シンプルな暮らし、自分の頭で考える力。
知の楽しみにあふれたWebマガジン。
 
 

「こころ」一覧

お客さん物語
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13.後継者とお客さん(1)――ある三代……

 家の近所の喫茶店でコーヒーを飲みながら仕事をしていたら、隣のテーブルから近所のご老人3人グループの会話が聞こえてきました。  「あの駅を出て国道の方にちょっと行……

ふしぎな中国語――日本語からその謎を解く
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第22回 中国小説に現れる長い文の「ふし……

キーワードは「並列」  前回、予告した通り、中国語に現れる長い文の「ふしぎ」について解き明かしていこう。  まず、次の日本語を見てほしい。  ぼくは黒板の前の教卓……

村井さんちの生活
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「お客さん」になった義母

 去年の年末から最近まで、多忙を極めた。いつも遅れ気味の原稿だとか、なかなか減らない原書のページ数だとか(一応、翻訳家なので)、そういった問題には慣れているが、……

東畑開人『なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない』書評
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荒海に小舟の時代に

東畑開人『なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない』 2022/03/16 公式HPはこちら。  多くの編集者は、あとがきから本を読む、と思う。少なくとも私はそうだ。ど……

お坊さんらしく、ない。
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十三、ゼロ思考――万事を休息せよ

 いつの頃から言われ始めたのか知らないが、私がどうしても苦手で馴染めない言葉に「プラス思考」というものがある。これをやたら連発するのは、多くの場合中年以上の男で……

お客さん物語
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12.説教をしたがるお客さん(2)――人……

 お客さんがお店の人を説教する現場、というのは、説教をされるお店の人にとってもしんどいのは当然ですが、周りの他のお客さんたちにとっても愉快なものではありません。……

ふしぎな中国語――日本語からその謎を解く
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第21回 中国語の「一つの文」とは

高行健『霊山』の長い文の謎  大学院の博士課程に在籍していた2010年の9月、モロッコの旅行から帰国したばかりの私は、空港で一通のメールを受け取った。差出人は指導教員……

ロビンソン酒場漂流記
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第5夜 絶対に囲みたい場所がある

 長の無沙汰、大変失礼しました。  先日、久しぶりに会った酒場の大将から  「ジャンプさん、ロビンソン酒場に行ったきり戻って来ないっすね」  と言われた。もはや、改……

お客さん物語
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11.説教したがるお客さん(1)――誰が……

 飲食店で店主や店員に「説教」ないしは「アドバイス」をしたがる人々が存在します。無論、少なくとも最近の世論において、その種の行為は批判や嘲笑の対象となって全否定……

ふしぎな中国語――日本語からその謎を解く
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第20回 学習者を悩ませる謎の“是~的”……

「東京で車を売っている人です」 “是”を使う文で、特に学習者を悩ませるのが、“是~的”構文である。この構文、非常によく使われるのだが、よくわからないという人が多い。……

お坊さんらしく、ない。
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十二、住職の地獄耳

 かれこれで30年余、住職などしていると、忘れがたい人や出来事、言葉などがあるものだ。中でも、思わぬところで、思わぬ時に聞いた言葉は、インパクト絶大である。   「……

お客さん物語
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10.お客さんに可愛がられるお店、リスペ……

 僕が初めて仕事としてカレーに携わったのは15年ほど前のこと。川崎市のオフィスビルの一角で今も営業を続けているその店は、「エリックカレー」というお店です。インドカ……

ふしぎな中国語――日本語からその謎を解く
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第19回 中華圏エンタメ・武侠小説から「……

人気作家・金庸の『笑傲江湖』  中華圏の王道エンタメと言えば、武侠小説である。「侠」とは、通常の社会には属さないアウトロー的存在であり、各地を放浪し、剣を握って……

沖田瑞穂『すごい神話――現代人のための神話学53講義』試し読み
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2 エロスにはタナトスがついてくる――ナ……

(「1 人間はなぜ死ぬようになったのか――インドネシアの『バナナ型』神話」へ)  子供の頃から愛読している絵本に、佐野洋子の『一〇〇万回生きたねこ』(講談社、一九七……

よりみち日記2
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24.ちば先生との再会

沖田瑞穂『すごい神話――現代人のための神話学53講義』試し読み
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1 人間はなぜ死ぬようになったのか――イ……

(「はじめに」へ)  漫画の話から始めていきたい。  二〇二〇年の特筆すべき出来事として、『鬼滅の刃』(作者:吾峠(ごとうげ)呼(こ)世(よ)晴(はる))が大ヒットしたこ……

沖田瑞穂『すごい神話――現代人のための神話学53講義』試し読み
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はじめに

 神話学、という学問をご存知だろうか。おそらくあまり知られていない分野であろうと思う。そもそも神話とは何か、という問いが先に出てくるかもしれない。しかし「文学と……

村井さんちの生活
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動物好きのパン屋さん

 十年ほど前、わが家の近くに小さなパン屋がオープンした。本当に小さな店舗で、店舗というよりはむしろ、自宅の一部を改装してとりあえずパンを置くスペースを作ったよう……

たいせつな本 ―とっておきの10冊―
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「怪異猟奇文化」を身近に愉しむための10……

(15)幻想文学研究家、翻訳家・風間賢二の10冊

 1997年に刊行した拙著『ホラー小説大全』(角川選書)が翌年に日本推理作家協会賞の「評論その他の部門」賞をいただきました。望外の喜びであり、同時に恐縮もしました。……

ふしぎな中国語――日本語からその謎を解く
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第18回 “是”は「コレ」である

“是”はbe動詞?  漢文を学習すると、“是”という字は「コレ」と読むことを学ぶ。「コレ」と読むことからもわかる通り、もともと指示詞である。しかし現代中国語を勉強し始……

お客さん物語
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9.レビューサイトのお客さん

 食べログやグーグルマップなどの飲食店レビューは、現代において趣味の食べ歩きだけにとどまらず、日常の飲食店選びにも欠かせないツールになっています。実際にその店を……

お坊さんらしく、ない。
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十一、「コミュ力」に必要な本当のこと

 何度もあちこちで書いたり話したりしたことだが、私は人生最初の記憶が小児喘息の発作で、絶息状態になって目の前が真っ赤になるという、実に筋金入りの虚弱児である。 ……

ふしぎな中国語――日本語からその謎を解く
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第17回 小説文における「た」と“了”の……

「故郷へ帰っていった」時、私はどこにいる?  今回は、魯迅の小説「故郷」の冒頭を取り上げてみよう。まず、中学の国語教科書にも長年収録されていた竹内好訳である。  ……

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23.LIFE IS VERY SHOR……

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考える人とはとは

 はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう――。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか――手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。

「考える人」編集長
金寿煥


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