シンプルな暮らし、自分の頭で考える力。
知の楽しみにあふれたWebマガジン。
 
 

「思い出すこと」一覧

おかぽん先生青春記
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研究室での暮らし

 米国メリーランド大学の大学院生の暮らしは概ね地味である。講義はきちんと履修せねばならない。1科目でもDがつくと放校処分である。実は俺は2年目の講義でDを喰らって……

随筆 小林秀雄
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五十三 我慢だよ、我慢だよ

 今年も、先生の命日が近くなった。先生が亡くなったのは、昭和五十八年(一九八三)三月一日だった。以来、毎年、祥月しょうつき命日にお墓参りをされる先生の長女、白洲……

おかぽん先生青春記
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研究の始まりと異国の初恋

 メリーランド大学附属英語学校をなんとか卒業した僕は、心理学研究科の修士の学生としてボブの研究室で研究を始めた。研究室がある動物学心理学棟の4Fには、北側に動物……

随筆 小林秀雄
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五十二 志ん生そっくり

 小林先生って、志ん生そっくりですね――。  「新潮CD」で先生の講演を聴いた人たちは、皆が皆と言っていいほどにこう言ってくる。たしかに先生の語り口は、ふだんの酒席で……

おかぽん先生青春記
  • 思い出すこと
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レッドスキンハウスと英語学校

 僕はそのようにして、米国メリーランド州にあるメリーランド大学カレッジパーク校のボブ・ドゥーリング研究室にて研究を始めることになった。家業を継ぐことを放棄してア……

随筆 小林秀雄
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五十一 にせものの価値

 十二月である、十二月と言えば「忠臣蔵」である、というような言い方は、今でも通じるのだろうか、それとも、もう通じないのだろうか。そんなことを思いながら今回の準備……

安田菜津紀の写真日記
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あの日の小学生が、高校生になった

 ここには一体、どんな人々が暮らし、どんな営みがあったのだろうか。時折高台からそれぞれの街を眺め、静かに思いを馳せることがある。震災直後の海沿いの街はどこも、累……

おかぽん先生青春記
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メリーランド大学カレッジパーク校

 1983年の9月だった。僕はメリーランド大学カレッジパーク校に初めて足を踏み入れた。正門から入ると芝生が敷き詰められた小高い丘があり、その先には礼拝堂がある。丘の……

随筆 小林秀雄
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五十 「本居宣長」の本

 小林先生の『本居宣長』は、昭和五十二年(一九七七)の十月三十日に出た。定価は一冊四〇〇〇円……、ということは、今日で言えば八〇〇〇円から九〇〇〇円にもなる本であ……

おかぽん先生青春記
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番外編:嗚呼、中学同窓会

 前2回、アメリカに渡った話に入ったのだが、今回は突然番外編だ! みんな、いいか? 先々週、中学時代の同窓会があり、同学年約200人のうち、約半数が集まった。来年……

随筆 小林秀雄
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四十九 人間性が鳴り渡る

 先年、ある大学で、小林秀雄についての講義をもたせてもらったときのことだ。小林先生が学生たちの質問に答えた内容を一冊の本にした『学生との対話』(新潮社刊、現在は……

随筆 小林秀雄
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四十八 本居宣長の桜

 小林先生の「本居宣長」は、第一章に図版が入っている。今年は単行本の刊行から四十一年になるが、私は毎年、秋風が立ついまごろになると、あの図版の経緯を思い出す。 ……

おかぽん先生青春記
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なのに俺はアメリカへゆくのだ(2)

 日本から米国に向かう飛行機は当時、ソビエト連邦上空を飛ぶことができず、北極圏を経由してアラスカ州のアンカレッジで給油してからアメリカ各地に向かった。燃料タンク……

随筆 小林秀雄
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四十七 「しんこ」と「あなご」

 小林先生の夏の楽しみは、まずは六月、京都・平野屋の鮎に始まり、次いでは八月、東京湾の「しんこ」だった。  「しんこ」というのは鮗(このしろ)の幼魚で、大きさは……

おかぽん先生青春記
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なのに俺はアメリカへゆくのだ(1)

 そもそも俺はアメリカに憧れなど持っていなかった。太平洋戦争における日本の敗戦が完全に見えていたにもかかわらず広島と長崎を原子爆弾の実験場にし、その後は世界がな……

随筆 小林秀雄
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四十六 反省と後悔

 小林先生には、人口に膾炙(かいしゃ)した名言がいくつもある。「批評するとは自己を語る事である、他人の作品をダシに使って自己を語る事である」(「アシルと亀の子Ⅱ……

随筆 小林秀雄
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四十五 科学技術と道義心

 毎年八月になると、小林先生と湯川秀樹さんとの対談「人間の進歩について」(新潮社刊「小林秀雄全作品」第16集所収)を思い出す。湯川さんは京大教授を務めた理論物理学……

おかぽん先生青春記
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そしてアメリカへ

 大学3年の12月にギター部を退いた俺は、その後の1年を動物心理学者としての修行に邁進し、カナリアが短調と長調の区別が出来ることを示す研究を卒論としてまとめた。研……

考える四季
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『珈琲屋』という生き方

「“伝説”とか“レジェンド”とか言われると、ちょっとねえ……」 「大坊珈琲店」店主の大坊勝次さんが、決まりが悪そうに下を向き、自分の手をじっと見ている。  ご本人はそう……

随筆 小林秀雄
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四十四 素読という鍛錬

 小林先生は、鍛錬ということもよく言われた。天才には必要ないだろうが、僕のような凡人には鍛錬が要る、何事も鍛錬しなければだめなのだと言って、音楽、絵画、骨董と、……

随筆 小林秀雄
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四十三 歌会のこと

 前回お話しした「小林秀雄に学ぶ塾」は、「小林秀雄に学ぶ塾」である、「小林秀雄を学ぶ塾」ではない。つまり、小林秀雄についての文学的知識をあれこれ提供する塾ではな……

おかぽん先生青春記
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大学の講義で学んだこと

 大学では最初の2年半はギター部、後の1年半は(実は事情があって2年になったが)研究室で過ごした僕であったが、そうは言っても大学生だったのでたまには講義に出た。た……

随筆 小林秀雄
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四十二 上手に質問する

 茂木健一郎さんに勧められ、七年前から「小林秀雄に学ぶ塾」を続けている。その塾で昨年五月、同人雑誌『好・信・楽』を出し始め、それが先月、創刊一周年になった。創刊……

食べる葦
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銃撃・略奪・チグリス川の鯉

 2003年3月のイラク戦争で、私が泊まったバグダッドの宿は「サフィール」という小さなホテルだった。サフィールは英語でいえばアンバサダー、大使という意味だ。アンバサ……

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考える人とはとは

何かについて考え、それが「わかる」とはどういうことでしょうか。

「わかる」のが当然だった時代は終わり、平成も終わり、現在は「わからない」が当然な時代です。わからないことを前提として、自分なりの考え方を模索するしかありません。

わかるとは、いわば自分の外側にあるものを、自分の尺度に照らして新しく再構成していくこと。

"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)*を編集理念に、Webメディア「考える人」は、わかりたい読者に向けて、知の楽しみにあふれたコンテンツをお届けします。

*産業革命後に急速な都市化が進むロンドンで、イギリスの詩人ワーズワースが書き遺した言葉。

 

 

「考える人」編集長
松村 正樹


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