考える人

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「まなぶ」一覧

「反東大」の思想史
  • まなぶ
  • 評論

第20回 東大を激怒させた京大の「変態的……

「大学間の競争」    京都帝国大学が東大とは違う新しい帝国大学を創造する試みであったことは、これまでも指摘されてきた。たとえば教育分野についてみてみると、京大……

デモクラシーと芸術
  • こころ
  • まなぶ
  • 評論

第15回 中間層は自律した聴き手となれる……

所得の上昇が需要増加を生み、新技術が需要を開拓した   18世紀のヨーロッパの演奏芸術を支えていたのは教会と宮廷であった。宮廷はいかに上質のオペラ歌手やオーケストラ……

「反東大」の思想史
  • まなぶ
  • 評論

第19回 京大生・瀧川幸辰の「大いなる不……

東大の「滑り止め」?  1910(明治43)年、いまの東京大学法学部、当時の東京帝国大学法科大学で、初の入学試験が実施されるとの噂が広まった。『読売新聞』(7月2〜3日……

デモクラシーと芸術
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  • まなぶ
  • 評論

第14回 グールドが夢想した「平等性のユ……

オリジナルの持つアウラ(Aura)  絵画の世界では不確実性の問題が中心を占めることはない。画を観るものは完成品と対峙するのがほとんどだ。もちろん油絵画家が、何度も……

「反東大」の思想史
  • まなぶ
  • 評論

第18回 「実用か、教養か」一橋大学の揺……

一橋の優位・実業教育  すでに第12回で述べたように、戦前、出身大学・学校によって「月給相場」には大きな差があった。自民党参議院議員を務めた小野義夫の証言によれば……

デモクラシーと芸術
  • こころ
  • まなぶ
  • 評論

第13回 技術進歩は音楽の何を変え、何を……

演奏芸術における技術革新の影響  技術革新が個人の精神や社会風土に与える影響は途方もなく大きい。しかし変化を経験した瞬間の衝撃(impact)がいかに強くとも、人間は……

「反東大」の思想史
  • まなぶ
  • 評論

第17回 脱「帝大の下」、一橋大学の自意……

東大と一橋  数年前、ある安酒場で一流保険会社のOBと偶然隣り合わせになった。その人は、名門私立中高一貫校からストレートで東大法学部に進み、安田講堂攻防戦の時には……

デモクラシーと芸術
  • こころ
  • まなぶ
  • 評論

第12回 「指揮者」に必要とされる能力は……

指揮者は専制君主か調整役か  これまで述べてきたところを、政治体制としてのデモクラシーとの類比で考えるとどうなるであろうか。共同体とそのリーダーという図式で捉え……

「反東大」の思想史
  • まなぶ
  • 評論

第16回 帝大に多様性を持ち込んだ「成城……

知育の偏重と個性の尊重  1918(大正7)年、公立・私立の(旧制)高等学校開設を認め、また修業年限を本則7年(中学に相当する尋常科4年・高校に相当する高等科3年)……

デモクラシーと芸術
  • こころ
  • まなぶ
  • 評論

第11回 「弦楽四重奏曲」と共存の精神

正しい音があるはずだ!――クレンペラーの対話から  マーラー『交響曲』第8番は、作曲者自身の指揮によって、1910年9月、ミュンヘン博覧会の開幕行事として初演された。こ……

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  • 自然
  • まなぶ
  • 対談

南伸坊&養老孟司の「虫展」ツアー!(前編……

養老:お呼び立てしてすみませんね。 南:いえ、喜んでやってきました~。 養老:ちょうど南さんの『私のイラストレーション史―1960-1980―』(亜紀書房)っていうのを読ん……

デモクラシーと芸術
  • こころ
  • まなぶ
  • 評論

第10回 マーラーが追求した「1000人……

体制(regime)と芸術における「規模」  経済社会における生産活動や消費者の行動、あるいは市場交換の機能の仕方を考える場合、規模(大きさ)という要素を無視すること……

「反東大」の思想史
  • まなぶ
  • 評論

第15回 「点取主義」と「大正自由教育」……

優等生・池田留吉の「赤門生活」  1913(大正2)年刊行の『赤門生活』(南北社)という本に、東京帝国大学法科大学(いまの東大法学部)の学生の暮らしを描いた小説風の……

インドの神話世界
  • まなぶ
  • こころ
  • 評論

24 神話とゲームを考えて(最終回)

 この連載も今回で最後になります。一年間、さまざまな側面からインド神話について見てきました。最終回は、初回から折に触れて取り上げてきた「ゲームの神話」に立ち戻ろ……

インドの神話世界
  • まなぶ
  • こころ
  • 評論

23 神話や昔話の「禁止」のはなし2

 前回は、インド神話の「カエルのスショーバナー」や「天女ウルヴァシー」を取り上げて、「禁止」のモチーフについて見ていきました。今回も、その続きです。インドから話……

「反東大」の思想史
  • まなぶ
  • 評論

第14回 関東大震災と「東大の危機」

関東大震災と東大   いまからちょうど96年前の1923(大正12)年9月1日、マグニチュード7.9の巨大地震が帝都東京を襲った。関東大震災の発生である。死者・行方不明者は10……

インドの神話世界
  • まなぶ
  • こころ
  • 評論

22 神話や昔話の「禁止」のはなし

 みなさんご存知の昔話「鶴の恩返し」。そこでは、人間の女に変身した鶴が男のところにやって来て、「機織りをするのでその間私の姿を見ないでください」と言います。しか……

デモクラシーと芸術
  • こころ
  • まなぶ
  • 評論

第9回 ヤナーチェクが追求した普遍性

ヤナーチェクが注目した「発話旋律」  すでに触れたスメタナとドボルザークは、チェコ・ボヘミアを代表する国民的作曲家である。チェコは、大きく西のボヘミアと東(スロ……

随筆 小林秀雄
  • ことば
  • まなぶ
  • 思い出すこと
  • エッセイ

最終回 時間をかけるということ

 これまでにも何度か書いてきたように、人生いかに生きるべきか、これが、六十年にわたって展開された小林先生の文筆活動の根本テーマであった。だが、それは、けっして先……

インドの神話世界
  • まなぶ
  • こころ
  • 評論

21 インド神話の数字のはなし

 縁起のいい数字とは、何でしょう。人によってさまざまだと思います。誕生日に由来する数字や、住所に電話番号、好みがいろいろあるでしょう。  伝統的には日本では「8」……

インドの神話世界
  • まなぶ
  • こころ
  • 評論

20 音楽の神話2

 前回は「音楽の神話」と題して、楽器や歌の「秩序の中に無秩序を呼び込む」働きについてお話ししました。今回も、音楽の神話を考えます。  旧約聖書の『サムエル記』(……

デモクラシーと芸術
  • こころ
  • まなぶ
  • 評論

第8回 ドボルザークとチャイコフスキーを……

故郷は遠きにありて思ふもの   19世紀のロマン派の音楽をナショナリズムとの関連で考える場合、いくつかの「区別」が必要になる。たとえばショパンのマズルカ、ポロネーズ……

「反東大」の思想史
  • まなぶ
  • 評論

第13回 「反東大」としての早稲田の真価

「学問の独立」と民衆早稲田   昭和前期に書かれた粗製乱造気味の学校評判記において、早稲田大学は「民衆の早稲田」「民衆的な早稲田」と評された。大衆に近く、大衆か……

小林秀雄賞
  • ことば
  • まなぶ

第18回(2019年度)小林秀雄賞 受賞……

8月22日午後、一般財団法人 新潮文芸振興会主催による「小林秀雄賞」「新潮ドキュメント賞」選考会がホテルオークラ東京にておこなわれ、小林秀雄賞受賞作品が決定しました……

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初公開! 天童荒太さんの創作の舞台裏(No.785)

  2018.9.20配信 HTMLメールを表示出来ない方は こちら 9月20日更新第2回 徴兵令による「私学潰し」 尾原宏之 9月20日更新(4)ラジオのチューニング 滝口悠生松原俊太……

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考える人とはとは

何かについて考え、それが「わかる」とはどういうことでしょうか。

「わかる」のが当然だった時代は終わり、平成も終わり、現在は「わからない」が当然な時代です。わからないことを前提として、自分なりの考え方を模索するしかありません。

わかるとは、いわば自分の外側にあるものを、自分の尺度に照らして新しく再構成していくこと。

"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)*を編集理念に、Webメディア「考える人」は、わかりたい読者に向けて、知の楽しみにあふれたコンテンツをお届けします。

*産業革命後に急速な都市化が進むロンドンで、イギリスの詩人ワーズワースが書き遺した言葉。

 

 

「考える人」編集長
松村 正樹