シンプルな暮らし、自分の頭で考える力。
知の楽しみにあふれたWebマガジン。
 
 

「エッセイ」一覧

村井さんちの生活
  • 思い出すこと
  • くらし
  • こころ
  • エッセイ

途中下車

 私の住む琵琶湖周辺も、先日梅雨入りした。今のところ湿度、気温ともに低めで、梅雨とはいえ快適な日々を過ごしている。家族はそれぞれ皆元気にしているし、愛犬のハリー……

御つくりおき――京都のひととモノとのつきあいかた――
  • こころ
  • くらし
  • エッセイ

02 ゲイパレードで歩くための浴衣を、裏……

 PRIDEは毎年6月末から7月頭にかけて、いずれかの週末に行われる同性愛者(LGBT)のパレード。ゲイやレズビアンたちと一緒に大勢のドラァグクイーンたちが華やかに着飾っ……

安田菜津紀の写真日記
  • くらし
  • 世の中のうごき
  • エッセイ

闇の中を生きながら

 のろのろと進む車の群れ、クラクションの間を駆けていく人々。フィリピン、マニラはいつものように喧騒に包まれていた。きらびやかなネオンから隠れた路地裏の暗闇に、彼……

分け入っても分け入っても日本語
  • ことば
  • くらし
  • まなぶ
  • エッセイ

「イマイチ」

 私が「イマイチ」ということばに初めて接したのは、小学校高学年か中学生の頃、つまり1970年代の終わりから80年代の初めで、場所は近所の歯科医院の待合室でした。……

随筆 小林秀雄
  • 思い出すこと
  • まなぶ
  • エッセイ

十八 平野屋の鮎

 鮎の季節がきた。春の桜が終わり、新緑の候となると、小林秀雄先生の心は西へ向かった。毎年六月、鮎漁が解禁となるや、真っ先に「平野屋」へ走った。  「平野屋」は、京……

分け入っても分け入っても日本語
  • ことば
  • まなぶ
  • 世の中のうごき
  • エッセイ

「アラサー・アラフォー」

 30歳前後を「アラサー」、40歳前後を「アラフォー」という呼び名は、すっかり定着した観があります。年齢をぼんやり指す言い方として重宝されるためでしょう。単なる「30……

暮らしのサウンドスケイプ
  • くらし
  • こころ
  • エッセイ

童謡の動揺

 小学生のころ、NHKの「みんなのうた」に「コンピューターおばあちゃん」というのがあった。いまならスマホやパソコンのスーパーユーザーを連想するのではないか。この……

分け入っても分け入っても日本語
  • ことば
  • まなぶ
  • エッセイ

「ピンクい」

 日本語の基本的な色名である「あか」「あお」「しろ」「くろ」には、「みどり」「むらさき」など後発の色名にはない特徴があります。それは、「赤い」のように「い」をつ……

ソマリ人のきもち
  • 世の中のうごき
  • エッセイ

ランボーはなぜ放浪をやめたのか?

 19世紀(明治時代)にソマリ世界を訪れた最も著名な人物である、詩人のアルチュール・ランボー。彼の生涯は謎に満ちているが、最大の謎はそれまで狂ったように放浪を繰り……

最後の読書
  • ことば
  • 思い出すこと
  • エッセイ

02 わたしはもうじき読めなくなる

 幸田文に「勲章」という比較的よく知られた文章がある。半世紀以上まえに書かれたものだが、その文章を20世紀末に、老年後期に足を踏み入れた鶴見俊輔が読み、ここにはい……

随筆 小林秀雄
  • 思い出すこと
  • まなぶ
  • エッセイ

十七 考える葦

 人生いかに生きるべきか、人生の意味とは何かを死ぬまで考え続けた小林秀雄は、考えるということ自体についても徹底的に考えた。その最後の到達点が前々回、前回と二回に……

安田菜津紀の写真日記
  • くらし
  • こころ
  • エッセイ

写真があってよかった

 光の寿命はとても短い。特に朝日や夕日が大地を包みこむとき、光の様相は刻一刻と変わっていき、シャッターを切る度にファインダー越しに見える風景が変わっていく。カメ……

御つくりおき――京都のひととモノとのつきあいかた――
  • くらし
  • エッセイ

01 英国、コーニッシュウェアのティーポ……

 最初に直面した離婚の危機でした。  英国人のツレにとって器というものは食事のためのツールでしかなく、言えども言えども扱いが雑。そんなに高価な食器を普段から使っ……

村井さんちの生活
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  • こころ
  • エッセイ

言ってくれればよかったのに

 次男との関係がぎくしゃくしはじめたのがいつ頃だったか、はっきりとした記憶はない。ただ、去年の年末にはすでに、知り合いの何人かに事情を打ち明け、相談していたこと……

おかぽん先生青春記
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  • ことば
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青春と読書 2

 やれやれ、前回は眠いのを押して無理矢理エッセイを書いたら「青春と読書」のつもりが「青春と涜書」になってしまったよ。でもむしろそのくらいのほうが人気が出るようで……

暮らしのサウンドスケイプ
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  • エッセイ

現場の音スナップ

 テレビのニュースでインタビューが放送されるとき、私には注意して聞く音がある。それは、背後の音だ。街の喧騒、子供たちの歓声、人々の足音、鳥や動物、虫たちの鳴き声……

随筆 小林秀雄
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十六 身交う、とは……

 小林秀雄の名講演のひとつに、「信ずることと考えること」(「新潮CD 小林秀雄講演」第二巻所収)がある。この講演は、昭和四十九年(一九七四)八月、鹿児島県霧島での……

安田菜津紀の写真日記
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大熊へ

 抜けるような青空だった。駆け抜ける風が微かに汐の香りを帯びている。波音が近い。時々木々の彼方から、穏やかな鳥たちのさえずりに交じって、短く鋭い鳴き声がこだます……

分け入っても分け入っても日本語
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「青信号」

 子どもの時、「どうして緑色の信号を『青信号』と言うの?」と、誰しも大人に尋ねたことがあるでしょう。小学校高学年の娘も、ある日、私にそう尋ねてきました。「娘もよ……

最後の読書
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01 読みながら消えてゆく

 鶴見俊輔は晩年のほぼ20年間、「もうろく帖」と名づけた手控えのノートをつけていた。合わせて23冊――。  興味はありましたよ。でも私的なノートだからね、とうぶん読む……

ソマリ人のきもち
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ランボー 怒りのソマリランド篇

 これまで鎌倉時代のマルコ・ポーロ、室町時代のイブン・バットゥータの見聞きしたソマリ世界を紹介してきたが、今度はずっと時代が下って明治時代にソマリ世界を旅した有……

随筆 小林秀雄
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十五 考えるという言葉

 新潮社の季刊誌『考える人』は、今春、多くの人に惜しまれながら休刊のやむなきに至ったが、創刊以来掲げ続けた「plain living & high thinking」のモットーどおりに、……

安田菜津紀の写真日記
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シリアに咲く花

 4月、外には美しい風景があふれているのに、心はざわついたままだった。理由ははっきりしていた。シリアで化学兵器が使われ、さらにアメリカがそのシリアを突如空爆、と……

おかぽん先生青春記
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青春と読書

 諸君、本稿は3月中に書かれるべきものであった。学期末・学期はじめの大量の雑用もとい、大学運営の仕事と、3月28日から4月9日までの英国・欧州出張により、執筆する時間……

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考える人とはとは

何かについて考え、それが「わかる」とはどういうことでしょうか。

「わかる」のが当然だった時代は終わり、平成も終わり、現在は「わからない」が当然な時代です。わからないことを前提として、自分なりの考え方を模索するしかありません。

わかるとは、いわば自分の外側にあるものを、自分の尺度に照らして新しく再構成していくこと。

"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)*を編集理念に、Webメディア「考える人」は、わかりたい読者に向けて、知の楽しみにあふれたコンテンツをお届けします。

*産業革命後に急速な都市化が進むロンドンで、イギリスの詩人ワーズワースが書き遺した言葉。

 

 

「考える人」編集長
松村 正樹

  • 津野海太郎「最後の読書」読売文学賞受賞


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