「こころ」一覧
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義父のお尻が大事件!?
その日、私は急ぎの翻訳原稿の見直し作業に追われていた。訳しているのはとても長く、難解な一冊で、ここ数ヶ月間、ノンストップで訳し続けているがなかなかどうして手強……
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5. 21世紀になり、運動はビッグバン……
2008年には6人の田中宏和集会に増加 1994年にはじまった田中宏和同姓同名収集活動は、2003年に初めて別の田中宏和さんと出会い、一大転機を迎えた。30年を迎えようとする……
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日記を読むおもしろさ
他人の日記を読むこと 日記を読むのはおもしろい。そこには自分とは違う他人の生活の様子が記されている。他人の生活の様子なんか知ってなにがおもしろいんだと思う向き……
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4. 別の田中宏和とのファースト・コンタ……
同姓同名年賀状を世界に送り出した 同姓同名年賀状を1995年から送り続けてきた。転機が訪れたのは、2002年の末のことだ。 Webサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を主宰する……
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後篇 オノマトペから言語が発達した?
(前篇はこちらから) 高野 今井先生も最近『言語の本質』(秋田喜美氏との共著)という本を出されましたよね。 今井 はい。この本では、どうやって言語の多様性が生まれ……
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前篇 AIは「ジェスチャーゲーム」を知ら……
高野 今井先生は、著者のモーテンさんをよくご存知だそうですね。 今井 友達とまでは言いませんが、すいぶん長い付き合いです。同じ分野の研究者なので、学会に行けば会……
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広島に気づく10冊
(18)小説家・小山田浩子の10冊
サミットもありますし広島の本を、と依頼されました。私は広島に生まれ育ちいまも住んで今年で40年、たまにこういう広島に関する依頼があります。もちろんとてもありがた……
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歯医者に行くだけなのに
先日突然義父から電話があり、またしても「お母さんを歯医者に連れて行きたい」と相談された。 「奥歯が痛いって言ってるんや」ということだったので、翌日、仕事を終え……
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3.わたしが同姓同名収集家になった訳
田中は京都に掃いて捨てるほどいる わたし、田中宏和は、昭和44年、1969年の1月21日に京都市に生まれた。生家は、南北に走る木屋町通り沿い、二条通りと御池通りの間にあ……
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若松英輔にきく、身体の内に建てる家とは?……
建築とは言うまでもなく人の身体の〈外〉に柱や屋根を築いてゆく行為です。そして身体を覆うスケール感やダイナミックさに魅了されたのが、私たち建築を生業とする人たち……
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若松英輔にきく、身体の内に建てる家とは?……
(前編はこちらから) 古い本と古い建築 堀部 家は人が弱くなれる場所、という話でしたが、こういった「弱い」とか、「古い」とかいった言葉に価値を見出せない日本語の状……
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2. 98日天下が、国際平和のNGOを生……
「自分で選んだわけじゃない」運命 仏壇の前でギネス世界記録公式認定証を持ち、84歳の母と一緒に京都の実家で記念写真を撮ったのは、記録達成から62日後のことだ。なに……
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1. タナカヒロカズ を探しています。
ギネス世界記録に挑戦! ハロウィンを控えた週末、夕暮れ時の渋谷。2022年10月29日のことだ。いよいよギネスブックにタナカヒロカズの名前が躍るのか。貸し切った映画館……
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愛だろ、愛っ。
先日、久しぶりにケアマネさんから電話がかかってきた。「理子さぁん……」と、何か事件があったことを匂わせるトーン。まずい、また何かあったのか!? と非常に焦った。 ……
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第9夜 L字には過去がある
その日、待ち合わせをしたのは小田急線の狛江駅の改札前であった。待ち合わせの相手は、いつもの編集Mさんである。 狛江駅は小田急線の各駅停車と少しの準急しかとまら……
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中島岳志にきく、死者の声が聴こえる場所と……
(前篇はこちらから) 映画『キャスト・アウェイ』と私たちの歴史 堀部 以前『キャスト・アウェイ』(2000年)という映画を観ました。フェデックスの飛行機が墜落し、トム……
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中島岳志にきく、死者の声が聴こえる場所と……
若い頃から東大寺や奈良公園周辺を歩き、悠久の時間を感じながら物事を考えることが好きでした。いままで数十年にわたって何十回と奈良を訪れてきましたが、ここに来ると……
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序文 もう建築はいらない?
私は二つの環境に興味をもち建築を設計してきました。一つは〈建築を包み込む〉環境で、これを〈大きな環境〉と呼ぶことにします。そしてもう一つは〈建築に包まれる〉環……
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四国遍路を世界遺産に!――札所住職の考え……
白川密成『マイ遍路』 2023/03/17 公式HPはこちら。 四国にある八十八の霊場を巡礼するお遍路。本書は、そのひとつ第五十七番札所・栄福寺の住職が、六十八日をかけてじっ……
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お酒と私
お酒、好きなんです。 いったい何の告白なんだ! って感じですけど(笑)。今回はお酒と私の関係についてあれこれ書いてみたいと思います。と言って、すごくお酒に詳しいと……
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認知症に備わった「能力」
すっかり春めいてきて、近隣の山から黄色い煙が吐き出されるようになった。花粉だ。庭の雑草もじわじわと伸びてきて、冬の終わりを告げている。そろそろ本格的なリゾート……
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まさかのアンチエイジング
歌いたくてウズウズしていたので、オンラインライブ、やってしまいました!(2020年11月3日) 今年はインプットの年と決めていたので、締め切りを設けずのんびり曲を作るつ……
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前篇 「フリーセックス」という時代の合言……
「フリーセックス」というものがあった 黒川 京都新聞文化部の記者、行司千絵さんにお相手いただき、僕の新しい小説『彼女のことを知っている』について、お話しすること……
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後篇 若いころの「無為の時間」こそ今の財……
(「前篇 「フリーセックス」という時代の合言葉」はこちらから) はずかしいけど、実践するのが思想 行司 「♯MeToo運動」のことも今回盛りこんでおられます。女子高生が……
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MAIL MAGAZINE
とは
はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう――。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか――手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
「考える人」編集長
金寿煥
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「考える人」から生まれた本
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