「ことば」一覧
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- エッセイ
昨日見た夢、「強者」のふるまい
「自分たちの村は、朝起きたら、夜に見た夢を家族に話す習慣がある」。そんな話をカメルーン出身の方から伺ったことがある。実は我が家でも、朝起きて、前夜どんな夢を見……
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- ことば
- からだ
- エッセイ
25 黄色いアロハの夏がきた(読書日記)
2014年、76歳の春に人生初の入院体験(胆嚢摘出手術)をして以来、この時期になると、心臓冠動脈のカテーテル手術とか、自宅の階段から落っこちて肋骨を7本折るとか、私……
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- ことば
- まなぶ
- 思い出すこと
- エッセイ
最終回 時間をかけるということ
これまでにも何度か書いてきたように、人生いかに生きるべきか、これが、六十年にわたって展開された小林先生の文筆活動の根本テーマであった。だが、それは、けっして先……
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- ことば
- 文学
(14)名文芸誌の最終号とカレン・ラッセ……
僕がアメリカ現代文学を読みはじめた1990年ごろ、女性作家の、特に短篇小説に関してしばしば不満を感じたことを覚えている。 ひとことでいうと、誰もが「感性」で勝負……
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- ことば
- まなぶ
第18回(2019年度)小林秀雄賞 受賞……
8月22日午後、一般財団法人 新潮文芸振興会主催による「小林秀雄賞」「新潮ドキュメント賞」選考会がホテルオークラ東京にておこなわれ、小林秀雄賞受賞作品が決定しました……
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- 世の中のうごき
- ことば
- エッセイ
ネット時代に、なぜ直接訪れ、出会うのか
「現地のことは海外メディアからも伝わる。なぜ日本から行く必要があるのですか?」、そんな投げかけを受けたのは、一度や二度ではない。「ネットでその地域に住む人たちが……
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- ことば
- まなぶ
- 思い出すこと
- エッセイ
五十九 日本の風景
前々々回、小林先生が奈良の大和三山を愛でて、「『万葉』の歌人等は、あの山の線や色合いや質量に従って、自分達の感覚や思想を調整したであろう」と書いていたことと、……
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- ことば
- からだ
- エッセイ
24 映画少年のなれの果て
スタジオジブリから『熱風』という小さな月刊誌がでている。しばらくまえ、そこで「読書の未来」という長いインタビューをうけ、それをきっかけに、毎号、雑誌を送っても……
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- ことば
- 文学
(13)怒りと記憶――シリ・ハストヴェッ……
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- ことば
- 文学
(8)家に意思があるだって?――ポー『ア……
アッシャーさんち、崩れちゃったんだってね。あっしゃー。という書き出しにしようと決めていたら、翻訳の小川高義さんが訳者あとがきで全然高度なネタにされていた(翻訳……
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- 世の中のうごき
- ことば
- エッセイ
葬儀ではヒールの高い靴を履くのが”常識”……
「葬儀のとき、女性であれば5センチくらいのヒールが常識的でしょう」。私も知人から面と向かってそういわれたことがある。#KuToo というハッシュタグで、ハイヒールやパン……
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- ことば
- まなぶ
- 思い出すこと
- エッセイ
五十八 「ひろみ」にて
天ぷらの「ひろみ」は、JR鎌倉駅の鶴岡八幡宮側出口を出て小町通りに入り、すこし行った左手にある。今では雑誌、テレビ、ラジオ等で何度も紹介され、地元はもちろん全……
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- ことば
- 文学
(12)365×365
英語で書かれたショートショートで僕が一番好きな作品は、日本ではかつて「回転ドア」のタイトルで訳された作品である。回転ドアにどうしても入れない男が、ある日意を決……
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- ことば
- エッセイ
- 内容紹介
- 文学
何か挟まっていたり貼ってあったりしてうれ……
(3)ブックデザイナー・名久井直子の10冊
本をパラパラと捲った時に、何かが挟まっていると、異様にうれしい気持ちになります。 出版社や本屋さんの栞でもうれしいし、古本で買った本に押し花やレシートが入っ……
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- ことば
- からだ
- エッセイ
23 ひとりでは生きられない
多くのことがなんの予兆もなく、とつぜん生じる。しかも年をとり、からだの操縦システムが一つ、また一つと壊れてゆくにつれて、その「とつぜん」の度合いが増し、ついに……
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- ことば
- しごと
- まなぶ
- エッセイ
- 内容紹介
人生に迷ったときに背筋を伸ばすための10……
(2)政治学者・宇野重規の10冊
ふと、人生に迷うときがある。もちろん、日頃もとくに確信を持って生きているわけではない。とはいえ、目の前のことだけをなんとかしのぐだけの日々が続くと、どうしても……
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- ことば
- まなぶ
- 思い出すこと
- エッセイ
五十七 常識について
小林先生のことを聞かせてほしいという声を方々からかけてもらい、北は仙台から西は広島まで、十指に余る会場を定期的にお訪ねしているが、広島の場合は毎回、世話役のY……
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- 世の中のうごき
- ことば
- エッセイ
「また来るために」で死ぬことを思い留まっ……
前回の連載では、海外に出向いた時や、海外から友人を迎えた時の時間感覚の違いについて書かせてもらった。その続編を書く予定だったが、それは次の連載で触れたいと思う……
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- ことば
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- 内容紹介
- 文学
- 評論
はじめて文章を読むときのように読みたい1……
(1)小説家・町屋良平の10冊
小説を読みたいけれど、なにを読んでいいかわからない。そう言われることが時々ある。けれど大丈夫。自分もまだなにを読んでいいのか、よくわかっていない。なにを読んで……
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- ことば
- 文学
熱
ジョゼ・ルイス・ペイショット『白い村の老人たち』より3篇
ずいぶん前からこの家は黄色すぎるように彼女には見えた。かつては壁紙の模様は赤いコルヌコピア(豊穣の角)だったのに、今は奇妙な黄色のコルヌコピアになっていた。そ……
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- ことば
- 文学
(11)いまごろの発見で恐縮ですが――ジ……
ニュー・ディレクションズといえば海外の文学を積極的に出版していることで知られるアメリカの出版社で、これまで出版してきた作家のリストを見てみると、ボルヘス、ボラ……
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- ことば
- 文学
戸口に座る男
ジョゼ・ルイス・ペイショット『白い村の老人たち』より3篇
ま、どうでもいいかも知らんがな。昨日聞いたんだけどよ、ペイショットんとこの息子が俺のことを本に書いたんだってさ。教えてくれたのは、役所で働いているあの娘っ子だ……
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- ことば
- 文学
年寄りたち
ジョゼ・ルイス・ペイショット『白い村の老人たち』より3篇
夕方になると3人揃う。ぼくの代母と、若いほうの代父と、歳とったほうの代父(訳注:カトリック教の名付け親)。夏も冬も、3人で歳とったほうの代父の家で6時に夕食を食……
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- ことば
- 文学
[訳者まえがき]ジョゼ・ルイス・ペイショ……
ポルトガルのアレンテージョ地方の家は、夏の熱い外気を避けるために、どれも背が低く窓は小さく、壁には白い漆喰が分厚く塗られている。真っ青な空に映える建物の漆喰の……
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MAIL MAGAZINE
とは
はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう――。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか――手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
「考える人」編集長
金寿煥

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「考える人」から生まれた本





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