「こころ」一覧
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第7回 中原由貴(煌月爽矢)(前篇) 「……
不合格になることを考えていなかった 宝塚歌劇団に入るためには、宝塚音楽学校の試験を突破しなくてはならない。15歳(中学3年)から18歳(高校3年)までの女性が……
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16.立ち飲み屋のお客さん十態
僕が愛する「立ち飲み屋」。そこはいつだって小さな物語の宝庫です。 今回は少し趣向を変えて、僕が見てきたあくまでささやかな、だけどじんわり味わい深い、そんな掌……
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27.出版記念イベント
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第6夜 呑みたい日には川を下って
待ち合わせたのは蒲田駅だった。 蒲田駅にはJRと京急の二つの駅がある。いつも使うのはJRのほうで、こちらは『砂の器』でいきなり死体が発見される操車場がある。その……
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15.サラダバーとお客さんの経営学
僕が好きでよく行くアメリカ風グリル料理のレストランで起こった小さな悲劇の話をします。それにあたっては、この店のちょっと特殊な料金体系が大きく関係するので、先に……
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26. あたらしい自転車
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十四、「ま、いいか」の精神
世には超有名寺院とでも言うべき寺もあれば、ほとんど馴染みの檀家しか来ないような寺もある。恐山と私が住職を務める寺のようなものである。 ところが昨今、インター……
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14.後継者とお客さん(2)――売り家と……
「代が替わって味が落ちた」 と噂されるのは、世間では昔から実によくあることです。 しかし少なくとも自分がこれまで経験してきた範囲において、実際に代替わりで味……
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後編 ハレムに女性が惹かれるのはなぜか?
(前回の記事へ) ドラマ放送時は「ハマム」が空になる 小笠原 『ハレム』を刊行して意外だったのは、購読者の半数近くが女性だったことです。新潮選書の場合、購……
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25.あたらしい診断
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- 対談
前編 ハレムの女官はどんな服を着ていたか……
「できれば連載前に読みたかった」 小笠原 私は篠原先生の作品のファンでして、こうしてお目にかかれるのは大変光栄です。最初に読んだのは『闇のパープル・アイ』で、大……
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最終回 ひとまず上出来(父親編)
困ったことが起きた。予想外だった。連載を2か月も休ませてもらったのもそのせいだ。 なにが予想外って、父がまったくもって元気なのだ。年相応の老いはある。数年前よ……
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あの真面目そうな青年が
事件勃発である。どれだけ事件勃発するんだよと言われそうだが、実際に勃発である。 この連載でも何度か書いてきたことではあるけれど、義母の認知症の症状には浮気妄……
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- まなぶ
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たむろする学生たち
久しぶりのおかぽん先生だ。私事ながら、とはいえこのエッセイは基本私事なわけだが、この4月に東大から帝京大に異動した。異動の辞は駒場の教養学部報を見てくれ。異動……
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13.後継者とお客さん(1)――ある三代……
家の近所の喫茶店でコーヒーを飲みながら仕事をしていたら、隣のテーブルから近所のご老人3人グループの会話が聞こえてきました。 「あの駅を出て国道の方にちょっと行……
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「お客さん」になった義母
去年の年末から最近まで、多忙を極めた。いつも遅れ気味の原稿だとか、なかなか減らない原書のページ数だとか(一応、翻訳家なので)、そういった問題には慣れているが、……
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荒海に小舟の時代に
東畑開人『なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない』 2022/03/16 公式HPはこちら。 多くの編集者は、あとがきから本を読む、と思う。少なくとも私はそうだ。ど……
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十三、ゼロ思考――万事を休息せよ
いつの頃から言われ始めたのか知らないが、私がどうしても苦手で馴染めない言葉に「プラス思考」というものがある。これをやたら連発するのは、多くの場合中年以上の男で……
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12.説教をしたがるお客さん(2)――人……
お客さんがお店の人を説教する現場、というのは、説教をされるお店の人にとってもしんどいのは当然ですが、周りの他のお客さんたちにとっても愉快なものではありません。……
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第5夜 絶対に囲みたい場所がある
長の無沙汰、大変失礼しました。 先日、久しぶりに会った酒場の大将から 「ジャンプさん、ロビンソン酒場に行ったきり戻って来ないっすね」 と言われた。もはや、改……
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11.説教したがるお客さん(1)――誰が……
飲食店で店主や店員に「説教」ないしは「アドバイス」をしたがる人々が存在します。無論、少なくとも最近の世論において、その種の行為は批判や嘲笑の対象となって全否定……
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十二、住職の地獄耳
かれこれで30年余、住職などしていると、忘れがたい人や出来事、言葉などがあるものだ。中でも、思わぬところで、思わぬ時に聞いた言葉は、インパクト絶大である。 「……
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10.お客さんに可愛がられるお店、リスペ……
僕が初めて仕事としてカレーに携わったのは15年ほど前のこと。川崎市のオフィスビルの一角で今も営業を続けているその店は、「エリックカレー」というお店です。インドカ……
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2 エロスにはタナトスがついてくる――ナ……
(「1 人間はなぜ死ぬようになったのか――インドネシアの『バナナ型』神話」へ) 子供の頃から愛読している絵本に、佐野洋子の『一〇〇万回生きたねこ』(講談社、一九七……
MAIL MAGAZINE
とは
はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう――。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか――手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
「考える人」編集長
金寿煥

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