「たべる」一覧
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素焼きの型で作る、華やかな花もち
島根県松江
ひな祭りもまた、端午の節句と並ぶ桃の節句として、季節になるとさまざまな祝い菓子が作られる。はぜたお米に色づけした砂糖をかけたひなあられがもっとも一般的だが、地……
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タイの町にて葉で包む その2
おかしなたび番外編
タイの地元菓子には甘いココナッツ味が断然多いが、特筆すべきはその食感である。彼らの好む食感は圧倒的にむにゅむにゅ系である。ゼリーよりも弾力があり、寒天よりもや……
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ラーメン店のラーメンライス
いつ前を通っても閉まっているラーメン屋があった。やっていないのではなくて、日々営業している空気があるのに私が前を通る時には閉まっている。私がそこを通るのは月に……
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タイの町にて葉で包む その1
おかしなたび番外編
タイにはこれまで六回訪れているのだが、そのいずれもが南部の島々でのダイビング三昧で、食に対してはほとんど興味をもっていなかった。またそうした島には欧米からの外……
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ようかんって、結局何なのですか?〈ようか……
――これは誰ですか!? 江戸時代の黄表紙、『名代干菓子山殿』(1778)に描かれた「羊羹和尚」です。以前から、お客様に楽しんでいただく仕掛けとして、顔出しパネルなど写真……
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虎屋のようかん、その秘密を知りたい〈虎屋……
どんどん展示をご紹介していきましょう。 次は、虎屋文庫のアーカイブの本領発揮と言えるコーナーです。なかなか社員も見る機会のない古い虎屋商品のパッケージを今回は出……
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虎屋文庫は、今日も和菓子です〈ようかん情……
――「虎屋文庫」とは、どういうところですか? 1973年に創設された、株式会社虎屋の菓子資料室で、現在は7名のスタッフが在籍しています。史料の収集・保管を行っており、大……
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三九郎とまゆ玉
長野県松本
年の初め、小正月と呼ばれる一月の十五日前後は各地で初市が立つ日である。その日私は長野県の松本で毎年行なわれるあめ市に行き初飴を買い、夕方になってそろそろ帰ろう……
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回転寿司の寿司
回転寿司を食べてきた。1人で行くのは初めてだ。回転寿司というのは、寿司がレーンを回っていたり注文した寿司が自分の真ん前で止まったりするというギミックにどうやっ……
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賃餅の話
福島県白河
毎年、歳末からお正月にかけては日本中がお餅の国になる。一昨年は三重のお餅を観察したが、昨年の晦日もまた異なるお餅に出会ったのであった。 「これより陸奥(みちの……
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西表島 その2
おかしなたび
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西表島 その1
おかしなたび
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ブライアントパークでピタサンド
11月末にアメリカへ行った。小説が英訳されアメリカで出版されたのを記念して国際交流基金という団体が招いてくださったのだ。成田から約12時間半でボストン、2泊してニ……
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『とみい』のクッキー
千葉県松戸
『とみい』のお菓子は昔から懇意にしていただいている作家の奥様からいただいて知った。いただいたのは「新松戸三丁目」という焼菓子で、シンプルな銀色の缶に入った三種……
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タピオカ屋のタピオカ
休日に市内を歩いていたらたくさんの人が並んでいるのを見かけた。なんだろうと思ったらタピオカ屋の行列だった。折りたたまれたような四角形を成していて、最後尾には警……
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休日は力餅
和歌山県和歌山
仕事で和歌山市に行った折り、私が甘いもの好きだと知った街の人は、誰もが皆、男の人も女の人も「それなら『力餅』に行くといい」と口を揃えて言った。 『力餅』は関西……
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東京駅であんみつ
久しぶりに泊りがけで東京へ行った。新幹線で4時間、本を読もうと思っていたが手に持ったままで大半寝た。徒歩移動も乗り換えもグーグルマップなしではおぼつかないくせ……
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稚内 その2
おかしなたび
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稚内 その1
おかしなたび
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町中華の中華丼
用事があって、目的地を設定したグーグルマップを頼りに歩いていた。地元の、別に家からそう遠くないし車で通り過ぎたことも多分あるのだが降りて歩いた覚えはないあたり……
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八丈富士と牛乳せんべい
東京都八丈島
東京湾の沖合に点々と浮かぶ伊豆諸島。東京からみると8番目に遠い島、羽田から飛行機なら1時間だが船で行けば一晩かかる八丈島には、八丈富士という山がある。標高854m……
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古都の菓子箱
奈良県奈良
お菓子を買うときに気になるのはその包みである。ふだんづかいのおまんじゅうやおだんごは小さな紙袋に入れてもらうだけで充分なのだが、老舗の和菓子店の店頭で、意匠を……
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別府冷麺
用事があって別府へ行った。別府には子供のころにも来たことがある。地獄めぐり、泥色の大きなあぶく、赤い湯青い湯もあった。大きな鬼の像が真剣に怖かったから幼稚園児……
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飯田 その2
おかしなたび
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MAIL MAGAZINE
とは
はじめまして。2021年2月1日よりウェブマガジン「考える人」の編集長をつとめることになりました、金寿煥と申します。いつもサイトにお立ち寄りいただきありがとうございます。
「考える人」との縁は、2002年の雑誌創刊まで遡ります。その前年、入社以来所属していた写真週刊誌が休刊となり、社内における進路があやふやとなっていた私は、2002年1月に部署異動を命じられ、創刊スタッフとして「考える人」の編集に携わることになりました。とはいえ、まだまだ駆け出しの入社3年目。「考える」どころか、右も左もわかりません。慌ただしく立ち働く諸先輩方の邪魔にならぬよう、ただただ気配を殺していました。
どうして自分が「考える人」なんだろう――。
手持ち無沙汰であった以上に、居心地の悪さを感じたのは、「考える人」というその“屋号”です。口はばったいというか、柄じゃないというか。どう見ても「1勝9敗」で名前負け。そんな自分にはたして何ができるというのだろうか――手を動かす前に、そんなことばかり考えていたように記憶しています。
それから19年が経ち、何の因果か編集長に就任。それなりに経験を積んだとはいえ、まだまだ「考える人」という四文字に重みを感じる自分がいます。
それだけ大きな“屋号”なのでしょう。この19年でどれだけ時代が変化しても、創刊時に標榜した「"Plain living, high thinking"(シンプルな暮らし、自分の頭で考える力)」という編集理念は色褪せないどころか、ますますその必要性を増しているように感じています。相手にとって不足なし。胸を借りるつもりで、その任にあたりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
「考える人」編集長
金寿煥

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