「こころ」一覧
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少しずつ、でも確実に変わりゆく日々
デイサービスが苦痛だと義父に訴えられ、苦肉の策で正月明けからお休みして、しばらく経過した。しっかり休んで自宅での自由時間を満喫した義父は、再びチャレンジする気……
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36 わが人生の映画ベスト10 その3(……
前回が(6)の『突然炎のごとく』で終わったので、今回は(7)の『屋根の上のバイオリン弾き』から。前者の製作年は1962年で、後者が71年。私の年齢でいうと24歳から33歳にか……
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第16回 餃子を“何個”食べたら食べ終わ……
餃子は重さで注文する 昔、大学の学園祭で中国人留学生会が水餃子を売っていた。「皮から手作り!」と宣伝していたが、よく見ると皮だけそこで作っていて、中身は留学生……
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第6回 美城れん(前篇) 私の努力は、誰……
芸とユーモアの人 宝塚歌劇団には、花月雪星宙という5つの組の他に、「専科」という生徒の集団がある。専科生は各組へ特別出演して、重厚な演技が必要とされる年長の役……
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22.ネタ作りの日々
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鳴くのは鳥だけじゃない
実験室拡張に気を良くした俺は、前からやってみたかったことを始めることにした。ハダカデバネズミの鳴き声を調べてみることにしたのだ。ポスドクの頃から鳥のさえずりと……
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後編 原作の「背中」を撮る
(前回の記事へ) 想像力を倍音のように響かせて ──ドラマの後半になると、どんどん話がシリアスになっていきます。20代のトキコを松岡茉優さんが演じるパートです。父と母……
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前編 映画監督ふたり、テレビドラマを撮る
ジェーン・スーを選んだ理由 ──最初はテレビ東京の佐久間宣行プロデューサー(2021年春に同社を退社)が、山戸監督とドラマを作りたいということで、原作候補をたくさん持……
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16.「いざ」という時に必要なこと
ある日のこと。珍しく、朝から父が電話を掛けてきた。出ると、やけに怯えている。聞けば、玄関に知らない人の靴があると言うではないか。もちろん、来客はない。 父の……
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私たちはなぜ親鸞に魅了されるのか
『私の親鸞』&『考える親鸞』刊行記念対談
もうひとつの『坂の上の雲』 五木 碧海さんがお書きになった『考える親鸞 「私は間違っている」から始まる思想』を興味ぶかく読ませていただきました。たまたまですが、……
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音楽のように心に共鳴する10冊
(14)編集者・木村元の10冊
突然だが、みなさんは「音楽書」というものを読んだことがおありだろうか。厳密には「音楽書籍」といったほうがいいのかもしれない。平たくいえば「音楽について書かれた……
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辛いなら、やめてしまえばいいんじゃないか……
今年のお正月は、村井家恒例「なぜだが義理の両親がわが家で宿泊&年越し」という私にとって地獄イベントが開催されなくなって三年目ということで、穏やかに、楽しく、自……
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21.ちば先生のトークショー
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第13回 「汚名挽回」の名誉を挽回するは……
汚名は「返上」? よく誤用だといわれる日本語に、「汚名挽回」という表現がある。挽回するなら「名誉」なはずで、「汚名」を取り戻してどうするのだ、「汚名返上」とい……
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15.「良かれと思って」が仇となり
父と同年代の著名人が鬼籍に入ったニュースが続く。父の年齢を意識するあまり、私の目に留まりやすいだけなのかもしれないけれど。 なんにせよ、もっと長生きすると思……
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鳥小屋わらしべ長者
千葉大学助教授となり、文学部棟5Fに18平方メートルの研究室を作り上げ、その中にプレハブの鳥小屋も建てた。卒論生もついた。言うことなしである。そこにさらに良い話……
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知識ゼロから聖書に親しむための10冊
(13)作家で英訳者・清涼院流水の10冊
1996年、京都大学在学中に『コズミック』で第2回メフィスト賞を受賞しミステリー作家としてデビューした時、私の聖書知識は、ほぼゼロでした。自分が将来、クリスチャン……
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第12回 語形変化のない中国語に「文法」……
中国語には品詞がない? 最近、英文法の本が売れていると聞く。 ひと昔前は、「文法はわかるのに喋れない日本人」などと言われた。喋れないのは事実であり、喋れるよう……
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20.ラストスパート
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オープンスクールからの帰り道
年末も押し迫り、受験生のいるわが家の緊張感も徐々に増しているはずだったのだが……ここにきて、一周回って達成感が出てきている。まだ受験もしていないのに、まるですべ……
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19.うでのケガ
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14.墓参りは顔見せイベント
外食や様子伺いの機会を作らずとも、父と私には「月に一度の墓参り」という顔見せイベントがある。我が家の介護未満ケアがそこそこ機能しているのは、これによる部分が大……
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大晦日の税込み税抜き大激論、その意外な結……
(前回の記事を読む) 私にとって悪夢のような行事。それはわが家の年越しイベントだった。なぜだかわからないけれど、義理の両親が大晦日からわが家に泊まり込んで正月……
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第10回 『三国志演義』はどうしたら原文……
私が中国に興味を持ったきっかけは、中学生のときに「三国志」にはまったことである。横山光輝の漫画からスタートして、シミュレーションゲームで遊び、吉川英治の小説『……
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とは
はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう――。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか――手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
「考える人」編集長
金寿煥
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