「こころ」一覧
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第6夜 呑みたい日には川を下って
待ち合わせたのは蒲田駅だった。 蒲田駅にはJRと京急の二つの駅がある。いつも使うのはJRのほうで、こちらは『砂の器』でいきなり死体が発見される操車場がある。その……
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26. あたらしい自転車
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後編 ハレムに女性が惹かれるのはなぜか?
(前回の記事へ) ドラマ放送時は「ハマム」が空になる 小笠原 『ハレム』を刊行して意外だったのは、購読者の半数近くが女性だったことです。新潮選書の場合、購……
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25.あたらしい診断
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前編 ハレムの女官はどんな服を着ていたか……
「できれば連載前に読みたかった」 小笠原 私は篠原先生の作品のファンでして、こうしてお目にかかれるのは大変光栄です。最初に読んだのは『闇のパープル・アイ』で、大……
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最終回 ひとまず上出来(父親編)
困ったことが起きた。予想外だった。連載を2か月も休ませてもらったのもそのせいだ。 なにが予想外って、父がまったくもって元気なのだ。年相応の老いはある。数年前よ……
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あの真面目そうな青年が
事件勃発である。どれだけ事件勃発するんだよと言われそうだが、実際に勃発である。 この連載でも何度か書いてきたことではあるけれど、義母の認知症の症状には浮気妄……
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たむろする学生たち
久しぶりのおかぽん先生だ。私事ながら、とはいえこのエッセイは基本私事なわけだが、この4月に東大から帝京大に異動した。異動の辞は駒場の教養学部報を見てくれ。異動……
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「お客さん」になった義母
去年の年末から最近まで、多忙を極めた。いつも遅れ気味の原稿だとか、なかなか減らない原書のページ数だとか(一応、翻訳家なので)、そういった問題には慣れているが、……
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荒海に小舟の時代に
東畑開人『なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない』 2022/03/16 公式HPはこちら。 多くの編集者は、あとがきから本を読む、と思う。少なくとも私はそうだ。ど……
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第5夜 絶対に囲みたい場所がある
長の無沙汰、大変失礼しました。 先日、久しぶりに会った酒場の大将から 「ジャンプさん、ロビンソン酒場に行ったきり戻って来ないっすね」 と言われた。もはや、改……
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2 エロスにはタナトスがついてくる――ナ……
(「1 人間はなぜ死ぬようになったのか――インドネシアの『バナナ型』神話」へ) 子供の頃から愛読している絵本に、佐野洋子の『一〇〇万回生きたねこ』(講談社、一九七……
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24.ちば先生との再会
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1 人間はなぜ死ぬようになったのか――イ……
(「はじめに」へ) 漫画の話から始めていきたい。 二〇二〇年の特筆すべき出来事として、『鬼滅の刃』(作者:吾峠(ごとうげ)呼(こ)世(よ)晴(はる))が大ヒットしたこ……
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はじめに
神話学、という学問をご存知だろうか。おそらくあまり知られていない分野であろうと思う。そもそも神話とは何か、という問いが先に出てくるかもしれない。しかし「文学と……
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動物好きのパン屋さん
十年ほど前、わが家の近くに小さなパン屋がオープンした。本当に小さな店舗で、店舗というよりはむしろ、自宅の一部を改装してとりあえずパンを置くスペースを作ったよう……
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「怪異猟奇文化」を身近に愉しむための10……
(15)幻想文学研究家、翻訳家・風間賢二の10冊
1997年に刊行した拙著『ホラー小説大全』(角川選書)が翌年に日本推理作家協会賞の「評論その他の部門」賞をいただきました。望外の喜びであり、同時に恐縮もしました。……
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23.LIFE IS VERY SHOR……
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17.フレイルとサルコペニア
介護経験がある女友達に、玄関の見知らぬ靴に怯えた父のことを相談したら、かかりつけ医に認知症の症状が出ていないかをチェックしてもらう案を提案されたのが先月のこと……
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少しずつ、でも確実に変わりゆく日々
デイサービスが苦痛だと義父に訴えられ、苦肉の策で正月明けからお休みして、しばらく経過した。しっかり休んで自宅での自由時間を満喫した義父は、再びチャレンジする気……
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36 わが人生の映画ベスト10 その3(……
前回が(6)の『突然炎のごとく』で終わったので、今回は(7)の『屋根の上のバイオリン弾き』から。前者の製作年は1962年で、後者が71年。私の年齢でいうと24歳から33歳にか……
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第16回 餃子を“何個”食べたら食べ終わ……
餃子は重さで注文する 昔、大学の学園祭で中国人留学生会が水餃子を売っていた。「皮から手作り!」と宣伝していたが、よく見ると皮だけそこで作っていて、中身は留学生……
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第6回 美城れん(前篇) 私の努力は、誰……
芸とユーモアの人 宝塚歌劇団には、花月雪星宙という5つの組の他に、「専科」という生徒の集団がある。専科生は各組へ特別出演して、重厚な演技が必要とされる年長の役……
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22.ネタ作りの日々
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MAIL MAGAZINE
とは
はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう――。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか――手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
「考える人」編集長
金寿煥
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