「こころ」一覧
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第8夜 ロマンとともに30年
つぎのロビンソン酒場は座間にある。神奈川県座間市である。 編集者のMさんから座間がどんなところかと聞かれて、思わず、 「米軍基地と日産の工場があるところ」 ……
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私って意地悪かな
ダブルコロナ感染という地獄のような年末を乗り越え、無事正月を迎え、めでたしめでたし……となるはずだったのだが、私の後期高齢者介護の情熱は、見事に冷え切ってしまっ……
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27.忘年会ノスタルジー
僕が会社勤めをしていたのは1990年代。その頃は毎年12月になると忘年会ラッシュが始まりました。チームの忘年会、課の忘年会、部の忘年会、そして支店全体の大忘年会、そ……
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二十一、「宗教2世」と「カルト2世」
昨年に勃発して、年を越してもそのまま大問題であり続けている案件と言えば、国外ならウクライナの戦争だろうし、国内なら元首相の銃殺に端を発して浮上した、某宗教団体……
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26.平成クリスマス狂想曲
僕が外食の楽しさに目覚めた平成初期。その時代、巷には「クリスマスディナー」というものがありました。いや、今ももちろんクリスマスディナーはありますが、当時のそれ……
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後篇 わたしたちはもっと本音を言ってもい……
(前篇「『母親』×『後悔』という組み合わせのタブー」へ) わたしがわたしである時間 村井 「理想的な従業員」として日々生活していると、母でも妻でも翻訳家でもない、……
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前篇 「母親」×「後悔」という組み合わせ……
荒れ狂う「わかりみ本線日本海」 鹿田 はじめまして、『母親になって後悔してる』が3月に出版された直後から、村井さんがずっとSNSなどで応援してくださっていたのを拝見……
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二十、お布施はこわい
修行僧になって最初の2年、私は全く永平寺の外に出なかった。 「お前みたいに我儘なヤツは、まずは僧堂でガンガン削られなきゃダメだ。3年と言いたいところだが、まず2……
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25.飲食店と価格(2)――「値上げ」を……
前回のお話の舞台となった定食屋さんで、その日もうひとつ、ちょっと印象に残った出来事がありました。入店したお客さんを席に案内するたびに、店員さんはこんなことを言……
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義父の妨害工作
義父による謎の介護サービス拒否活動がはじまって早数か月。後期高齢者、そして認知症患者の介護について徐々に悟りつつある私が最近考えるのは、育児と介護は大変よく似……
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24.飲食店と価格(1)――「1000円……
お気に入りの定食屋さんがあります。同じ区内に5店舗ほどを展開しており、チェーン店というまでの規模ではありません。しかしどの店舗もなかなか流行っているようで、こ……
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十九、猫と草履の禅問答――「真理」への欲……
昔、中国に高名な師家(しけ)(禅の指導者)がいた。その下には大勢の修行僧が集まり、東西に僧堂を構えるほどであった。 ある日、そこに可愛い猫が迷い込んで来た。東……
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今を生きる義母と、過去を追う義父
とにかくすべて夫に丸投げして東京に向かった。 夫に頼んだのは二点だ。転院を視野に入れ、わが家に近い(送迎しやすい)総合病院で予定されていた精密検査に義父を必……
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呉座勇一さんの連載が『武士とは何か』とし……
「考える人」で連載されていた呉座勇一さんの「名ぜりふで読み解く日本史」が、大幅加筆のうえ、『武士とは何か』というタイトルで、10月27日(木)に新潮選書から刊行され……
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23.ひとり客のすゝめ(3)――もっと世……
何かと出張の多い僕は、ある時気付きました。 『キャリーバッグはおひとり様の免罪符である』 キャリーバッグをゴロゴロ引いてひとりで店に入ってくる、ということは……
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後篇 「ギャツビーて誰?」から始まった
(前回の記事へ) ギャツビーとYRP野比 岸本 そもそも、この『やりなおし世界文学』の企画はどうやってはじまったんですか? 津村 毎日新聞社の「本の時間」から連載しま……
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前篇 『ボヴァリー夫人』は「吉本新喜劇」……
名前は知っているけれど、読んだことのない本 津村 名前は知っているけれど、中身のよくわからない本を読んでみるというのが『やりなおし世界文学』の始まりで、「本の時……
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十八、テレビのトラウマ
先月、テレビに出た。某公共放送の「看板番組」と言われるもので、ゴールデンタイムもいいところの放送だった。過去にも数回出たことはあるのだが、これほどの有名番組は……
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最終回 咲妃みゆ(前篇)自分自身でいるよ……
故郷の自然が育んだ感性 あなたにとって、宝塚とは何ですか。これまで元タカラジェンヌの方々にそう質問するたびに、宝塚への思いが形となった一言が返ってきた。たとえ……
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受賞のことばと選評
第二十一回小林秀雄賞
左から、受賞者の竹内康浩氏、朴舜起氏 受賞作品 『謎ときサリンジャー 「自殺」したのは誰なのか』(2021年8月 新潮社) 受賞のことば (竹内氏コメント) 落ちたものは……
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22.ひとり客のすゝめ(2)――おひとり……
(*前回はこちら) おひとり様にもおすすめ、と言われるようなお店には、大まかに2通りあります。適度に放っておいてくれる店と、逆にお店の人が積極的にコミュニケー……
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夫、ついに雄たけびを上げる
デイサービスの職員さんの証言 デイサービスへの準備と送り出しを担当してくれているヘルパーさんによると、毎朝「デイって何ですか?」と義母は確認するらしいが、顔な……
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言語の面白さを教えてくれる10冊
(16)探検家・高野秀行の10冊
私は20代のころから、25を超える言語を習い、実際に現地で使ってきた。なんて言うと語学の天才みたいだが、実際には悪戦苦闘の連続だった。旅や取材の必要に応じて、文字……
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21.ひとり客のすゝめ(1)――おひとり……
ひとり飲みや食事など、1人で飲食店を利用してみたいけどなかなか踏ん切りが付かない、なんて話をよく耳にします。世の中には居酒屋はもちろん、寿司や焼き肉でも平気で……
MAIL MAGAZINE
とは
はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう――。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか――手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
「考える人」編集長
金寿煥

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