「世の中のうごき」一覧
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- 世の中のうごき
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「緊急時なのだから批判をするな」に思うこ……
今暮らしているコミュニティは、私にとってとても居心地がいい場所だと思っている。お店とお客さんの距離がとても近い。「今日はまっすぐ帰る」と心に決めていても、なじ……
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- エッセイ
自分の「加害性」と向き合うとき
3月11日、東日本大震災から9年。この日を過ぎるとぱったり、東京のメディアでは東北の被災地のニュースを目にしなくなる。地続きの街と街の間に、まるで見えない亀裂が幾……
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今の恐怖にとらわれそうなときほど、過去の……
「ま、コロナかしら?」 スーパーで買い物をしようとレジで会計を待っているとき、軽く咳き込んでしまった私の後ろで、ひそひそと話すそんな声が漏れ聞こえてきた。新型……
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生き延びるため、描き続ける 「イスラム国……
冷え切った鉄格子を押すと、ぎいっと鈍い音が薄暗い廊下に響いた。更に奥の鉄扉を開けようとすると、監視兵が私に改めて釘を刺した。「囚人たちにこの二点は絶対に言わな……
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中村哲さんの活動に触れて――「私たち」の……
12月4日、アフガニスタンで長年活動を続けてきた中村哲さんが銃撃され、亡くなりました。当初の報道では「命に別状はない」と伝えられていた中の訃報。親しい人々の悲し……
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「自分さえよければ」ではなく NPOを立……
10月、私や同じくフォトジャーナリストの佐藤慧、そして仲間たちと共に、NPO法人Dialogue for Peopleを立ち上げました。ジャーナリズムや写真だけではなく、法学や音楽、……
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第3回 ぐちゃぐちゃでもイギリスが「心配……
ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー ブレイディみかこ 2019/6/21発売 金原 近頃、日本の若い人の政治離れがどんどん進んでいる印象があります。先ほどの中国系……
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- くらし
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- 対談
第2回 「他人の靴」を履くために
ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー ブレイディみかこ 2019/6/21発売 金原 イギリスには日本と違って、シティズンシップ・エデュケーションやライフスキルズと……
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- くらし
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- 対談
第1回 度肝を抜かれた中学校のクリスマス……
金原 ブレイディさんにお会いするので、きのうセックス・ピストルズを久しぶりに聴いてきました。 ブレイディ あ、そうですか。対談に向けて気持ちを盛り上げて……(笑……
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命を頂くということ
10月頭、イラク取材のパートナーの実家に一年ぶりにお邪魔した。8人きょうだいとさらにその家族、両親が集まって暮らす大家族で、ありがたいことに私たちが泊まった日の……
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昨日見た夢、「強者」のふるまい
「自分たちの村は、朝起きたら、夜に見た夢を家族に話す習慣がある」。そんな話をカメルーン出身の方から伺ったことがある。実は我が家でも、朝起きて、前夜どんな夢を見……
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ネット時代に、なぜ直接訪れ、出会うのか
「現地のことは海外メディアからも伝わる。なぜ日本から行く必要があるのですか?」、そんな投げかけを受けたのは、一度や二度ではない。「ネットでその地域に住む人たちが……
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- エッセイ
葬儀ではヒールの高い靴を履くのが”常識”……
「葬儀のとき、女性であれば5センチくらいのヒールが常識的でしょう」。私も知人から面と向かってそういわれたことがある。#KuToo というハッシュタグで、ハイヒールやパン……
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印の無い印
私の店のお客さんでもっとも多い職場は無印良品かもしれない、ということに気づいたのは、同社で働く彼らがファミリーセールという、身内だけの優待セールを知らせる葉書……
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「また来るために」で死ぬことを思い留まっ……
前回の連載では、海外に出向いた時や、海外から友人を迎えた時の時間感覚の違いについて書かせてもらった。その続編を書く予定だったが、それは次の連載で触れたいと思う……
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ちょっと遅れただけで、なんであんなに謝る……
前回の寄稿、「満員電車の話をウガンダの友人にしたところ……」では、日本の満員電車を目の当たりにしたウガンダの友人が、「ウガンダだったらね、あの空間にあれだけの人……
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満員電車の話をウガンダの友人にしたところ……
多くの人が新生活をはじめる4月。慣れない通学路や通勤、都市部では満員電車に悩まされている人たちも少なくないはずだ。 ある時、日本を訪れたウガンダの友人に、こ……
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立ち止まって、深呼吸
2年ほど前のこと。仕事でお世話になっている方についての誤情報が、ネットで出回ってしまったことがあった。その人の顔と名前が晒された上、一時期凄まじい勢いでそれが……
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いつかの”シリアあるある”
時折、戦場と化す前のシリアを訪れたことがある、あるいは暮らしていたことがある方々と集うと、「シリアってよくこういうことが起きたよね!」という話題が尽きない。私……
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- ルポ
花が咲いている方がいいね
国道を絶えず、巨大なダンプカーが行きかっていた。海からは金属や岩がぶつかるような音が陸地まで響く。「まるで外国の海みたいね。このフロートとか、おっきな船の群れ……
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おはよう、コバニの街
朝、体の芯までじわじわと届く寒さで目を覚ます。シリア北部、トルコ国境を目の前にするコバニの街は、天気がいい日は雪を被った山の頂が望める。電気の供給が安定せず、……
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平成とは何だったのだろう
1月6日、いつもお邪魔しているテレビ番組「サンデーモーニング新春スペシャル」で、VTRと共に平成の30年間を振り返った。いよいよ、平成が終わる。昭和の終わりに生まれ……
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- ルポ
「後ろめたさ」から逃げない
年末年始、久しぶりに日本で過ごせることもあり、岩手、福島の沿岸の街を巡った。東日本大震災から間もなく8年。変わらず受け継がれてきた宝物もあれば、あの日から時が……
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何がなくても覚醒葉っぱ
アラビア半島南端のイエメンでは、覚醒作用のある木の葉「カート」が好まれている。葉っぱを噛んでその汁を吸うのだが、それで「気分が良くなる」のだという。昔から常用……
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MAIL MAGAZINE
とは
はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう――。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか――手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
「考える人」編集長
金寿煥
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「考える人」から生まれた本
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