「世の中のうごき」一覧
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- 世の中のうごき
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- エッセイ
「正論」って何だろう
「くたばれ、正論。」という、エナジードリンクの広告のキャッチコピーが注目を集めた。成人の日に新聞に掲載されたもので、若者を意識して目を引こうとした言葉……
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- エッセイ
命の線引き
抜けるような青空の午後、太陽の光が柔らかく降り注いでも、吹きつける風はもう冬の香りだった。私は木々に囲まれた、国立療養所多磨全生園の敷地内を歩いていた。ちょう……
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- くらし
- エッセイ
「小さな女の子」たちに、社会の可能性を示……
「私はこの職で初の女性かもしれませんが、最後ではありません。これを見ている小さな女の子たちが、この国は可能性に満ちていると知ったから」 日本時間の11月8日、朝……
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- 対談
後篇 スモールビジネスをつなぎとめるささ……
(前篇はこちらから) 島田 『雑貨の終わり』には、意図的であるか分からないけど、雑貨文化というのは日本特有のものだという言い方が何回か出てくると思うんですが。 三……
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- くらし
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- 対談
前篇 すべてが「雑貨化」するというパース……
――さっそくですが、まずは島田さんに、『雑貨の終わり』を読んだ率直な感想をお聞きしてみたいです。 島田 一言でいうと「すごく良かった」ということに尽きるんですけど……
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- くらし
- ルポ
「名前を変えればいい」という声に
「福島という名前を変えたらどうか」という声を、時折耳にすることがある。福島第一原発とこの地名が結びついて世界に伝わり、深刻な風評被害も起きている。だからいっそ……
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- くらし
- ルポ
報道は次期総理の「素顔」を伝えるためのも……
私の出身の街、神奈川県横須賀市は、小泉純一郎氏、進次郎氏の地元でもある。小泉純一郎政権が誕生した時、中学生だった私は最初、無邪気に報道をうのみにしていた。「自……
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- くらし
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- インタビュー
雑貨界の地図をつくる
著者インタビュー
――新刊『雑貨の終わり』は『すべての雑貨』(夏葉社)につづく二冊目の著作です。 私は東京の西荻窪で十五年前から雑貨店を営んでいますが、雑貨について考えはじめた……
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- くらし
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- エッセイ
書評「忘れられへんから」
すべてのものが「雑貨」と称され、消費されていく過程を、著者は「雑貨化」と呼ぶ。前著『すべての雑貨』には、すでに「人々が雑貨だと思えば雑貨。そう思うか思わないか……
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- くらし
- ルポ
「シンボル化」ではなく、共に歩むこと
香港の現地紙の創業者である黎智英氏や、民主化運動で声をあげてきた周庭さんたちが国家安全維持法違反の疑いで逮捕され、日本でも大きく報じられた。私自身もはらはらと……
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- ことば
- エッセイ
32 新型コロナ下でカミュを読む
――アルベール・カミュの『ペスト』がベストセラーになっている。 4月15日、郵便受けからとってきた朝日新聞の夕刊で「感染症扱う小説や歴史書に注目」という見出しの記……
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- くらし
- ルポ
「外出自粛」で気づいた、大切なもの
新型コロナウイルスの感染拡大から3カ月近く。緊急事態宣言が解除になったものの、移動やイベントはいまだに、慎重に検討せざるをえない状況だ。これまで国内外、取材や……
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- 世の中のうごき
- ルポ
「怒りでは何も変わらない」という声に
ミネソタ州ミネアポリスで5月25日、黒人男性ジョージ・フロイドさんが警官に膝で首を押さえつけられて亡くなった。この事件を受け、アメリカ各地で警察の対応に抗議の声……
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- しごと
第8回河合隼雄物語賞・学芸賞授賞作決定
2020年6月1日、一般財団法人河合隼雄財団の主催(協力:新潮社)による「河合隼雄物語賞」「河合隼雄学芸賞」の第8回選考会が開催され、授賞作が決定しました。 第8回河合……
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- 自然
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またまた番外編 歌舞伎町、そこはカラスの……
「誰もいねえ!」 新宿アルタ前の通りを見た時の第一印象がそれだった。日曜の朝6時45分といえば確かに人は少ないだろうが、それでも朝イチで仕事に向かう業者さん、日曜で……
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明るいあしたを迎えるための音楽 2
(PART1はこちら) 医療現場で働く方々に感謝を 10. Eric Clapton: Smile 村上RADIO。今夜は僕、村上春樹が自宅の書斎からステイホームでお届けしています。エリック・ク……
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明るいあしたを迎えるための音楽 1
村上RADIO特別編「ステイホームスペシャル」 こんばんは、村上春樹です。 村上RADIO、いつもは二ヶ月に一度のペースでやっているんですが、今日は臨時の枠をもらって、……
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「なぜ政治に発言をするのか」という政治的……
#検察庁法改正に抗議します というハッシュタグとともに、多くの声がSNS上であがっている。黒川弘務東京高検検事長の不可解な定年延長、議事録さえ残されていない法……
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- エッセイ
「緊急時なのだから批判をするな」に思うこ……
今暮らしているコミュニティは、私にとってとても居心地がいい場所だと思っている。お店とお客さんの距離がとても近い。「今日はまっすぐ帰る」と心に決めていても、なじ……
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- エッセイ
自分の「加害性」と向き合うとき
3月11日、東日本大震災から9年。この日を過ぎるとぱったり、東京のメディアでは東北の被災地のニュースを目にしなくなる。地続きの街と街の間に、まるで見えない亀裂が幾……
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今の恐怖にとらわれそうなときほど、過去の……
「ま、コロナかしら?」 スーパーで買い物をしようとレジで会計を待っているとき、軽く咳き込んでしまった私の後ろで、ひそひそと話すそんな声が漏れ聞こえてきた。新型……
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生き延びるため、描き続ける 「イスラム国……
冷え切った鉄格子を押すと、ぎいっと鈍い音が薄暗い廊下に響いた。更に奥の鉄扉を開けようとすると、監視兵が私に改めて釘を刺した。「囚人たちにこの二点は絶対に言わな……
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- エッセイ
中村哲さんの活動に触れて――「私たち」の……
12月4日、アフガニスタンで長年活動を続けてきた中村哲さんが銃撃され、亡くなりました。当初の報道では「命に別状はない」と伝えられていた中の訃報。親しい人々の悲し……
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「自分さえよければ」ではなく NPOを立……
10月、私や同じくフォトジャーナリストの佐藤慧、そして仲間たちと共に、NPO法人Dialogue for Peopleを立ち上げました。ジャーナリズムや写真だけではなく、法学や音楽、……
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MAIL MAGAZINE
とは
はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう――。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか――手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
「考える人」編集長
金寿煥
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「考える人」から生まれた本
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