人気が出るようで……

随筆 小林秀雄
  • 思い出すこと
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十六 身交う、とは……

 小林秀雄の名講演のひとつに、「信ずることと考えること」(「新潮CD 小林秀雄講演」第二巻所収)がある。この講演は、昭和四十九年(一九七四)八月、鹿児島県霧島での……

安田菜津紀の写真日記
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  • エッセイ

大熊へ

 抜けるような青空だった。駆け抜ける風が微かに汐の香りを帯びている。波音が近い。時々木々の彼方から、穏やかな鳥たちのさえずりに交じって、短く鋭い鳴き声がこだます……

最後の読書
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01 読みながら消えてゆく

 鶴見俊輔は晩年のほぼ20年間、「もうろく帖」と名づけた手控えのノートをつけていた。合わせて23冊――。  興味はありましたよ。でも私的なノートだからね、とうぶん読む……

随筆 小林秀雄
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十五 考えるという言葉

 新潮社の季刊誌『考える人』は、今春、多くの人に惜しまれながら休刊のやむなきに至ったが、創刊以来掲げ続けた「plain living & high thinking」のモットーどおりに、……

おかぽん先生青春記
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青春と読書

 諸君、本稿は3月中に書かれるべきものであった。学期末・学期はじめの大量の雑用もとい、大学運営の仕事と、3月28日から4月9日までの英国・欧州出張により、執筆する時間……

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考える人とはとは

何かについて考え、それが「わかる」とはどういうことでしょうか。

「わかる」のが当然だった時代は終わり、平成も終わり、現在は「わからない」が当然な時代です。わからないことを前提として、自分なりの考え方を模索するしかありません。

わかるとは、いわば自分の外側にあるものを、自分の尺度に照らして新しく再構成していくこと。

"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)*を編集理念に、Webメディア「考える人」は、わかりたい読者に向けて、知の楽しみにあふれたコンテンツをお届けします。

*産業革命後に急速な都市化が進むロンドンで、イギリスの詩人ワーズワースが書き遺した言葉。

 

 

「考える人」編集長
松村 正樹


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