シンプルな暮らし、自分の頭で考える力。
知の楽しみにあふれたWebマガジン。
 
 

「エッセイ」一覧

随筆 小林秀雄
  • 思い出すこと
  • ことば
  • エッセイ

二十一 経験について

 私が二十代だった頃、といえばもう四十年もそれ以上も昔になるが、当時、大人の間でも若者の間でも、「経験、経験、経験だ!」ということが盛んに言われ、それに煽られる……

分け入っても分け入っても日本語
  • ことば
  • エッセイ

「面白い」

 感情を表す形容詞(「~い」の形で終わる活用語)はたくさんありますが、それらを列挙してみると、興味深いことに気づきます。  「いまいましい・いらだたしい・恐ろしい……

御つくりおき――京都のひととモノとのつきあいかた――
  • こころ
  • くらし
  • エッセイ

03 なんちゃって茶会のお菓子を桂の中村……

 茶の湯は奇妙な世界です。洛中の職人街で堺の商人が完成させた文化は、公家ではなく武士の教養として発達しながら、いつしか京の根幹をなす美学になりました。娯楽であり……

村井さんちの生活
  • くらし
  • こころ
  • しごと
  • エッセイ

HELLO TOKYO!

 今年はじめに出版された訳書『ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室』(きこ書房)の著者キャスリーン・フリンがアメリカから来日することとなり、記念イベントに出席……

分け入っても分け入っても日本語
  • ことば
  • エッセイ

「丁寧」

 細かいところまで気をつける様子を表す「丁寧」は、漢字から意味が取りにくいことばのひとつです。漢字で書く必要はないと考えて、仮名で「ていねい」と書く人もいます。……

随筆 小林秀雄
  • 思い出すこと
  • ことば
  • エッセイ

二十 「閃く」と「読む」

 前回、「直観」について考えたが、その糸を、もっと先まで伸ばしてみようと思う。「直観」は「直感」と書かれることもあり、またそこに近い意味合で「直覚」「直知」と言……

分け入っても分け入っても日本語
  • ことば
  • 自然
  • エッセイ

「タンポポ」

 春に花を開く代表的な野草と言えば、タンポポです。花に見えるのは、正確には「頭状花序」と言うのだそうですが、まあ「花」でいいでしょう。「タンポポ」とは変わった響……

暮らしのサウンドスケイプ
  • ことば
  • くらし
  • エッセイ

言葉訳

 愛用しているiPhoneのアプリの一つに「タップタップシー」というのがある。対象物にカメラを向けて写真を撮ると、画像がネット上で解析され、ややあって、写したも……

地球の音
  • 自然
  • こころ
  • エッセイ

サラウンド

 渚……なぎさ感覚って呼んでいるんだけど、そういうのが好きです。いまもちょっと渚感覚に近い。海でぼくが好きなのは遠浅の珊瑚の海。そこで上半身は砂浜に寝そべって、腰……

おかぽん先生青春記
  • 思い出すこと
  • まなぶ
  • エッセイ

大学入学前後のこと

 僕が浪人中に祖母が死んだ。心筋梗塞であった。すると父は、「人間いつ死ぬかわからない。好きなことやれ」と言ってくれた。これにより僕は祖母を亡くしたが未来を得た。……

分け入っても分け入っても日本語
  • ことば
  • エッセイ

「ムショ」

 「ムショに入る」「ムショ暮らし」「ムショ帰り」などと使う「ムショ」。一般に、「刑務所」の略だと考えている人が多いはずです。  意味は「刑務所」でいいのですが、語……

安田菜津紀の写真日記
  • くらし
  • エッセイ

8月の七夕

 七夕、と聞くと、多くの人がきっと、7月7日を思い浮かべるだろう。かつては私もそうだった。あの東日本大震災が起こるまでは。  縁あって通うようになった岩手県陸前高……

最後の読書
  • ことば
  • まなぶ
  • エッセイ

03 子ども百科というテーマパークで

 はじめてはいった書店の平台に分厚い伝記の本が積んであった。A5判で500ページもある大きな本で、『子どもの本のよあけ――瀬田貞二伝』というタイトルがついている。  ……

考える四季
  • ことば
  • くらし
  • 世の中のうごき
  • エッセイ

国家の壁とパスポート

 あなたはパスポートを持っているだろうか? 持っているなら、それは〝自分のモノ〟だと思ってはいないだろうか?  あまり知られていない事実だが、私たちが持つ自分名義……

分け入っても分け入っても日本語
  • まなぶ
  • エッセイ

「恋・愛」

 「恋」と「愛」はどう違うか、という議論によく出合います。両方ともloveと訳して問題ないのに、何となく使い分けているらしいところが関心を呼ぶのでしょう。  日本テレ……

村井さんちの生活
  • 思い出すこと
  • くらし
  • こころ
  • エッセイ

途中下車

 私の住む琵琶湖周辺も、先日梅雨入りした。今のところ湿度、気温ともに低めで、梅雨とはいえ快適な日々を過ごしている。家族はそれぞれ皆元気にしているし、愛犬のハリー……

御つくりおき――京都のひととモノとのつきあいかた――
  • こころ
  • くらし
  • エッセイ

02 ゲイパレードで歩くための浴衣を、裏……

 PRIDEは毎年6月末から7月頭にかけて、いずれかの週末に行われる同性愛者(LGBT)のパレード。ゲイやレズビアンたちと一緒に大勢のドラァグクイーンたちが華やかに着飾っ……

安田菜津紀の写真日記
  • くらし
  • 世の中のうごき
  • エッセイ

闇の中を生きながら

 のろのろと進む車の群れ、クラクションの間を駆けていく人々。フィリピン、マニラはいつものように喧騒に包まれていた。きらびやかなネオンから隠れた路地裏の暗闇に、彼……

分け入っても分け入っても日本語
  • ことば
  • くらし
  • まなぶ
  • エッセイ

「イマイチ」

 私が「イマイチ」ということばに初めて接したのは、小学校高学年か中学生の頃、つまり1970年代の終わりから80年代の初めで、場所は近所の歯科医院の待合室でした。……

随筆 小林秀雄
  • 思い出すこと
  • まなぶ
  • エッセイ

十八 平野屋の鮎

 鮎の季節がきた。春の桜が終わり、新緑の候となると、小林秀雄先生の心は西へ向かった。毎年六月、鮎漁が解禁となるや、真っ先に「平野屋」へ走った。  「平野屋」は、京……

分け入っても分け入っても日本語
  • ことば
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  • 世の中のうごき
  • エッセイ

「アラサー・アラフォー」

 30歳前後を「アラサー」、40歳前後を「アラフォー」という呼び名は、すっかり定着した観があります。年齢をぼんやり指す言い方として重宝されるためでしょう。単なる「30……

暮らしのサウンドスケイプ
  • くらし
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  • エッセイ

童謡の動揺

 小学生のころ、NHKの「みんなのうた」に「コンピューターおばあちゃん」というのがあった。いまならスマホやパソコンのスーパーユーザーを連想するのではないか。この……

分け入っても分け入っても日本語
  • ことば
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  • エッセイ

「ピンクい」

 日本語の基本的な色名である「あか」「あお」「しろ」「くろ」には、「みどり」「むらさき」など後発の色名にはない特徴があります。それは、「赤い」のように「い」をつ……

ソマリ人のきもち
  • 世の中のうごき
  • エッセイ

ランボーはなぜ放浪をやめたのか?

 19世紀(明治時代)にソマリ世界を訪れた最も著名な人物である、詩人のアルチュール・ランボー。彼の生涯は謎に満ちているが、最大の謎はそれまで狂ったように放浪を繰り……

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考える人とはとは

何かについて考え、それが「わかる」とはどういうことでしょうか。

「わかる」のが当然だった時代は終わり、平成も終わり、現在は「わからない」が当然な時代です。わからないことを前提として、自分なりの考え方を模索するしかありません。

わかるとは、いわば自分の外側にあるものを、自分の尺度に照らして新しく再構成していくこと。

"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)*を編集理念に、Webメディア「考える人」は、わかりたい読者に向けて、知の楽しみにあふれたコンテンツをお届けします。

*産業革命後に急速な都市化が進むロンドンで、イギリスの詩人ワーズワースが書き遺した言葉。

 

 

「考える人」編集長
松村 正樹


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