「こころ」一覧
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一、「老師」はつらいよ
お坊さんに呼びかけるとき、どう言ったらいいのかというのは、一般の人には結構悩むところらしい。 「どう言えばいいんですか? 和尚(おしょう)さんでいいんですか?」 ……
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17. さらば、バンデス(1)――亡命中……
逮捕? 射殺? クーデター!? 膨らむ妄想 自称コンサル、バンデスのおかげ(?)で、素性が分からないスタッフがどんどん集まった。高校卒業試験に落ちてぶらぶらして……
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博士研究員と余剰博士
紆余曲折の末、俺は人生で3か所めのポスドクを、母校の慶応義塾大学でつとめることになった。給与をもらう境遇はありがたかったが、先が見えないのは厳しかった。当時、……
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第3回 生きざま・死にざまとは?
そろそろ“人生”を語ろうか――。
(前回の記事へ) 「生きざま・死にざまとは?」 みうら 人は生まれた瞬間に余生が始まる。「死ぬために生きる」のではなく、「死ぬまで生きる」だけ リリー 死んだら全……
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第2回 それで結局、仕事とは?
そろそろ“人生”を語ろうか――。
(前回の記事へ) 「それで結局、仕事とは?」 みうら 人生の「本業」ではなく、あくまで生きるための手段である リリー 仕事とは、今すぐお金にならないけど未来のため……
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第1回 不安とは?
そろそろ“人生”を語ろうか――。
「不安とは?」 みうら 本当に不安なときは逆に不安を感じないようにできてる リリー 人生を逆算すれば、「不安」よりも「すべきこと」が見えてくるはず みうらじゅん×リ……
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重心
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16. スタッフ希望の若者たちを通して見……
彼女たちに利用された私 「スタッフはもっといた方がいい。知り合いや友だちに声をかけて!」と、バンデスがスタッフに言っていたようで、スタッフの従兄弟やら、同郷の友……
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ポスドクは続くよいつまでも
1993年春、紆余曲折の末、俺はまだポスドクであった。つげ義春の「李さん一家」みたいだな。「この奇妙な一家がそれからどこへ行ったかというと……実はまだ二階にいるので……
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不安を先取りして抱える
とうとう恐れていた日が来てしまった。わが家の息子たちが揃って中学三年生に進級した。私はこの日が来るのをもう何年も前から恐れていて、できればこのまま何ごともなか……
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12. あたらしい居場所
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何故!?
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15. ダメ! 食品ロス!! 試食受け入……
「冷蔵庫開けっ放しにするな」って何回言えば分かるの! 自称コンサルタントのバンデスによるスタッフ採用や引っ越しの中、肝心の店の方はと言えば、そもそも儲けを出す……
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第3回 「愛」をよみがえらせるために
『世界は善に満ちている』刊行記念
(前回の記事へ) 心における一致 若松 現在のコロナ禍を乗り越えるために参考になるなと思ったのが、「二つの一致」の話です。私たちはいま大事な人、愛する人と直接会え……
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第2回 「徳」の力を身につけよう
『世界は善に満ちている』刊行記念
(前回の記事へ) 徳は力である 若松 近代日本で「徳」というと、どちらかと言えば静的な、止まっているイメージがある言葉ですが、トマスは「徳」は力であり、人間を強く……
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第1回 早霧せいな(前篇) コンプレック……
卒業後の人生は「余生」? 宝塚を卒業した後に始まる第二の人生を、私は「余生」としか思えなかった。10代の頃からの夢を18年間も満喫した後、やるべきことなど何も残っ……
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第1回 世界を肯定してみよう
『世界は善に満ちている』刊行記念
善は悪よりも優位にある 若松 じつは山本さんとは、三十年来の友人で『キリスト教講義』(文藝春秋)という共著も出したことがあります。これまでも折にふれてトマス・ア……
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11. こどくな日々
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はじめに~私、元タカラジェンヌ見習いです……
宝塚を目指すという将来の夢は、極めて限定的だ。 「ミュージカルや演劇をやる人になりたい」という夢ならば、様々なレッスン方法や経歴が達成に繋がる。だが、「宝塚の……
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え!?
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14. ぶきっちょスレイモンの入院と剛腕……
杜撰なカンボジア医療体制に驚く スレイモンの入院の知らせを受け、状況を聞き出すうちに、カンボジアには日本のような医療保険制度がなく、治療費を支払える能力がなけ……
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私は飢えている
自宅勤務歴15年以上の私にとって、コロナ禍での自粛生活は、慣れた勤務形態の延長線上の暮らしのようなものだと考えていたし、私にとって、さほど大きな問題ではないと思……
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序列2
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13.ユルユルな役所の仕事に驚く
商業省営業許可申請なのに個人口座に入金 剛腕・バンデス主導のもと、6人のスタッフを新たに迎えたことは前回までにお話しした。バンデスが次にやってくれたのは、商業省……
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MAIL MAGAZINE
とは
はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう――。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか――手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
「考える人」編集長
金寿煥

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