「対談」一覧
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後編 政治家が高学歴化しないのは日本の知……
尾原宏之『「反・東大」の思想史』刊行記念
(「前編 東大の学費は値上げすべきなのか?」はこちらから) 日本の知的伝統は「反・科挙」? 森本 アメリカの反知性主義には、「神の前ではみな平等である」というキリ……
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前編 東大の学費は値上げすべきなのか?
尾原宏之『「反・東大」の思想史』刊行記念
日本における「反知性主義」? 河野 尾原宏之さんの『「反・東大」の思想史』(以下、『反・東大』と表記)を読んで、この本をめぐって対談をするなら、ぜひ『反知性主義……
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「わけのわからないもの」の鎮魂
こんにちは、松家と申します。よろしくお願いします。 今日は橋本治さんの実の妹である柴岡美恵子さんもいらっしゃっています。美恵子さんといろいろお話をするように……
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昨日にまさる今日よりも、明日はもっと倖せ……
(講演より続く) 「お兄ちゃんって偉い人なのね」 松家 ちょっと美恵子さん上がってきてください。 柴岡 こんにちは。親戚のおばさんです(笑)。 松家 橋本治さんの妹……
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マンガで歴史を描くということ
毒だらけのマンガ 出口 「プリニウス」は、僕のような歴史好きにはたまらないマンガですね。学生の頃から「歴史・宗教・美術史」が大好きで、それぞれのオタクを自称して……
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後編 「汁」をめぐる冒険
「10分どん兵衛」vs.「10分満水どん兵衛」 稲田 マキタさんと言えば、忘れてはいけないのが「10分どん兵衛」ですね。話題になってすぐに僕も真似をしました。 マキタ 経……
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前編 料理と文章のダブルスープ
美味しい「食文一致」 稲田 ずっとお会いしたいと思っていたのですが、本日ようやく念願が叶いました。 マキタ それはこちらのセリフですよ。稲田さんのことは、いわば「……
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三島由紀夫はなぜあのように生き、死んだの……
平野 本日は、ケア論をはじめとして現在大活躍中の、小川公代さんに来ていただきました。どうぞよろしくお願いします。 小川 よろしくお願いします。『三島由紀夫論』、……
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前編 音楽家は「時代の予兆」を表現するピ……
反復する歴史 吉田 今日はこんなに大勢の方に集まっていただいて、本当にありがとうございます。 岡田暁生さんと片山杜秀さんのお二人は、言うまでもなくクラシック音楽……
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後編 ウクライナ戦争における「音楽的事件……
(前編はこちらから) リュビモフの「命がけの音楽」 岡田 さて、今ロシアとウクライナの音楽シーンで何が起きているのか、ネット上で拡散された2つの動画を参考にしなが……
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後篇 オノマトペから言語が発達した?
(前篇はこちらから) 高野 今井先生も最近『言語の本質』(秋田喜美氏との共著)という本を出されましたよね。 今井 はい。この本では、どうやって言語の多様性が生まれ……
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前篇 AIは「ジェスチャーゲーム」を知ら……
高野 今井先生は、著者のモーテンさんをよくご存知だそうですね。 今井 友達とまでは言いませんが、すいぶん長い付き合いです。同じ分野の研究者なので、学会に行けば会……
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前篇 「フリーセックス」という時代の合言……
「フリーセックス」というものがあった 黒川 京都新聞文化部の記者、行司千絵さんにお相手いただき、僕の新しい小説『彼女のことを知っている』について、お話しすること……
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後篇 若いころの「無為の時間」こそ今の財……
(「前篇 「フリーセックス」という時代の合言葉」はこちらから) はずかしいけど、実践するのが思想 行司 「♯MeToo運動」のことも今回盛りこんでおられます。女子高生が……
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後篇 わたしたちはもっと本音を言ってもい……
(前篇「『母親』×『後悔』という組み合わせのタブー」へ) わたしがわたしである時間 村井 「理想的な従業員」として日々生活していると、母でも妻でも翻訳家でもない、……
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前篇 「母親」×「後悔」という組み合わせ……
荒れ狂う「わかりみ本線日本海」 鹿田 はじめまして、『母親になって後悔してる』が3月に出版された直後から、村井さんがずっとSNSなどで応援してくださっていたのを拝見……
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後篇 「ギャツビーて誰?」から始まった
(前回の記事へ) ギャツビーとYRP野比 岸本 そもそも、この『やりなおし世界文学』の企画はどうやってはじまったんですか? 津村 毎日新聞社の「本の時間」から連載しま……
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前篇 『ボヴァリー夫人』は「吉本新喜劇」……
名前は知っているけれど、読んだことのない本 津村 名前は知っているけれど、中身のよくわからない本を読んでみるというのが『やりなおし世界文学』の始まりで、「本の時……
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後編 桑田佳祐は言葉にモザイクをかける
(前回の記事へ) 濡れた桑田佳祐の造語 スージー まずはサザンの代表曲である「いとしのエリー」の歌詞を見ていきましょう。 スージー 前編でも少し触れましたが、これ……
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前編 世界一マニアックな「勝手にシンドバ……
「恋人がサンタクロース」問題 スージー 音楽評論家のスージー鈴木です。私が今年6月に上梓した『桑田佳祐論』(新潮新書)は、桑田佳祐の歌詞を詳しく分析したものです。……
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後編 ハレムに女性が惹かれるのはなぜか?
(前回の記事へ) ドラマ放送時は「ハマム」が空になる 小笠原 『ハレム』を刊行して意外だったのは、購読者の半数近くが女性だったことです。新潮選書の場合、購……
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前編 ハレムの女官はどんな服を着ていたか……
「できれば連載前に読みたかった」 小笠原 私は篠原先生の作品のファンでして、こうしてお目にかかれるのは大変光栄です。最初に読んだのは『闇のパープル・アイ』で、大……
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『犬は歌わないけれど』&『平成のヒット曲……
(前回の記事へ) ヒット曲=オルゴールになる歌 柴 水野さんの『犬は歌わないけれど』(新潮社)を読んで、強く印象に残ったのは印税について書かれたところです(「印税……
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『犬は歌わないけれど』&『平成のヒット曲……
時代を超えた『世界に一つだけの花』 水野 柴さんの『平成のヒット曲』(新潮新書)では、1989年から2019年まで平成の30年間、それぞれの年にヒットした曲や話題になった……
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MAIL MAGAZINE
とは
はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう――。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか――手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
「考える人」編集長
金寿煥
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「考える人」から生まれた本
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