「介護」一覧
-
-
- こころ
- からだ
- 対談
後篇 目指すは「かわいらしい」年寄り
(「前篇 認知症になってわかった「本来の姿」」はこちら) 親の「声」を残す 村井 映画の中で、まだお元気だったころのお母さんが買い物しているところを遠くから撮影し……
-
-
- こころ
- くらし
- エッセイ
恐怖の電話
その日、朝早くから原稿を書いていた。前日の夕方、とある月刊誌の編集者から連絡が入り、頼まれていた原稿をうっかり書き忘れていたことに気づいたからだ。申し訳ないと……
-
-
- こころ
- くらし
- エッセイ
教えて、介護ライフハック!
村井家の後期高齢者介護は、特に大きな事件もなく、坦々と過ぎていっている(もちろん小さな事件は数え切れないほど発生しているが)。介護を経験している方々はおわかり……
-
-
- こころ
- くらし
- エッセイ
正月から大変だな、介護って
村井家の年末年始といえば、義理の両親がなぜだか大晦日にわが家に布団と共にやって来て、数日宿泊していくというのが恒例だった。しかし、義母が認知症になってからとい……
-
-
- こころ
- くらし
- エッセイ
村井はもう詰んでいる
連日、やることが多すぎて、人生が辛くなってきた。仕事だけならまだいいけれど、18歳の双子の息子たちにはまだまだ気が抜けないし、なんといっても義理の両親の問題が山……
-
-
- こころ
- くらし
- エッセイ
大きな声では言えない、介護費用の話
大きな声では言えないが、地味に私を追いつめつつある問題がある。ずばり、どんどん高額になってきた介護費用だ。 わが家のケースは、なかなか複雑だ。まず、義母の認……
-
-
- こころ
- くらし
- エッセイ
デイサービスは旅館じゃない
年末が近づき、マライア・キャリーの歌声も聞こえだしたことで、私はかなり焦っている。連日、自分の仕事以外の雑事が多すぎて、翻訳作業が一向に進まない。私はなぜ、こ……
-
-
- こころ
- くらし
- エッセイ
みごとな連携プレー
先日のことだ。最近、仕事が忙しい私は朝6時に起きて翻訳作業をしているのだが、その作業が波に乗り始めた9時頃、ケータイが鳴った。ケアマネさんからだった。ピンときた……
-
-
- こころ
- くらし
- エッセイ
まさかの同居計画
義父母の介護、ここのところシビアな展開だ。 まず、介護スケジュールが変更された。義母は平日はすべてデイサービスに通うことになった。今までデイサービスでは、昼……
-
-
- こころ
- くらし
- エッセイ
「介護」について書けること、書けないこと
7月上旬、私は新刊『義父母の介護』のプロモーションのため、新潮社の会議室で複数の媒体からインタビューを受けていた。 早朝、京都から東京まで移動するため新幹線に……
-
-
- くらし
- こころ
- 思い出すこと
- エッセイ
プロローグ――それは瓶ビールから始まった
義父母と私 私は琵琶湖畔に住む、翻訳家でエッセイストだ。夫、高校生の双子の息子と一緒に、田舎町で、平凡だけど慌ただしい日常を送っている。 翻訳家という仕事は繁……
-
-
- くらし
- こころ
- エッセイ
認知症を少しでも避けたいのなら
二回目のショートステイに義父と義母を送り出しただけで、どっと疲れてしまった私と夫は、自宅リビングでコーヒーを飲みつつ、話し込んでいた。 「いやあ、それにしても……
-
-
- くらし
- こころ
- エッセイ
義母、はじめてのショートステイに挑戦
愛犬ハリーが亡くなり、もう何もかも投げ出して寝ていたいと思う日々なのだが、後期高齢者介護は私を待ってはくれない。ほぼ連日、ヘルパーステーションから、デイサービ……
-
-
- こころ
- くらし
- エッセイ
さようなら、ハリー
突然のことで驚かせてしまうかもしれないが、愛犬ハリーが亡くなった。 今年2月に癌が発覚した時点ですでに末期で、手の施しようもなく、余命はわずかだろうと獣医師に……
-
-
- こころ
- くらし
- エッセイ
祝100回!
様々な事件が勃発する村井家、ハプニングの神様に愛されている村井家、大ピンチなのになんとなく逃げ切る村井家……そんな村井家の日常を綴ってまいりました『村井さんちの……
-
-
- こころ
- くらし
- エッセイ
私が認知症になったら
昨年まで、義母は週に三回、デイサービスに通っていた。三回とも、義父の通うデイサービスとは別の場所で、過ごす時間の長さも、受けるサービスもまったく異なる施設だ。……
-
-
- こころ
- くらし
- エッセイ
フードファイター義父
義父が元気だ。年始から大変めでたい。もうすぐ91歳にもなろうかという彼だが、確かに体力は落ちたし、足腰は弱ったものの、「死ぬかもしれない」と弱音を口にしつつ、非……
-
-
- こころ
- くらし
- エッセイ
夫が介護に参加し始めた、けれど……
「そろそろ、実の子の出番ですよ」ということで、夫が介護に積極的に参加するようになって数か月が経過した。週末になると実家に行き、食料を調達し、家のメンテナンス(……
-
-
- こころ
- くらし
- エッセイ
そろそろ、実の子の出番ですよ
先日のことだ。実家に両親を訪ね、戻って来た夫曰く、義父が「最近、来てくれなくなったなあ……」と言っていたそうだ。私のことである。「なにそれ! はぁ!?」と夫に言う……
-
-
- こころ
- くらし
- エッセイ
高齢者を騙す悪徳業者との闘い
ここのところ、あまり大きな事件もなく、平穏な生活を送ってくれているはずと思っていた義理の両親だったのだが……。先日、夫の実家に立ち寄った際に義父から聞いた話が若……
-
-
- こころ
- くらし
- エッセイ
叶わなかった両親との食事会
先日、義母の誕生日だったため、数年ぶりに義理の両親、そして夫と私という四人のメンバーで外出した。それも夜の居酒屋である。私からすると、本当に久しぶりのちゃんと……
-
-
- くらし
- こころ
- エッセイ
特別篇 父の「大丈夫」を引き伸ばす
少し細くなったように見えた父 暑い。暑すぎる。建物から一歩外に出ただけで汗が噴き出しびしょびしょになるし、日傘をささずに5分も歩いたら、太陽に頭を叩かれているよ……
-
-
- からだ
- こころ
- エッセイ
義父から逃げたくて、夏
私は大変疲れている。七月の後半から怒濤のようなスケジュールをこなしてきた。仕事はいつものことだから慣れているけれど、自分の用事以外の用事、それもビッグイベント……
-
-
- からだ
- こころ
- エッセイ
それが一番アカンやつ
今回は、認知症の高齢者介護の現実のようなものに、一歩踏み込んだ内容を書くつもりなので少し気が重いが、先日起きたことを正直にお伝えしようと思う。私はこの数日、こ……
MAIL MAGAZINE
とは
はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう――。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか――手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
「考える人」編集長
金寿煥

ランキング
「考える人」から生まれた本
ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号第6091713号)です。ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら